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銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で17周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

第36回「カバネアベンジ」

2024年04月27日 16時13分52秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :吐兎モノロブ

出版社:少年画報社

ストーリー概要:

借金をネタに強請られ、少女の死体を捨てることを請け負った元警察官・羽黒。その死体が目覚め、叫ぶ─「楽に死ぬなんて、死んでも御免」。蘇った死体を巡り動き出す謎の組織。血に濡れた羽黒の過去がつなぐ異様な将来とは──。

帯に「ゾンビ」とあったので、ゾンビ好きとしては見過ごす事は出来ないだろうと購入。

ゾンビ、なのかなあ?確かに不死身ではあるが。

そのゾンビみたく、首をチョンパされても普通に動いている少女が一体何者なのかは、まだ隠されたまま。

ヤクザや組織に追われている様で、少女と遭遇するとバトルへと発展する流れ。

もう一人の主人公が”フランケン”のあだ名を付けられている巨漢の元警察官・羽黒。

今後は羽黒と少女との奇妙な関係性を軸に、逃避行と言う形で話が進められていくんでしょうか。

前述したように少女は不死身なので、戦いは無双状態。

そこに体は頑丈だけど普通の人間である羽黒が巻き込まれていく事で、どういった波状効果が生まれるのかが見物。

画力は上。

少し説明的な台詞が1巻では集中している風に感じたので、この手の漫画は画だけで魅了させて欲しいかな。

ヤクザの一人を、輪ゴムを頭に重ねて爆発させる件は中々グロくて良かった。

2024年4月時点で第1巻が発売中!

ストーリー・・・3

キャラクター・・・・4

お色気・・・0

残酷さ・・・4

絵の上手さ・・・4

総合・・・4

(5段階評価での独自採点)

カバネアベンジ 1 (1巻) (ヤングキングコミックス)

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第35回「魔改造少女 -Deus Vita Machina-」

2024年04月25日 16時59分44秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :湯川義弘

出版社:双葉社

ストーリー概要:

エンピュラスタイムと呼ばれる超空間で、特殊な力を与えられし少女たちは、正体不明の敵と日々戦いを繰り広げていた。そして生まれる魔改造少女『月華』…時は現代、舞台は東京、戦うは魔改造少女!!

どうも俺は女の子が活躍する漫画は表紙の絵柄を見て好きか嫌いかで判断し、内容は知らずに購入してしまう癖があるようで。

これもそうだったのだが、まあ大方、表紙と中身の絵柄が違うて事は無くて安心した。

チームを組んで敵と戦う、RPG風バトル漫画ですね。

戦いを強いられる少女達それぞれが異なる特殊な能力を備わっているてのは面白い。

起きた事を無かった事にする、所謂時を戻す能力なんかもあったり。

1巻では主役となる少女「月華」が題名通りに魔改造されて、最初での戦いの中、自らの能力を目覚めさせる所まで描かれています。

バトルシーンは迫力ある画で良いのですが、設定が設定だけに、専門用語を多用されるのがネック(気楽に読むにはちょっと難解)。

あと、かなりの数の女の子が登場してくるので、名前と顔を覚えるだけでも一苦労(笑)。

この辺に嫌気がさしてしまうと、続きを読みたいという気持ちは起きないかも。

個人的には、思ってもいなかったグロ描写が出てきたのは嬉しかった。

適度にグロイ美少女バトル漫画を読んでみたい人にはおススメかも?

2024年4月時点で第1巻が発売中!

ストーリー・・・3

キャラクター・・・・3

お色気・・・1

残酷さ・・・3

絵の上手さ・・・3

総合・・・3

(5段階評価での独自採点)

魔改造少女-Deus Vita Machina-(1) (アクションコミックス)

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第34回「少女Null」

2024年04月19日 17時17分37秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :中西鼎, あきま

出版社:集英社

ストーリー概要:

義人――それは、意識のない有機物製のロボットである。 人間が義人を奴隷化し使役する、23世紀の東京。特殊公安警察に父を殺され、一人で暮らす少年・リアハの元に、逃走中の不思議な軍用義人の少女・マリーが現れる。二人はある事件をきっかけに、義人の秘密、そしてこの世界が秘める闇に巻き込まれてゆく…!

ロボット少女と独り身の少年とのほのぼの同居生活ストーリー。

ではないです(笑)。

まあほのぼのという部分に偽りはないが、それは平和な時の描写であって、ヒロインのマリーが闇組織や公安警察に狙われ襲撃される状況になるとガラリと雰囲気は変わり、殺伐としたアクションへ。

普段の賑やかなマリーから戦闘モードに切り替わる殺意剥き出しのマリー、この辺の使い分けが面白い。

一度戦闘モードに入ると、容赦なく殺害しちゃうし、その殺され方も割とエグイ。

体から鋭い触覚タイプのナイフが飛び出し、主にそれを用いて戦う描写はアクション性豊かに描かれています。

逃げる事も一つの選択肢となっているので、少年リアハと少女マリーとの逃避行、とも言えるかも。

リアハは公安警察によって父を殺された過去がある為、マリーを追う彼らには恨みつらみを抱いていますから、父の復讐を果たし、マリーを捕えさせない、殺させず守り抜くのが目的となるのかな。

マリーと名乗る前には、彼女に与えられた数字=認識番号がありましたが、長くて覚えられねえ(端から覚える気もないけどw)。

個人的には、はきはきした明るさを時折見せるマリーが可愛くて好き。

戦闘になると表情がおっかなくなるのもギャップ萌え。

少女ロボット、ネコミミに興味ある人は是非、読んでみて下さい。

2024年4月時点で2巻まで発売中!

