夢の実現へ きむら社会福祉士事務所

独立型社会福祉士事務所を続け、地域&在宅医療の重要性を訴え、あきらめず!岩手県の医師充足度ワーストワン汚名を返上したい!

元・ホームヘルパーへ不当利得返還の提訴が!

2006-05-11 10:25:04 | 盛岡・元ホームヘルパー準詐欺事件
ラロッカ(ヤ)12号、石川(ヤ)4勝!新庄(日)6号

昨日、朝日テレビ系”スーパーモーニング”で「成年後見人」の解説がありました。短編ドラマ風にまとめられ、姪が叔母から将来のことを心配して「成年後見人」になってくれないか?と依頼を受ける。姪や夫・娘がはじめて聞く言葉に驚き「成年後見人」って何なの?・・という設定。大沢弁護士が詳しく解説していました。任意後見制度を主とした内容でしたが、法定後見についても説明がありました。限られた時間内での紹介でしたが、今後も映像や新聞等々で国民に啓発・浸透を図る必要があると思います
今や地元紙だけしか取材されていません。
「元ヘルパーによる準詐欺事件」の続報です。私も新聞等でしか情報が入りませんが、久々の記事でした。内容は、被害にあった遺族3人が、元ヘルパーの被告女性(54歳)=準詐欺などで起訴済みを相手に約5500万円の不当利得返還を求め、盛岡地裁に提訴しました。財産管理能力の低下した高齢者の財産をはく奪する不法行為と主張、返還を求めたものです。更に遺族は、「今後、認知症の高齢者が同様の被害を受けることを防ぐという啓発の思いも込め、提訴した」とコメントしています。続けて新聞記事は”刑事事件では、同被告は計約1億500万円を騙し取ったなどとして準詐欺と窃盗の罪で起訴された。盛岡地裁で、初公判前に検察、弁護側双方が非公開で証拠を開示し争点を明確ににする「公判前整理手続き」が進められている。”とあります。
こんな大事件なのに情報が少ないため、やや風化の兆しが見えます。私も福祉・介護・専門家研修などに参加しますが話題すらなりません。岩手県も少ない予算で施策を提案しましたが盛り上がりに欠けています。この手の事件は、被告の自供がすすまない、真実のところを明らかにしないと解決しないのでしょうか。金融機関や関係者等も協力して早く真実を解明していただきたいし、それに基づいて対応策をしっかりと検討する必要があると思います。この事件!軽く見られているように思えてなりません。そして、再発防止のために認知症高齢者、障害者等をサポートする体制を整備していただきたいと思います。特に行政には地域福祉権利擁護事業や成年後見制度の啓発・啓蒙を積極的にやっていただきたい
コメント
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