いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

七夕発表会

2010年07月08日 | 極楽日記

 幼稚園の七夕発表会に極楽息子(小)が出演しました。みんなで元気に歌います。

 次は「小さなヒーロー」の踊り。

 凝った衣装は先生方の手作りです。七夕発表会と運動会、クリスマス発表会はとっても盛り上がるので、保護者に一番人気のあるイベントです。

 期待に応えて力強く踊りましたよ。

 写真はいずれもカムコーダー、HDR-CX370Vの動画から附属のPMB (Picture Motion Browser)で静止画を切り出したものです。PMBによる切り出しはコマ送りや早送りもできて使いやすく、アップする程度の写真なら専用のデジカメはほとんどいらないかとも思いました。いろいろな条件で比べてみないとわからないので、そう簡単には決められませんけどね。
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日産自動車の新型エンジン

2010年07月07日 | 自動車
 日産自動車が本年度に5種類の低燃費技術を投入、と発表しています。もちろん地道な改良は続けていたはずですが、トヨタのハイブリッドのような飛び道具がなかったため、ここで大きくアピールしておこうということでしょう。具体的には以下の通りです。

1. クラストップとなる26km/Lの低燃費を実現する小型車用新開発パワートレイン
2. 世界最高水準の厳しい規制「ポスト新長期規制」に適合したクリーンディーゼルAT車
3. 独自技術で優れたエネルギー効率を実現する新開発ハイブリッドシステム
4. 量産車初のデュアルインジェクターを採用した新開発1.5リッターエンジン
5. 2.5リッターエンジン並みの出力と燃費性能を高次元でバランスさせた新開発
1.6リッターガソリン直噴ターボエンジン

 1は4気筒エンジンを3気筒にして部品点数を減らしたことと、マツダのi-stopに対抗したアイドリングストップ機能を開発したことが鍵のようです。高回転まで回さないエンジンで無理に多気筒化する必要はありませんから、3気筒でも実用域で不具合がなければそれで十分です。上まで回さない、と言うよりも上まで回らないように設計しておけばベアリング系も華奢なもので済むのでフリクションが減らせ、低燃費が期待できます。こうした積み重ねが26km/Lを達成したのでしょう。立派な数字です。ただし高負荷に耐える設計でないことは承知して買うべきですね。

 2はエクストレイルのATモデルがやっと出るということですね。触媒におけるプラチナの使用量を減らして資源の高騰に対抗する意味もあるようです。極楽家にはEクラスCDIを買うほどの余裕はないので、現状ではこれなら考えてもいいかな、という唯一のディーゼルです。

 3でやっと独自のハイブリッドシステムが出てきます。トヨタ方式よりコストがかなり高いのか、まずは大型高価格のエンジンから投入となっています。このハイパワー型ハイブリッドは既にベンツも出していますから、形式にさほどの新味はありません。もちろん後発だけあって完成度は高いでしょうから、実車に期待します。

 4は先日発売になった「ジューク」のエンジンです。4バルブエンジンはインポートマニホールドが各気筒2本ありますから、それぞれに専用のインジェクターを装備しています。今までのエンジンではマニホールドが2つに分かれる前に共通のインジェクターで燃料を噴射していたのですね。よりシリンダーに近い位置で噴射できるので、制御がきめ細かくなるそうです。それを言うならシリンダーに直接噴射する直噴エンジンの方が更に有利だと思いますが、このクラスのエンジンに直噴はコストの問題があり、ポート噴射に落ち着いたようです。

 5はVWのTSIエンジンと同じで、ダウンサイジングで小さくなったトルクを直噴ターボで補うもの。このスタイルは日本でも流行するものと思っていました。DLCとあるのはビデオテープや4WDトランスファの表面処理に使われているダイヤモンドライクカーボンのコーティングでしょう。磨耗を極限まで減らせますから、その分シャフトなどを細くできるため、フリクションが減らせるということです。1.4L TSIよりも手の掛かったエンジンのようで、セレナクラスのミニバンまでカバーできるような仕様です。日産は2.4L自然吸気エンジンをこの1.6Lターボで置き換える考えなのではないでしょうか。
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ポケモン映画試写会(ただし名鉄)

2010年07月06日 | 極楽日記

 名古屋駅の名鉄ホールで、「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク」の試写会がありました。映画を見たのは極楽息子(大)(小)です。

 名鉄百貨店に入って案内図を見ると、ホールは10階。そこで10回に上がると、「今日は特別試写会でこちらからは入れない。9階に回って下さい。」と(ホールの係員ではなく)呉服売り場の店員に言われました。

