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伯父が男児の6千万円横領  赤ちゃんポストに預け遊興!

2011-08-10 10:11:43 | 成年後見(人)関係の事件簿
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伯父が男児の6千万円横領  赤ちゃんポストに預け遊興
 熊本市の慈恵病院「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)に預けた男児の口座から約6千万円を着服したとして、埼玉県警が業務上横領の疑いで、同県熊谷市在住の伯父(49)を書類送検していたことが9日、県警への取材で分かった。

 送検は5日付。県警によると、2004年4月、男児の30代の母親が交通事故で亡くなり、実の兄である伯父が未成年後見人に選任された。

 男児の口座には、母親の生命保険金などが入金されていた。伯父は06年夏、複数の口座から1日で計約6千万円を引き出し着服。全国を転々としながらボートレース(競艇)などのギャンブルや生活費に使ったという。
(2011年08月09日 岩手日報)

最悪の事件だ
東日本大震災で未成年後見人の活用が期待されているが、水を差すようなタイミングの悪い事件であり報道だ。
東日本大震災後に、未成年後見も含め、成年後見制度の利用が増えるのではないか?と期待されたが、相談案件こそあれ、震災にかかわる案件はゼロだ。残念だ。
よほど、即効性のない、使い勝手の悪い制度であることが証明された感じだ。
法務省や家裁も成年後見制度を使わないと解決できない案件について、利用者、国民目線で対応してほしいと願う。
一方、厚生労働省は、高齢者、障がい者の実情に合わせて成年後見制度利用の促進を文書で呼びかけているが空振りだ。施設や保護者・親族も、まだ必要性を感じていない気がする。制度利用すると安心感はあるだろうが、お金の使徒などに融通がなく自由がきかない制度だと理解している方が多い。
いまだに施設が代行している実情は変わらず、信頼が固いので現状維持の状態である。
弱い立場の方の権利擁護が目的であるが、縦割り行政の狭間で右往左往し、先行き不安だ。




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2 コメント

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同感です。 (y.k)
2011-08-24 17:38:55
私もこのニュースをみて、衝撃を受けました。

私は現在東京で成年後見人をしていますが、被災地では後見的な支援が必要な方が増えていないか気にかけておりました。
でも、そのような現状なんですね。

震災後の厚労省が出した成年後見制度利用促進の通知も、たしかに空振り感があり・・・。

何かできることがないか、考えています。
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Unknown (きむら社会福祉士事務所)
2011-08-25 12:48:44
コメントありがとうございます。

後見制度はこれから・・と淡い期待をしつつ辛抱強く待つしかないのか。
「独立型・開業」の仲間は、他の仕事を見つけなければいけません。
成年後見活動にこだわりを持つ社会福祉士や開業仲間を増やしたいのですが…残念!

いろいろな分野の仕事をこなせる専門職、社会福祉士の育成が求められるのでしょうが・・・・納得できない所もありますね。

仮設住宅などで暮らす方々を個別的に訪問する活動が大切だと思っています。

今後とも宜しくお願いします。
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