銀幕大帝α

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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り

2023年07月22日 15時30分18秒 | 洋画アクション

DUNGEONS & DRAGONS: HONOR AMONG THIEVES

2023年

アメリカ

134分

アクション/アドベンチャー/ファンタジー

劇場公開(2023/03/31)

監督:
ジョナサン・ゴールドスタイン
ジョン・フランシス・デイリー

『ゲーム・ナイト』

製作総指揮:
ジョン・フランシス・デイリー
ジョナサン・ゴールドスタイン
クリス・パイン

脚本:
ジョナサン・ゴールドスタイン
ジョン・フランシス・デイリー

出演:
クリス・パイン・・・エドガン
ミシェル・ロドリゲス・・・ホルガ
レゲ=ジャン・ペイジ・・・ゼンク
ジャスティス・スミス・・・サイモン
ソフィア・リリス・・・ドリック
ヒュー・グラント・・・フォージ
クロエ・コールマン・・・キーラ
デイジー・ヘッド・・・ソフィーナ
イアン・ハンモア・・・ザス・タム

<ストーリー>

盗賊のエドガンと相棒の女戦士・ホルガは、超ヴィランに殺されたエドガンの妻を生き返らせ、娘を救うため、魔法使いのサイモンたちとパーティーを組んで旅に出る。

―感想―

思ってた以上にちゃんとRPGしてはるわ。

ミシェル・ロドリゲスがこれまで抱いていたイメージからかけ離れて、どこからどう見ても屈強の女戦士。

ごっつい体になっちまったなあロドリゲス姐さん。

この役作りの為だけに体を改造したと思う事にしておこう(笑)。

ゲーム好きなら多くの人が見聞きしたことはあるであろう元祖RPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を実写化。

題名通りドラゴンも登場するし(デブっているけど)、宝箱開けたら罠だったという俗に言う「ミミック」も再現。

アクションパートもアドベンチャーパートも壮大さと派手さがあって楽しいんだけど、冒険中の会話等がほぼコントに近いてのがユーモアのセンスもあって良い。

常にノリツッコミやっている感じ。

ロドリゲス姐さんが警備兵と戦うシーンなんて、コミックカンフーならぬコミックアクション。

単に剣を振る、魔法を唱えるだけで終わらせず、なんていうかそのどれもに観てて頬が緩んでしまう面白味があるんよね、監督笑かしにきてるな、と。

俺自身が大笑いしたのがここ。

こんなん絶対笑うだろっw

クライマックスで超ヴィランと対峙した際も絶妙な作戦で翻弄し、最期はこれでもか!とフルボッコ。

男が女をボコボコにするのはどうかと思うが、女VS女だからね、その容赦しない痛めつけ具合には痛快、爽快。

パーティ4人がそれぞれの役割をしっかりと果たしているのも、それぞれに見せ場があってワクワクさせられる。

旅の助けとなる道具なり呪文なりがここぞという所で発揮するのは使い方に一切誤りがないので気持ちも昂っちゃう。

それに笑いを付け足されているから尚更感触として良い、監督の巧みな演出がものを言った結果だろうね。

個性的なキャラクター達に埋もれず厭らしさ全開な権力者を演じたヒュー・グラントの好演も光っていた。

夫の傲慢さによって妻が命を落とし、それを悔いて再び生き返らせる為に、離れ離れになっている娘を救い出す為に復活の石板を求めて旅に出るという王道的なストーリー。

小難しい事は何もない。

素直に冒険を一緒になって楽しみ、家族愛にも触れられれば十分満足度を得られる作品だろう。

ま、過ごした時間の長さを考えれば、生き返らせる人物はそっちになるだろうね、別にその選択おかしくはない、自然的な流れで納得の範囲内だし俺も嬉しい。

それよか誰か5つ目の質問してやってよ、あいつずっとあのまんまだぞ(笑)。

評価:★★★☆

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