 それじゃ、と9階に下りると長蛇の列が階段に沿って下へ下へと続いています。仕方がないので8階、7階、6階と下りてもまだまだ。狭くて急な階段を息子の手を引いて慌てて下り、途中で極楽息子(小)が転んで泣き出すおまけ付き。2階まで下りたところでやっと列の最後尾に並べました。だったら「下から階段を上がって並んで下さい」と最初に言ってくれればいいのに。他の劇場やデパート、ホテルでは考えられない誘導ですね。何年かぶりに名鉄クオリティを思い出しました。

 分煙できてないから禁煙のはずなのにロビーの一角に灰皿があり、次々にそこで煙草を吸う人がいます。暇そうなホール係員が何人もいるのにこれは黙認。建物が古くて換気が悪いから、並んでいる子どもたちに配慮して欲しいところです。

 名古屋に住んでいて名鉄グループを利用しないわけにはいかないのですが、名鉄のサービス感覚って本当に独特で、「座席特急」と称して座れもしないのに特急料金取るし、デパートも病院も建て増しを繰り返した迷路みたいな構造で防災が不安だし、スキー場とか海水浴場でもトイレが狭くて汚かったり、ロッカーとシャワーが別料金になってたりでとにかく貧乏臭い。同じ鉄道系でも西武や東急のサービスなら、例えばスキー場だってホテルさえ取れば何も細かいこと考えなくていいのに、名鉄だと小銭の計算ばっかりしてないといけない。

 我が家の場合は40年近く前に名鉄レストランで食事をしたら料理に蛆が混入していて、激怒した親父が保健所を呼んで騒然となった出来事があり、それ以来同等のサービスがあれば名鉄系を避けていたように思います。その名鉄レストランは厨房を立ち入り検査されて営業停止処分になったので、保健所の記録に残っているはずです。

 でもそんな昭和レトロのサービスなんて、さすがの名鉄でも改善していると思ってましたよ。それなのにこの名鉄ホールの運営振りはすごい。苦情とかじゃなくて心から感心しますね。よくこれで21世紀までやってこられたな、と。

 最近、名鉄病院が経営不振により済生会に譲渡を検討中との新聞記事がありましたが、顧客の立場から言えば、名鉄グループ全体を売却するぐらいの抜本的な改革がないと、膨大な資産に頼るだけのぬるま湯体質は改善されないのではないでしょうか。今回の名鉄ホール運営が典型的だと思いますが、何とか食っていけるから今のままでいいや、という個人商店みたいな体質が蔓延して、時代に即したサービスを提供する意欲がないのですよ。200を越えるグループ企業の多くがぱっとしない経営状態で、本丸から天下りの社長を受け入れてコントロールされるだけ、というのも前時代的です。もっと現場や外部の意欲ある人材を生かそうとしないのでしょうか?

 名鉄の下では赤字でも、他の企業がやれば十分に収益が上がる事業はたくさんあるように思います。東海地方の代表的な企業グループである名鉄ですが、日本と東海地方の経済再生のため、発展的解体をするぐらいの改革はできないものでしょうか。名鉄と同じくこの地方の顔だった松坂屋も今や大丸グループの一員ですし、トヨタのようなお手本もあると思うのですが。
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7月の庭

2010年07月05日 | 極楽日記(園芸)

 高温多雨で作物も雑草もよく成長して、畑がジャングルみたいになってしまいました。

 切っても数日で再生してくるクウシンサイ。日本でも年に10回以上収穫できるというのは本当のようです。

 これが3回目の収穫です。遠慮して切らないと茎が硬くなってしまうため、どんどん切って胃袋に収めるのがいいようです。

 再生力では負けていないバジル。これも放置すると背が高くなりすぎるので切り詰めます。

 ミニトマトが収穫期を迎えました。日光をたっぷり浴びて成長したので皮が厚くて丈夫ですが、味は濃厚です。

 長らく花壇を占領していた春菊は枯れたので退場してもらい、日々草(ニチニチソウ)と交代しました。マダガスカル原産なので暑さには非常に強く、毎日のように新しい花を着けるのでこの名があるようです。猛毒の樹液を持つキョウチクトウの親戚なのでやっぱり毒性の強いアルカロイド(元の名前よりビンカアルカロイド)を産生します。面白いのは、これが細胞分裂を阻害する特徴のある物質で、精製されたものは定番の抗癌剤として臨床の現場で活躍していることです。まあ、名前に馴染みがあったのも日々草を選んだ理由ではありますが、花がきれいで暑さに強ければ何でも良かったんです。ご覧のように紅白の源平パターンにしてみました。
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OECDが見る世界の医療

