銀幕大帝α

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グレタ GRETA

2020年09月06日 16時42分09秒 | 洋画サスペンス
GRETA
2018年
アイルランド / アメリカ
98分
サスペンス
劇場公開(2019/11/08)



監督:
ニール・ジョーダン
『ビザンチウム』
製作総指揮:
ニール・ジョーダン
脚本:
ニール・ジョーダン
出演:
イザベル・ユペールグレタ
クロエ・グレース・モレッツフランシス
マイカ・モンローエリカ



<ストーリー>
フランシスは地下鉄の座席に誰かが置き忘れたバッグを見つける。持ち主の未亡人・グレタの家までバッグを届けたフランシスは、年の離れた友人としてつき合うようになるが…。


拾っちゃいけない 届けちゃいけない

―感想―

険しい顔をしながら演説する環境活動家の話ではない。
恩を仇で返すサイコパス女が爆誕する作品である。

クロエちゃんが出ているちゅうことでクロエちゃん目的で借りたのだが、これが予想外にハラハラしながら観れて面白かった。
兎に角、イザベル・ユペールが演じたグレタという女がキチガイ過ぎて観ている俺さえもドン引き。
高級レストランで大暴れする場面が中盤での最大の見所やろなあ。

このグレタというサイコパス女の異常性が垣間見れるシーンがこれやろね。

あと、殺人ダンスも。


(実の娘の様に)監禁されて強引にピアノレッスンを受けさせられる少女がクロエちゃん。
てっきりバカンスに出かけていたと思っていたルームメイトと親父さんが、実はそれは大きな誤りというのに気付き大慌て。
何処にいった?て当然そうなる訳で、親父さんは凄腕の名探偵を雇う。
流石名探偵なだけあって、良い所まで行ってたんだけどねえ、グレタの先回りの方が上だったて事で、上記の殺人ダンスへと繋がる。

となると、誰が助けに来るのかとなる訳だが、まさかの人物!
勇気あるなあと感心するのと同時に、クロエちゃんを死ぬまで探し回っていた、そんな風な心優しき行動に、ちょっと俺、胸が熱くなった。
大事なのは亡くなった母ではない、現実に今も生きていて一緒に泣いたり笑ったり出来る心通じ合える人。

最後、閉じ込めた箱の鍵としてエッフェル塔の置物を代わりに刺すのはグレタにとっては屈辱的というか皮肉めいていると言うか、ニンマリする良いオチだった。
サイコパスが強烈だと本当に盛り上がる。
勿論、ストーカーされるクロエちゃんの恐怖顔なんかを観てても「どうにかしてあげて!」と我々の気持ちを不安の方向へと揺るがしてくるので、常に目が離せない。
どうする、どうなる、どう決着する?
先の読めなさも手伝って、ここ最近のサスペンスものでは上位に値する映画でした。

今作の可愛いクロエちゃん図鑑

髪型とかファッションにも注目して貰いたい。
場面毎に衣装が変わって、その都度可愛さ的な雰囲気も一新されるから、そういう意味でもクロエちゃんファンは楽しめるはず。
シーンの状況によっては表情も豊かにそのシーンに対して合わせてくるので、クロエちゃんを愛でるにはもってこいな1本でしょ。

評価:★★★★
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