
NIGHT OF THE HUNTED
2023年
アメリカ/フランス
95分
サスペンス/ホラー
PG12
劇場公開(2024/02/23)
監督:
フランク・カルフン
『マニアック』
製作:
アレクサンドル・アジャ
脚本:
フランク・カルフン
出演:
カミーユ・ロウ・・・アリス
<ストーリー>
不倫相手である同僚との密会後、アリスは家路を急いでいた。深夜、人里離れたガソリンスタンドに立ち寄ったアリスは、突然狙撃され…。
息もできない
―感想―
ガソスタに足止めされ、謎の狙撃手に狙われる女性の姿を描いたワンシチュエーションホラー。
これ、オリジナル版があったのか。
しかし、よう喋る犯人やな。
ずっと喋っているやんけ。
こういうのは寡黙な犯人の方が何を考えているのか分からない不気味さが出て良いと思うんだけど。
それと犯人の意図というか目的そのものもまるで見えてこない。
多分、先に殺されていたガソスタの女性店員が本来の標的であって、後から来た主役のアリスとか他の客は警察に通報されない為の口封じ?
でもそれだと、アリスと不倫相手が乗っていた車がガソリン漏れしてたのは何でだ?と辻褄が合わない。
遠方の巨大看板から的確に狙撃して、アリスの行動を封じていく手段はそれなりに緊張感はあったが、何故に最後、のこのことガソスタまでやって来たんだ犯人は。
そんなん俺を殺してくださいて言って来ているようなものやん。
ずっと狙撃していて、アリス側が裏をかき、犯人に近付く、そっちの展開に俺は期待したし、来るより行った方が違和感無いと思ったのだが。
で、のこのことやって来た覆面マスク着用の犯人をアリスが返り討ちにしちゃうのだけど、「顔を見せろ!」と言いながら、その顔を潰しちゃったら意味無いじゃない。
結局、オマエ誰やったんや、てなるやん?
後、後半で幼女をアリスが保護するのだが、事が全部終わったらほったらかし。
幼女がトコトコと道を歩いて行くシーンでエンドロールが流れ出し、アリスもどうなったのか分からず仕舞い。
なんだかなあ、全体的に中途半端なんだよね。
こんなモヤモヤした形で終わってしまったら、ちょっと流石に面白かったとは言い難いわな。
籠城する場所がガソスタにある売店なので物資には困らないてのはアリスとしては好都合ではある、けどもゴルフ用傘で防壁作るのは効果ないでしょ(笑)。
評価:★★☆
24/08/11DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-08-02
メーカー: トランスフォーマー
関連作:
『シャドウ・スナイパー(2014)』(オリジナル)
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