2010年07月02日 | 医療、健康
 医療に対する公的および私的な出費の各国比較データをOECDが発表しています。この統計は数ヶ月前に出されたもので、引用したロイターの記事も3月付けなのですが、日本ではネットで今頃出回って来ました。2000年から2008年にかけてOECD諸国でGDPに対する医療支出が増加しており、国家財政を圧迫する要因になっている、という解釈がされています。

 表を見ると、絶対的な金額でも対GDP比でも、アメリカの医療支出は突出していますね。日本はその半分でOECD平均に比べても1割ほど少なくなっています。日本の医療改革のターゲットとしてしばしば引き合いに出されるドイツもスウェーデンも日本よりは多く、特に私的支出がかなり多いことがわかります。「安く、誰にでも」という日本の医療サービスの特徴がはっきり示されています。

 医療従事者としてはこれをOECDのお墨付きと思いたいのですが、理解しがたいのは、このデータからはアメリカの低所得者が日本に移住しようと思っても不思議はないぐらいなのに、なぜか日本における医療サービスの満足度が際立って低いことです。WHOが世界一うまくいっていると評価した日本の医療制度は、新聞などで利用者にアンケートを取ると不満の嵐で、主要国で最低の満足度しか得られないらしいです。このギャップは一体何が原因でしょう?

 マスコミによる理不尽な医療叩き、という説があります。これはある程度根拠があるようで、マスコミは視聴者の興味を惹くために叩く相手を求めており、叩いても反撃されない公務員や政治家、病院をターゲットに選びがちだと言われます。誰かを叩いて視聴者に喜ばれるためには、その相手が一見強そうでないといけません。そして、何か不正なことをしているように思い込ませやすいことも必要です。この点で一般の個人は叩けません。マスコミの多くは庶民の味方という建前を取っていますから。それからスポンサーである一般企業も、余程の不祥事を起こした時以外はターゲットになりません。組織的な反撃が怖い宗教団体も無視。

 すると公務員や公共サービスに従事する人が格好の餌食ではないですか。税金や補助金を受けているという引け目もあるし、立場上は公平を要求されますから、1つ1つの記事に強く反論したり訴訟を起こすこともやりにくい。病院には医師が働いていて、何だか偉そうで高収入らしい。これは許せんぞ!というルサンチマンに訴えやすいのですね。でも専門職だからどうしても患者さんを指導する立場になることが多いのは仕方がないです。それに今はマスコミだけじゃなくてネットの情報があるので、勤務医の給料は職務の内容や時間から考えるとたいして高くなくて、大手マスコミの方が待遇がいいらしいと知られたのはマスコミ諸氏の誤算だと思いますが。

 マスコミの今ひとつの誤算は、最前線の医療関係者が総反撃してきたこと。世界のどこの国でも通用するレベルの高い医療を実現しながら、アメリカの専門医の倍も長く働いて給料は半分以下、家族の顔を見るたびに過労死だけはすまいと思いながら働いている医師はいくらでもいます。実際に過労死だって何人も出ているし、長時間勤務や労働基準法違反はきちんと証拠が残っていること。それを無神経に「正義の味方」面して叩いた毎日変態新聞のコラムがどういうことになっているのか、宜しければご覧下さい。政府の誘導に乗ったのでしょうか、「医師が悪い、病院が悪い」という偏見で記事をでっち上げてしまうと、とんでもないミスリーディングになるといういい見本です。こんな浅はかな記者に比べれば、一般の患者さんの方が余程医療の現場を理解しています。

 客観的には悪くないはずの日本の医療なのですから、後は利用者の気の持ち様かも知れませんね。義務教育に苦情が増えたり、給食費の不払いが発生したりしているのを見ても連想できますが、「いつでも手に入るもの」に対しては感謝しないのが人間の本性なんでしょうから、いっそ混合診療を導入して、自分でコストを負担する意識を持って頂いた方が満足度が上がるようにも思います。
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成長期(横にも)

2010年07月01日 | 極楽日記

 肉や揚げ物ばかり食べている極楽息子(大)は少し体が丸っこくなってきました。水泳やサッカーには通っているのですが、それ以外はどちらかと言うとインドア派なので、少し運動が足りないのかもしれません。成長期こそバランスのいい食生活が必要なのに、せっかく庭で作った野菜もあまり食べてくれないのが残念です。
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