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特養 7割で看取り 終末期迎えた高齢者!

2008-04-16 10:35:37 | 介護保険制度って!なに?
中田(中)2勝、石川(ヤ)3勝、小野(ロ)1勝、岩瀬(中)5S
「特養 7割で看取り 終末期迎えた高齢者!看取りを行う特養ホームの取り組みの指針」
 終末期を迎えた高齢者の看(み)取りを行う特別養護老人ホームが増えている。「住み慣れた施設で最期を迎えたい」という入所者や家族の要望に対応した取り組みで、平成18年4月に新設された「看取り介護加算」が後押ししている。今年3月末時点で看取りができる体制を整えたのは、県内の66施設のうち49施設と七割を超えた。医療体制が十分ではなく、以前は消極的だった施設でも、看取りへの取り組みが広がっている。

 高齢者の生活の場である特養ホームは、常勤医の配置が義務付けられておらず、病院に比べ看護師も少ない。このため、多くの施設が看取りに慎重だった。医療経済研究機構(東京)の17年の調査では、終末期を迎えた入所者を「施設内で看取る」と答えたのは19・4パーセントにとどまった。「他の病院などに移す」は54・9パーセントだった。

 一方、特養ホームでの看取りを望む高齢者や家族が増えている。

 県老人福祉施設協議会の沢恭次会長は「入所者や家族が、病院ではなく、住み慣れた場所で自然な死を迎えたいと考えるようになり、施設側の体制づくりも進んでいる。看取りを行う特養ホームはさらに増えるだろう」と話す。

 県によると、今年3月現在、県内にある特養ホーム66施設のうち、看取り介護加算を得るために必要な医療などの体制を整え、届け出たのは46施設。看取り介護加算の届け出はしていないが、体制づくりを終えたのは3施設となっている。

 南砺市理休(城端)の特養ホーム「きらら」は嘱託医に協力を取り付け、18年秋に看取りの指針を策定。17年度以前は看取りをほとんど行っていなかったが、19年度は12人を看取った。

 富山市水橋新堀の特養ホーム「しらいわ苑」も積極的に取り組む方針。鹿熊静枝生活課長は「看取りを希望する家族の気持ちにできるだけ応えていきたい」と話している。(2008年04月07日全国紙地元版)

今、「成年後見人」としての最大の悩みは、「身元引受人にはなれない事」「医療同意できない事」が上げられる。一人暮らしで、身寄りのない認知症高齢者の場合の支援に苦慮している。こうした「看取りの同意」に関しても、説明だけは聞くが同意はできない施設側や病院側では、いざという時に、とても頼りなく、機能しない成年後見制度だと思っているのではないか?民法で「扶養義務者」と定めていても介護や入院などとなると敬遠される関係修復のため努力し、お願いするが断られる。あらゆると努力をしても、疎遠でこうした関係も全くない場合に機能するような制度にして頂きたい。「看取り」とは?嫌なイメージ、響きがあるが、現実には早急な判断が求められている。人の「尊厳」と対比されるが、長い人生を孤独で暮らしてきて、最後のところで皆様に見守られて「看取られる」現実もあることを考えると、大切な課題である
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