銀幕大帝α

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線は、僕を描く

2023年04月01日 15時16分56秒 | 邦画ドラマ

2022年

日本

107分

青春/ドラマ

劇場公開(2022/10/21)

監督:
小泉徳宏

『ちはやふる -結び-』

原作:
砥上裕將『線は、僕を描く』
脚本:
片岡翔
小泉徳宏

主題歌:
yama『くびったけ』

出演:
横浜流星・・・青山霜介
清原果耶・・・篠田千瑛
細田佳央太・・・古前巧
河合優実・・・川岸美嘉
矢島健一・・・国枝豊
夙川アトム・・・滝柳康博
井上想良・・・笹久保隆
富田靖子・・・藤堂翠山
江口洋介・・・西濱湖峰
三浦友和・・・篠田湖山

<ストーリー>

大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。巨匠・篠田湖山に声を掛けられ、水墨画を学び始めた霜介は、初めての水墨画に戸惑いながらもその世界に魅了されていく。

涙をぬぐい、心を描け――

―感想―

「おかえり」

こんなにも優しい「おかえり」があるだろうか。

どういう顔をすればいいのか、先生はこちらを見て受け入れてくれるのだろうか、多少なりとも不安があっただろう。

そんな不安を払拭させる言葉一つの中に表情と声のトーンの柔らかさも加わった事で、一気に気持ちが救われたのは誰が観ても明らか。

そして心持が切り替わり、引き締まった故に、2人は名誉ある賞を取るまでに精進するのだから、如何に先生てのは弟子や生徒の考え、精神面をくみ取れるのかが、ここのシーンだけでも十分に伝わってくる。

演出の上手さは当然ながら、先生を演じた三浦友和の丁寧な演技には舌を巻かされた感じだった。

作品に対しての第一印象としては「綺麗な映画」。

『ちはやふる』の時と同じ様な感触。

多分に、監督を務めた小泉徳宏は、芸術を取り扱った映画を撮るにあたって、如何に鑑賞者を嫌な思いへとさせないか、そこの所をきちんと考慮しながら物語のピースを組み合わせているのではないだろうか。

要するに得意とする分野。

原作小説を映画化する際に、監督として小泉徳宏に任せたのは有能とも言える。

誰も嫌いにはならない真っ直ぐに生きるそれぞれの登場人物=配役の巧みさも手伝い、見事なまでに「綺麗な映画」へと昇華し、それらが良い塩梅にスパイスされた事で、感動的にも描かれていた。

未経験者の青年がそう短期間で賞を取れるまでになるのか?僅かな疑問を抱く大味な展開ではあるものの、映画としては下手に長尺ともならず丁度いい形として纏められている。

江口洋介は先生の身の世話をするだけの只の使い走り(笑)なのかと思っていたら、まさかのとんでもない方で、正直あそこはびっくりした。

今作の美女図鑑

『ちはやふる』、又は『3月のライオン』ではおぼこい感じだったけど、もう立派な大人の女優さんになった清原果耶ちゃん。

あどけなさが抜けて端麗な顔立ちになったよね、美人。

評価:★★★☆

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