2024年
日本
116分
ロマンス
劇場公開(2024/01/26)
監督:
内田英治
原案:
内田英治
脚本:
内田英治
音楽:
久石譲
主題歌:
Mrs. GREEN APPLE『ナハトムジーク』
出演:
山田涼介・・・沢田蒼
浜辺美波・・・甚内美夏
野村周平・・・北村悠真
古田新太・・・柞田一平
<ストーリー>
声を捨て、毎日をただ生きているだけの蒼は、不慮の事故で視力を失った音大生・美夏と出会う。夢を諦めない美夏に心を奪われた蒼は、彼女をすべてから守ろうとするが…。
そして、愛は動き出す
―感想―
なんじゃいグッドエンドかいな。
そういう所やぞ、日本映画は一辺倒と言われているのは。
再会出来ないまま「僕たちは、これからもお互いの思い出だけを胸に生きていくのだろう」くらいの意外性は見せて欲しいわ。
金持ちのお嬢様と、ゴミ集めの貧乏人青年が釣り合う訳ねえだろ。
つか、ストーカーを正当化したらあかんよね。
主人公の青年は喧嘩した際に負った首の傷が原因で喋れないのか、喋りたくないのか、兎に角台詞一切無しの設定なのだが、序盤での居酒屋シーンでの揉め事で喋ってなかった?と思って後で観返したら、友人の声だった紛らわしい。
まあ俺は浜辺美波ちゃん目当てで借りたので、その点では非常に満足しているけれど、作品自体は正直微妙。
なんか誰に対しても感情移入がし辛いんだわ。
皆好き勝手やってるなあと。
ラストでもヒロインが勝手に探しに来て、見付けた途端に、キス!
はあ?てならん?なるでしょ。
それまで全く相手がどんな顔なのかも知らなかったのに、眼が回復してその顔を初めて観る事が出来た瞬間に、幾ら何でも出会って3秒でキスは有り得へん。
その顔が山田涼介だからキスしたくなったのかもしれないが、稲田顔だったらキスしてたか?て話。
だから俺は逆に、主人公の顔を敢えて醜い方向でストーリーを進めて欲しかったんだよな、その場合どうなってたのか、そっちの方に興味はある。
世の中綺麗ごとばかりじゃねえんだぞと、理想(ドキドキ💕)を否定する現実(うわぁ💦)を物語として綴ってくれた方が映画的にも余程面白い気はするんだけどなあ。
今作の浜辺美波ちゃん図鑑
血塗れ美波ちゃんだけど、ホラー映画じゃないよ(笑)。
評価:★★★
24/07/22DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2024-07-19
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