goo blog サービス終了のお知らせ 

銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

大魔術師“X”のダブル・トリック

2013年04月30日 00時10分05秒 | 亜細亜アクション
大魔術師/THE GREAT MAGICIAN
2011年
香港
128分
アクション
劇場公開(2013/01/05)



監督:イー・トンシン『新宿インシデント』
脚本:イー・トンシン
出演:
トニー・レオン『レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―』張賢
ラウ・チンワン『MAD探偵 7人の容疑者』雷大牛
ジョウ・シュン『酔拳 レジェンド・オブ・カンフー』柳蔭

<ストーリー>
権力者の雷大牛は、柳蔭の機嫌を取るため、イリュージョニスト・張賢を屋敷に招く。実は張賢の目的は、屋敷に幽閉された師匠とその娘であり彼の恋人・柳蔭を救い出すことだった。

-感想-

観たいものがないからこれでいいやと適当に借りた‘これ’が結構楽しかった。
主人公が大魔術師なので魔術を見せる事が前提な訳だが、最後までその姿勢を崩さず貫き通したストーリー展開は見事やと思います。

華やかなマジックから子供騙しなマジックまで幅広く見せてくれるのでダレなく観れるってのも良い。

まぁラストの雷大牛復活云々は予定通りというかそうなるんじゃないかなとは見当付いていたのでビックリなんかはしないけれど、あくまでも本作はコメディ寄りの作品なので、こういう仄々とした終わり方でも‘アリ’なんじゃないかな。

完全な悪党じゃない雷大牛と手を組むことになる張賢とのやり取りもコントみたいで面白い。
てか好きな女(柳蔭)を一生懸命に自分へ振り向かせようとあれやこれやと張賢のアドバイスをそのまま実行して尽く失敗しまくる雷大牛が憎めないキャラで、妙に応援したくなると言うかね。
可愛いやっちゃなぁと(笑)
本当は優しい男なんだと途中で気付かせてくれてからは、張賢と共にどうどんでん返しを起こしていくんだろうってなお楽しみも増えて、エンディングまで明るい雰囲気を目で感じニンマリとした心持ちで観終えることは出来ました。

香港映画にしてはカンフーアクションは殆ど無く、あくまでもマジックを軸にしたアクションが目立つ作品。
人を騙すという意味でもマジックの数々がストーリー展開を左右し、大事な所でそれらがきっちりと活かされ、全てがマジックによって解決する。
魔術、奇術が好きな人には堪らないものがあると思う。
私もその中の1人なんですがね^^

評価:★★★☆
13/04/29DVD鑑賞(新作)
押してよバナー
にほんブログ村
レンタル開始日:2013-04-12
メーカー:ツイン

オフィシャル・サイト
<2012-2013 冬の香港傑作映画まつり>
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする