
2019年
日本
120分
ドキュメンタリー
劇場公開(2019/07/05)

監督:
岩下力
企画:
秋元康
撮影:
岩下力
出演:
乃木坂46

<ストーリー>
結成から7年目を迎えた2018年9月、西野七瀬の口から自身の卒業が明かされた。エースの卒業に戸惑うメンバーたちの心の葛藤と成長を、これまでにない親密な距離感で映し出す。
―感想―
日本
120分
ドキュメンタリー
劇場公開(2019/07/05)

監督:
岩下力
企画:
秋元康
撮影:
岩下力
出演:
乃木坂46

<ストーリー>
結成から7年目を迎えた2018年9月、西野七瀬の口から自身の卒業が明かされた。エースの卒業に戸惑うメンバーたちの心の葛藤と成長を、これまでにない親密な距離感で映し出す。


「シンクロニシティ」は乃木坂が出した歴代のシングルの中でも5本の指に入る名曲だと個人的には思っている。
ただ「ハモれ」の部分は一時ずっと「あのね」だと思い込んで聴いていた。
これは流石にハズイ。
それはさておき、乃木坂としては2作目となる本ドキュメンタリー映画だが、控えめに言っても面白くない。
多くの方が指摘している様に何を伝えたいのかさっぱり分からないのだ。
途中何度か寝落ちしそうになりながらも何とか観れた2時間で感じたのは、西野七瀬と齋藤飛鳥のプロモーション動画。
淡々と2人の姿をストーカーみたいに追い続け撮っているだけ。
そこに感動はあったのか?
ない。
対象の人物をカメラで撮って、「目標はなんですか?」だけ聴いてインタヴュー終了なら俺でも出来る。
そこはもっと深く、本人も戸惑うような切り口で一問一答をせえよと。
中盤までは西野七瀬にスポットライトをあてている。
そこから他のメンバーへと切り替わるのだが、何故か又、西野七瀬が登場するのだ。
その件、終わらせたんじゃなかったのか。
しつこく引っ張り過ぎ。
こういうのを含め、全体的な構成に纏まりがなく、又必要に感じないシーンも入れている為、作品としてのバランスが無茶苦茶。
終わりよければ全て良しとも言うが、本作に関しては終わり方さえも観る側からしたら「もうこれでええやろ」的な感覚でいい加減に締めている様な風に捉えてしまう。
冒頭で「彼女ら(乃木坂)の事は全然知らないまま撮り始めた」とテロップで流れるが、結局ラストまで「知る事が出来ないまま」カメラを止めてしまった、そんな作品。
ある程度、ドキュメンタリーにはハプニングがあってもいいものだし、それを期待する人も居るだろうけど、本作に限っては順風満帆なメンバーの姿しか撮っておらず、そんなの見せられて何がおもろいねん、と。
上映時間は120分だが、間違いなく数倍もの長さの映像を撮っているだろうに、もっと観客の心を突き動かす場面は無かったのかと疑問に思う。
一つでも印象に残るものがあれば感想も違ってくるだろうが、私にはそれがこのドキュメンタリーにあったのか分からなかった。
何人かは涙を流す姿を映していたが、その涙の意味さえも説明がないので、内容に感情移入など出来るはずもない。
前述したように西野七瀬と齋藤飛鳥のプロモーション動画なので、他のメンバーのモブ感が凄まじい。
こんな内容で「乃木坂のドキュメンタリー」ですと紹介されても戸惑うだけだし、俺が上役だったら「Documentary of七瀬と飛鳥と愉快な仲間達」にした方が良いんじゃないのか?と皮肉りたくもなる。
監督は後で編集したのを観て、これならファンもファンじゃない人も納得してくれるだろう、と強く確信したのだろうか。
もしそうであるならば、才能が無い、これに尽きる。
そうじゃなかったら、お蔵入りする決意も時にはあるべきで、それが腐ってもプロですよ。
岩下力という名の監督さんですが、名前負けしてるよね、演出の力強さを発揮出来ていないのが残念です(そもそもその力強さを持っている方なのかは知りませんが)。
これまでAKBG、坂道のドキュメンタリー映画は全部観てますが、過去最低の出来でした。
現時点での私の乃木坂の推しメン
1推し:生田絵梨花
2推し:生田絵梨花
3推し:生田絵梨花
もうね、生ちゃん卒業しちゃったらどうなるねんて話ですわ。
けど、このドキュメンタリーに出てきた与田て子が気になりました。
あしゅも好きちゃあ好き。
でもやっぱ、生ちゃんしか目に入らないなあ。
評価:★★☆

19/12/28DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2019-12-25
メーカー:ソニー・ミュージックレーベルズ
関連作:
『悲しみの忘れ方 DOCUMENTARY of 乃木坂46(2015)』(第1弾)
『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46(2019)』(第2弾)
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