
STONE
1974年
オーストラリア
99分
アクション
劇場公開(1981/02/07)

監督:
サンディ・ハーバット
製作:
サンディ・ハーバット
脚本:
サンディ・ハーバット
出演:
ケン・ショーター:ストーン
サンディ・ハーバット:アンダーテイカー
ヒュー・キース=バーン:トード
ヘレン・モース:アマンダ
ヴィンセント・ギル:ドクター・デス
ビンディ・ウィリアムズ:キャプテン・ミッドナイト
ジェームズ・H・ボウルズ:スティンクフィンガー
レベッカ・ギリング:ヴァネッサ
ロジャー・ウォード:フックス
レックス・ミッチェル:バリーニ
スーザン・ロイド:タート
デューイ・ハンガーフォード:セプティック
スリム・デグレイ:ハニガン
オーウェン・ウェインゴット:アドラー

<ストーリー>
公園で演説をしていた政治家が何者かに狙撃される。現場近くにいた暴走族“墓堀り軍団”のメンバー“ガマ蛙”に犯行を見られたと思った犯人は、墓堀り軍団メンバーを次々に殺し始める。
-感想-
1974年
オーストラリア
99分
アクション
劇場公開(1981/02/07)

監督:
サンディ・ハーバット
製作:
サンディ・ハーバット
脚本:
サンディ・ハーバット
出演:
ケン・ショーター:ストーン
サンディ・ハーバット:アンダーテイカー
ヒュー・キース=バーン:トード
ヘレン・モース:アマンダ
ヴィンセント・ギル:ドクター・デス
ビンディ・ウィリアムズ:キャプテン・ミッドナイト
ジェームズ・H・ボウルズ:スティンクフィンガー
レベッカ・ギリング:ヴァネッサ
ロジャー・ウォード:フックス
レックス・ミッチェル:バリーニ
スーザン・ロイド:タート
デューイ・ハンガーフォード:セプティック
スリム・デグレイ:ハニガン
オーウェン・ウェインゴット:アドラー

<ストーリー>
公園で演説をしていた政治家が何者かに狙撃される。現場近くにいた暴走族“墓堀り軍団”のメンバー“ガマ蛙”に犯行を見られたと思った犯人は、墓堀り軍団メンバーを次々に殺し始める。


赤み掛かり湾曲した冒頭の目線映像はなんじゃいなと思ってたのだが、やっぱりあの時のヒュー・キース=バーンはラリッていたのか。
演説中の政治家を暗殺した犯人をヒュー・キース=バーンが目撃したが為に、彼が所属する暴走族メンバーが次々に殺され始める。
薬物犯罪課の刑事ストーンは囮捜査としてメンバーに一時的に加入し、彼らと絆を深めながら真犯人を突き止めていくちゅう単純な話なんじゃが、犯人探しよりも“墓掘り軍団”の日常生活に重点を置いた様な内容。
展開的にはそう大して面白くは無いのだが、暴走族に憧れを抱いているバカや、バイク好きな人はそれなりに楽しく観れる部分はあるかな。
バイク集団が道路を占拠しながら走行するシーンは画面的にはカッコ良いし、バイクのエンジンを稼動させるまでのオープニングクレジットは中々に渋い演出。
私は一切バイクには乗った事が無いので仕組みを全然知らないのだが、エンジンを掛けるまでに色々とスイッチなりペダルなりを動かさないといけないみたいやね。
なんか観てて邪魔臭いなと(笑)。
最終的には目撃者だったヒュー・キース=バーンも銃殺され死んじゃうも、同時に犯人をストーンが生きたまま捕まえる事が出来るのだが、その中で「仲間を大勢殺した犯人をこっちに寄こせ」「いや駄目だ!こいつは警察に任せろ」と一悶着が有り、ストーンが銃でメンバーを威嚇した為に渋々彼らは引き下がり一件落着・・・。
そう甘くは無い(笑)。
「いや~良い奴等ばっかりだよ。俺は奴等を大好きになっちゃったな~」
そう恋人に話している最中に“墓掘り軍団”がストーンの家を突然の御訪問。
「やぁ君たち、元気にしてたかい!!」
握手を求めたストーンだったが、1分半後には半死の血塗れ状態でグッタリ。
ボッコボコにされてやんのw
ストーンの一方的な片思いも玉砕。
唐突にストーンの身に降り掛かる非情なまでの“墓掘り軍団”による報復行為には腹抱えて笑ってしまったw
何処が‘マッド’ストーンだよwってね。
‘マッド’なのは暴走族の方やん!て、なんとも素敵なオチですこと。
俺達は仲良しごっこする程御人好し集団じゃねぇんだよ、糞警察が!
そんな感じでしょうかね~。
仲間に対しては義理堅いが、自分達が得をしない事をされると容赦無しの暴走族が主役だけの事はある無惨で儚さ溢れ出るバッドオチと、ストーンが先頭を切ってメンバー皆で海の中へ全裸(男女共に)で入り、はしゃぎ回るシーンが特に印象として残った作品でした。
本作が映画俳優としてのデヴューとなるヒュー・キース=バーン。
彼の姿を順に画像を使って見ていきましょう。

1974年公開『マッドストーン』にてスクリーンデヴュー。
この方、なんとインド人。
オーストラリア人じゃなかったのね。
インド生まれイギリス育ち、そしてオーストラリアで開花。

1979年公開『マッドマックス』での暴走族リーダー、トゥーカッター役で一躍有名に。
狂気に満ちたトゥーカッター役は彼にとっても見事にハマり、ヒュー・キース=バーンとしても代表作の1本となる。
「夜空を見上げる度に思い出せ」は映画ファンの間でも永遠に語り継がれるであろう名台詞。
その後も色々と脇役で映画に出るもパッとせず。
しかし、ようやくまた彼の名を世界中に轟かせる日がやってきます。

それが今年(2015年)に公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でのイモータン・ジョー役であり、まだまだ悪党の演技は忘れちゃいねぇぜ!と、不死鳥の様に蘇り「マッドマックス」ファンを再び熱狂させてくれたのでありました。

現時点では68歳。
素顔は笑顔が素敵なお爺ちゃまです。
評価:★★★

15/10/16DVD鑑賞(新作)


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レンタル開始日:2015-10-14
メーカー:キングレコード
日本では確か マッドマックスのヒットの後に
オーストラリア制作 暴走族つながりで 公開された
ような・・・・
制作はこちらのほうが早いんですね
マッドマックスあとに
オーストラリア映画のバイオレンス作品
出まくりましたよね(笑)
コメントありがとうございます。
日本での公開は「マッドマックス」の後の1981年ですね。
本国ではどうなんでしょう、製作された74年に公開されたのでしょうか。
「マッドマックス」は日本でもヒットしましたから、亜流的な作品がバンバン登場しましたけれども、どれも「マッドマックス」程では無かったってのは、それだけあの作品の完成度が高かったという事なんでしょうねぇ。
コメントありがとうございmす。
セグウェイ(笑)
その発想は無かった!!
想像しただけで笑えてきました。
パロディで誰か作っても面白いかも。