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銀幕大帝α

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しんぼる

2010年02月05日 00時26分35秒 | 邦画コメディ
09年/日本/93分/コメディ/劇場公開
監督:松本人志
出演:松本人志

<ストーリー>
奇妙な空間から脱出しようとあがくパジャマ男と、メキシコのプロレスラー一家の日常が交錯する。
<感想>
前作(デヴュー作)『大日本人』は観ていません。
あまりにも評判悪いし。

さてと、コメディとしては悪くない。

「もういらんわ!!」醤油入れパ~ン

とかメッチャ笑ったし。

色んな道具を使って、一瞬だけ開く出口の扉に立ち向かう奮闘ぶりも面白かった。

けど・・・こりゃコントやろ。
映画と呼ぶには他の真剣に作っている監督に失礼ですよ。

幾ら映像に凝っていても、やっている事は全てコント。
天使のポコチンボタンがプロレスラーと繋がっていたっていうギャグもコントの延長。

こういうのを映画とは言いたくない。
一芸人が大金を与えられて作った笑いのエンタ。

後半なんて、もう何がしたいのか理解不能な事態になっちゃっている。

素人が映画を作ろうとしても、意味を違えて、本人しか理解できていない意味不明なものに仕上がってしまうのよ。

元々、松本人志自体、ドラマに出ていても、映画には出演(チョイ役はある)すらしていないので、映画作りのノウハウというものを習得していないまま、我が道を行くスタイルで作った結果がこれ。

自画自賛するのは結構だが、こんなんじゃあ劇場で金払った客は納得いくまいて。

客を本気で笑わせようとする松本人志のコメディセンスは好き。

でも、映画人としての松本人志は嫌い。

幾ら映画が好きだからと言っても、観るのと作るのとは大きく違うというのをもっと良く勉強し、第3作目は観客誰しも認める本当の映画というものを作って、堂々と

「世界に通用するもの」

を世に出してほしい。

本作を自信満々に掲げて世界に羽ばたかれても失笑を買うのは目に見えてますので。

これだけ不満ぶちまけといて後からこんな事書くのはフォローしているみたいで嫌だけど、評価出来る点を挙げるとすれば、最後まで飽きずに観られた事かも^^;

オフィシャル・サイト

評価:★★
10/02/03DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2010-02-03
コメント (4)
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