銀幕大帝α

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億男

2019年05月10日 11時10分37秒 | 邦画ドラマ
2018年
日本
116分
ドラマ/コメディ
劇場公開(2018/10/19)



監督:
大友啓史
『3月のライオン 後編』
原作:
川村元気『億男』
脚本:
大友啓史
主題歌:
BUMP OF CHICKEN『話がしたいよ』
出演:
佐藤健一男
高橋一生九十九
黒木華万左子
池田エライザあきら
沢尻エリカ十和子
北村一輝百瀬
藤原竜也千住



<ストーリー>
兄が残した3,000万円の借金を抱える図書館司書の一男は、ある日突然3億円の宝くじに当選。ところが、大学時代の親友で億万長者の九十九に金を持ち逃げされ…。

お金とは何か? 幸せはどこか?

―感想―

覚えやすいとかそういうのは関係なく、お金に関する話だからと主要人物の名前に数字を付けるという安直な考えは個人的に余り好きじゃない。
例えば過去にホラー作品の一つにホラー監督の名前をキャラに色々付けた映画があったけれど、あれは馬鹿馬鹿しいコメディだったからまあなんとなく許せるものがあったが、これは意外と真面目やん。
キーパーソンの2人、一男と九十九は足して100になるという物語の中では意味のある名前となっているから良いとして、他は取って付けた様で、そんなに次々と名前に数字が入った奴が現れんだろうがて不自然さに腹が立つ。
そこまで拘るてのなら、だったら何であきらだけあきらなんだよ、徹底しろよと逆に思うんだよね。
そんな人によってはどうでもいいことに神経尖らせてしまう俺は気難しい人間なのか?(なのか?て誰に聞いているだよ(笑)知らんがな)

で、映画の内容も屑男がわらわらと出てくるものだから、イライラからくる貧乏ゆすりが止まらない。
お金取られたのなら警察に行けよ、「絶対返って来る」その変な自信は何処から来るのか、単にお前がお人好しなだけだろ。
という疑問を回想シーンで答え合わせするてのがお味噌汁。

絶対に金を持ち逃げした九十九を一ミリも疑わなかった理由、そこからくるラストでの救い。
この二つが無ければ駄作にしてたよマジで。

一男は我慢を貫いた事が功を奏して見失っていた本当の「幸せ」を最後に掴んでいたけれど、観客も同じく展開に我慢する事でかけがえのない唯一の友人・九十九の「温かさ」に感動を得られるのかもしれない。

お金で買えない価値がある・・・プライスレス!

どこぞのCMじゃないけど、この名言に尽きる。

評価:★★★
19/05/09DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2019-05-08
収録時間:116分

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