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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
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デッドハング

2015年03月18日 20時00分17秒 | 洋画サスペンス
FREE FALL
2014年
アメリカ
90分
サスペンス/アクション
劇場公開(2015/01/10)




監督:
マレク・アッカド
製作:
マレク・アッカド
出演:
セーラ・バトラー
D・B・スウィーニー
マルコム・マクダウェル
イアン・ゴメス
アダム・トメイ
ジェイソン・ブレア




<ストーリー>
大手証券会社に勤めるジェーンは、社長が資金を不正運用している証拠を掴む。内部調査官のフランクに報告するが、彼は社長に雇われた殺し屋だった。

-感想-

私が好きな限定空間内での攻防戦ではあるけれど、予想してたよりも規模が小さ過ぎ。
てっきりビルの中を移動しながら(女性版ダイ・ハード風)主人公が戦うのかと思ってたのに、エレベーターの周辺だけかいっ。

戦うと言っても実際にバトルみたいなのをするのはラストだけで、それまでは殺し屋が警備室のモニターを見ながらエレベーター内に閉じ込められた主人公を傍観してたり、たまにからかう為にエレベーターの天井に降りて怒鳴っているのどちらか。

殺し屋も一人だけだから盛り上がりにも欠けるし、そもそもこの殺し屋がてんで役に立たないから笑える。
銃を撃ってもかすり傷負わす位でまともにも当てられず。
天井の蓋を開ける為に修理工を呼ぶも、悪い奴だと直ぐに気付かれ「おっと逃がしやしないよ」と襲い掛かるもその修理工にすら逃げられる有様。

冒頭で主人公は恋人相手に格闘技の練習をしているので、ある程度にやれる事は見えていたが、仮にも凄腕の殺し屋なんでしょ、この人?
一方的にボッコボコにされて早々に頭の周りにヒヨコがぴよぴよと飛んでいるんですが(笑)。

そんなに面白くは思えない作品です。
せめて使える殺し屋を出すとか、戦う場所の範囲を広げてくれるかをしてくんないと。
話の半分が個々の画を交互に見せているだけじゃねぇ、つまらんよ。

評価:★☆
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レンタル開始日:2015-02-04
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余命90分の男

2015年03月18日 01時03分44秒 | 洋画コメディ
THE ANGRIEST MAN IN BROOKLYN
2014年
アメリカ
84分
コメディ/ドラマ
劇場公開(2015/01/12)



監督:
フィル・アルデン・ロビンソン
出演:
ロビン・ウィリアムズヘンリー
ミラ・クニスシャロン
ピーター・ディンクレイジアーロン
ジェームズ・アール・ジョーンズルーベン
メリッサ・レオベティ



<ストーリー>
常に不機嫌で世の中に対して怒っているヘンリー。ある日病院に行った彼は、同じように鬱憤を抱えていた研修医・シャロンの診察を受け「余命90分」と告げられる。

-感想-

「あんたの余命は残り90分よ!」
なんて言われても、へぇそうですかと端から信じはしないだろうけども、脳に病気を患っているのは事実なので、遣り残した事は何かないか、と考えるのは当然だろうな。

関係がギクシャクしている妻ともう一度セックスを!
疎遠となっている息子に会いたい!

決して直そうとはしない怒り病を終始爆発させながら家族の元を渡り歩いていく物語。
死を目の前にしたヘンリーの姿に遂最近急逝(2014年8月11日死没)したロビン・ウィリアムズ氏の姿がオーバーラップしてちょっぴり切なくなったなぁ。
最後の主演作になってしまったが、ロビン・ウィリアムズ氏らしい表情変化から生まれるユーモアさをふんだんに取り入れていて予想以上に楽しめた1作。

取り分け爆笑ものだったのが、電化製品店でビデオカメラ買おうとした時の店主との遣り取り。
これ吹き替えで観るのが絶対にお奨め!
「パパパパパパパパパパ、、、パナソニック」
いきなりこういうキャラ出してくるのずズルいわww
ヘンリーも対抗しちゃって
「ふふふふふふふふふ、フジツウ」
「ふふふふふ、、、、ふざけんな!!」
なんちゅう会話やんねんww
やめてくれww勘弁してくれww
何年か振りだな、こんなにも大粒の涙流して笑い泣きしたのはw
その後ちょっとの間、思い出し笑いしちゃっててストーリー注視どころではなかったわw

ヘンリーに病院へ戻って欲しくて温厚な態度を取っていたシャロンが、タクシー運転手との件でブチ切れる場面も可笑しかった。
運転手蹴り飛ばしながら「はよ!乗れや!!」
「はい、すみません、、、」
余りの豹変ぶりにあのヘンリーでさえも怖気付くww

冒頭の車事故から始まる多くの要素をグルッと一周上手く絡ませながら展開されるストーリー構築も秀逸。
大いに笑ってラストはほっこり。

ヘンリーだけが厄介男かと思ってたが、流石は家族。
こういう厄介ファミリーと関わるのだけは御免だね(笑)

病気、死といったネタを扱い、それとなく重い話であるものの最後までカラッと明るく纏めてくる辺りは喜劇俳優ロビン・ウィリアムズ映画らしくて良いやね。
永久の眠りについたヘンリーと共にロビン・ウィリアムズ氏も安らかに。
ありがとう、楽しい作品でした!

評価:★★★☆
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