銀幕大帝α

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キリング・サラザール 沈黙の作戦(ミッション)

2017年04月07日 20時25分04秒 | 洋画アクション
KILLING SALAZAR
アメリカ
99分
アクション
劇場未公開



監督:
キオニ・ワックスマン
『リターンド・ソルジャー 正義執行人』
製作:
スティーヴン・セガール
製作総指揮:
キオニ・ワックスマン
脚本:
キオニ・ワックスマン
出演:
スティーヴン・セガールジョン・ハリソン
ジョルジュ・サン=ピエールブルーノ・シンクレア
マルティーヌ・アルジャンアマンダ・チャベス
ダレン・E・スコットスコニー
マッシモ・ドブロヴィッチマッシモ
ルーク・ゴストム・ジェンセン



<ストーリー>
麻薬捜査官のハリソンは、国際的なドラッグカルテルのボス・サラザールのアジトを突き止め、制圧することに成功する。しかし、ハリソンにより殺害されたかと思われたサラザールはまだ生きており…。

-感想-

オヤジと良くコンビ組んで映画撮っているこの監督さん、「沈黙」シリーズの中では割とマシな作品が多い。
今回観たこの作品も個人的には面白かった。

ゴスを尋問しているシーンとサラザールを護衛しているシーンを交互に繋ぎ合わせた内容で、何故その様な形を取っているかというと、ホテルでの護衛で裏切り者が居たてのをゴスだけが知る事となり、それをオヤジが誰なのかを聞き出そうとしている為で、視聴者も状況を一緒になって追いながら探り当てる楽しみを与えてくれている。

それとドラマ性よりもアクション性に力を入れており、5割以上は銃撃戦を繰り広げているてのは退屈を緩和し、又グロい場面を入れる事で普通のガンアクションで終わらせていないのが印象的に良い。

主役を大っぴらに置いてないのは演出としてはユニーク。

意外と出番は与えられていたが、間違いなくオヤジが主役ではない。
ただ糞強いのは変わりないが。

護衛チームの隊長。
こいつがオヤジとは逆に糞弱い。
よくこの程度のスキルで隊長を務められたなて思うほどに弱過ぎ。
敵のハゲにボコボコに殴られた挙句、体術で絞め殺されるのだが、オヤジが相手にすると真逆の結果。
でも何度か床の上にオヤジが倒されていたのは予想外の姿を観れてちょっと驚いた。

活躍の場が一番あるのがゴス。
まあ彼が本作での目立ってたさん、かもだが、いやいやそれだともう一人いるぞ。

役に立たない護衛チームを自分から先導し出すサラザールだ。
ショットガン片手に暴れまくってた。

となると表の主役はゴスで、裏の主役はサラザールだろうなぁ。

で、最後は護衛チームの女隊員を人質に取り、ゴスに笑いかけて颯爽と逃げ去ってしまうんですけども、この時のシーンが、セガールが欲していた裏切り者が一体誰だったのかのヒントが映し出されているという訳。

上記画像と、更に上のゴス画像、2枚に映っている人物が最重要で、サラザールが逃げる為に手を貸した協力者が誰かをラストにてオヤジと共に確認出来る事となる。

オヤジから貴重な情報を聞き、いっぱい食わされたと地団太を踏むゴスのしてやられたの顔がなんとも滑稽だった。

中々捻りを利かせた凝ったストーリーになっていたと思うよ。
残酷性の高いアクションとおねえちゃんの巨乳ばかりに目を奪われていると、ゴス同様に騙されるかも、よ?

評価:★★★☆
17/04/07DVD鑑賞(旧作)
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