銀幕大帝α

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サイコ・ゴアマン

2022年06月08日 10時18分47秒 | 洋画ホラー

PG (PSYCHO GOREMAN)

2020年

カナダ

95分

ホラー/特撮/コメディ

PG12

劇場公開(2021/07/30)

監督:
スティーヴン・コスタンスキ

『ファーザーズ・デイ/野獣のはらわた』

製作:
スティーヴン・コスタンスキ

脚本:
スティーヴン・コスタンスキ

編集:
スティーヴン・コスタンスキ

出演:
ニタ=ジョゼ・ハンナ・・・ミミ
オーウェン・マイア・・・ルーク
アダム・ブルックス・・・グレッグ
マシュー・ニネーバー・・・PG

<ストーリー>

地中に封じられていた残虐宇宙人が偶然、少女・ミミの手によって復活する。残虐宇宙人は殺戮を始めようとするが、ミミに自身を操ることができる宝石を奪われ…。

残虐宇宙人襲来!
地球の未来は少女の手に託された――

―感想―

凶悪な悪魔を手懐けるのが「大人しくも可憐な少女」ではなく「クソガキ」だってのが説得力があり、クソガキじゃなかったら成立していない話なんだよなあ。

このクソガキに好感が持てるか否かで大分作品自体への好みも変わるのだが、所詮クソガキに過ぎないので俺的にクソガキは嫌いだから、まあぶっちゃけ余り彼女に対しては楽しくは見れなかった。

どっからどう見てもゴアマンよりも‟サイコ”しているミミの、その歪んだ性格の酷さ。

兄貴はまともなのに、妹はどうしてこうなった(多分親父の責任)。

こいつ将来、ろくでもない女になるで絶対。

しかし、一体俺は何を観ているんだ、いや、何を見せられているんだ、と(笑)。

特撮物にゴアさが加算された作品ではあるが、そのゴアさよりも緩々な展開の方にどうしても印象が傾いてしまい、苦笑いすればいいのか素直に笑えば良いのかリアクションに困る困る。

二手に分かれてドッヂボールし始めた時は、もう緊張感もへったくれもねえなと。

但し過激映像集団「アストロン6」メンバーの一人が監督しているだけはあって、無駄にグロイ描写がたまーに出てくる時は正直にやけた、造りが綺麗過ぎず汚さ過ぎずで絶妙なんだわ。

80年代の特撮ビデオとスプラッタービデオを観て育った少年が脳年齢そのままでおっさんに成長して監督になり、ある程度製作費の予算組めたらこういう変態チックな、良い意味でまともじゃないバカ映画を撮ってしまうのだろうね~。

LOVEはPEACEを生むとは言うけれど、LOVEがWARを生む本作を観るに限り流石「アストロン6」だと変に納得した。

最後の最後まで唯一悪魔に名前を覚えて貰えなかった兄貴が不憫だ、強く生きろよ兄貴!

評価:★★★

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