ストーリー・・・4

キャラクター・・・・5

お色気・・・1

残酷さ・・・3

絵の上手さ・・・4

総合・・・4

(5段階評価での独自採点)

少女Null 1 (ジャンプコミックス)

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第33回「ちーちゃん」

2024年04月18日 16時59分41秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :押見修造, 内藤瑛亮・「毒娘」製作委員会

出版社:講談社

ストーリー概要:

中学校に全然来ないちーちゃんが、ふいにボロボロのジャージ姿で
虫の死骸を持ってやってきて、クラス中の騒ぎになった日。
幼稚園からずっと一緒で彼女を気にかける優愛に、
クラスメイトの航大が「俺がちーちゃんを助けてあげようか?」
と言い出して…。

あまりこういう書き方は好きではないが、俗に言う「親ガチャ」失敗漫画。

常に親の前では良い子を装わなければいけない少年・航大。

逆に完全に育児放棄されながら育っているちーちゃん(家は想像以上のゴミ屋敷)。

この2人が関わった時、そう混ぜるな危険な状態になるのです。

その間に立つ羽目になるのが、こちらは普通の家庭に恵まれた少女・優愛。

ちーちゃん、航大、それぞれが持つ暴力が、優愛の精神を蝕んでいく。。。

現在、全国の劇場で公開中の映画『毒娘』に登場するちーちゃんをピックアップし、映画の前日譚として描いた漫画です。

完全な映画とのコラボ作品となっていますので、先ずはこちらの漫画を読んで、ちーちゃんがどういう子なのか、どういった環境で育ったのかを知ってから、映画の方に入るのも有りだと思います。

内容としては全く救いの無い話となっているので、読むと憂鬱な気持ちにはさせられますが(笑)。

映画の内容を先に分かってしまうという支障(所謂原作で)はないですから、あくまでも、ちーちゃんがどんな子かを読み知ってから映画を鑑賞しようかなと思った方におススメ。

2024年4月時点で全1巻が発売中!

ストーリー・・・4

キャラクター・・・・4

お色気・・・1

残酷さ・・・4

絵の上手さ・・・4

総合・・・4

(5段階評価での独自採点)

ちーちゃん (ヤンマガKCスペシャル)

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第32回「告白~コンフェッション~」

2024年04月16日 16時10分14秒 | 漫画読(まんがどく)おススメ漫画

著者 :福本伸行, かわぐちかいじ

出版社:講談社

ストーリー概要:

J大学山岳部OBの浅井と石倉は、尾張山3200メートル地点で遭難をした。事故によって死を覚悟した石倉は、自分が過去に犯した“殺人”を告白してしまう。しかし、その時、眼前に山小屋が出現し、二人は一命を取り留めるが……。

「カイジ」で有名な福本伸行氏が原作を担当した密室サスペンス。

今年5月より実写版の劇場映画が公開予定となっている、話題性十分のサスペンス劇を「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじ氏が作画担当した漫画本です。

雪山で遭難した山岳部OBの2人が主役であり、実質登場人物はこの2人だけというシンプルな設定の物語。

足止めを食らい、凍える程の寒さで2人は死を意識し始めた時、重傷を負っていた石倉が浅井に対し、いきなり「俺は殺人を犯した」と”告白”する所から話は始まります。

告白した事で、もう思い残す事はない、どうせ死ぬのだからと後悔と懺悔を繰り返すのですが、直後、浅井が近くに山小屋があるのを見付けた事で事態が急変。

2人は山小屋に入り、救護を電話で依頼し、レスキュー隊が到着するまで一緒に過ごさないといけなくなるものの、殺人を告白した男、それを聞いてしまった男という対極の2人の心理戦が繰り広げられていくんですね。

告白を聞いた浅井は、誰にも言わない、墓場まで持って行くという気持ちがあり、直接石倉にも告げますが、当然石倉自身はそれを信用するはずもなく・・・。

もしかしたら自分も不意を突かれて殺されるんじゃないかと疑心暗鬼に陥る浅井、その傍で‟何か”をしている石倉。

ここから口封じの為の、恐怖の鬼ごっこが勃発する!という身も心も震える展開が待ち構えております。

そして終盤に差し掛かった時、実は、、、。

ここは話としてのどんでん返しでもあり、石倉の「告白」とは又別の「告白」によって一種の分岐点となっていました。

これ以上はネタバレになっちゃうので止めておきますが、かなりスリル感があり読み易い構成にもなってましたね。

極力台詞の数を抑え、画で見せる、読者に不安を煽る形を取っているのは個人的に良かったです。

1冊の単行本としては通常よりボリュームがあるんですが、私はサクッと読み終えてしまいましたよ。

さて私は先に漫画版を読んでしまったから結末を知ってしまいましたので、実写版はもう観なくていいかな(よくない(笑))。

これどうなんでしょう、若干実写版ではアレンジさせているのかな?それとも漫画版通りになっているのか、その辺は気になるので、実写版がレンタル開始されたら見比べてみるという意味でも借りて鑑賞しようと思います。

漫画の方でもピリピリとした緊張感、緊迫感を強く抱かされましたから、実写版の方でも役者の演技合戦が見物となっているはずなので、そこにも注目してみたいですね。

あ、何の前情報も入れずに劇場版を鑑賞したい方は、漫画本は後で読まれるのが良いでしょう(そりゃそうだw)。

2024年4月時点で全1巻が発売中!

ストーリー・・・5

キャラクター・・・・5

お色気・・・0

残酷さ・・・3

絵の上手さ・・・4

総合・・・5

(5段階評価での独自採点)

告白~コンフェッション~ (KCデラックス)

↑Amazonでの購入はタイトルリンクをクリック!


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