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銀幕大帝α

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裏ホラー

2009年07月10日 23時34分21秒 | 邦画ホラー
08年/日本/71分/オリジナルビデオ
監督:白石晃士、福田陽平

<ストーリー>
お蔵入りした心霊映像の謎に迫る。
<感想>
最後までクレジットなるものはないけれど、これを仕掛けたのは『呪怨』シリーズなど多くの和製ホラーをプロデュースした一瀬隆重。

監督は『ノロイ』でハッタリドキュメをぶちかました白石晃士と、『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズで有名な福田陽平。
何気に『呪怨』監督の清水崇やホラークイーン三輪ひとみ、更にはイカサママジシャン・ナポレオンズも登場。

もうこのメンツだけでも十分に胡散臭い。

実際「なんじゃそりゃ!」ってな映像もあるんだけれど、下手な心霊映像を見せられるよりかは面白怖かったです。

衝撃(笑撃)の映像への持って行き方が上手いんだわ。

念写のおっさんにしろ、投稿者のお兄さんにしろ、スプーン曲げの達人にしろ、いかにも的な人物の語りと導入部分に引き付けられ、唐突に出てくる

このテロップに「一体何が起きるんだ?」という興味と緊張感が高まり・・・

うえあ~!!
ってゾクゾクっとする恐怖感を味わったり
逆に
んなっははは!!!
ってな脱力感を味わったり。

一番恐怖だったのが、「手を振る女」。
一番唖然としたのが、「スプーン曲げ」。
一番苦笑したのが、「トシオくん」。

監督が監督だけに、どれもフェイクだと分かってはいるけれど、作り方見せ方が凝っているせいか、巻戻して何度も観たくなるような映像ばかりだったな~。

恐怖と笑いは紙一重とは良く言うけれど、本作では一作品の例のテロップが入るまでの導入部分がクソ真面目な分、どう来るのか予測出来ないから、必然的にグッと身構えてオチを目撃する形になるので、怖さも笑いも何だか全てが大いに許せる範囲ではありました。

個人的には念写のおっさんと、祠をレポートする元女優に男優賞と女優賞を挙げたい。
2人とも半端無く「目」が怖かった(^^;

オフィシャル・サイト

評価:★★★☆
09/07/10DVD鑑賞
白石晃士 福田陽平 投稿心霊映像ホラー 清水崇 三輪ひとみ ナポレオンズ 一瀬隆重 DVD旧作
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コメント (6)
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