高温多雨で作物も雑草もよく成長して、畑がジャングルみたいになってしまいました。
切っても数日で再生してくるクウシンサイ。日本でも年に10回以上収穫できるというのは本当のようです。
これが3回目の収穫です。遠慮して切らないと茎が硬くなってしまうため、どんどん切って胃袋に収めるのがいいようです。
再生力では負けていないバジル。これも放置すると背が高くなりすぎるので切り詰めます。
ミニトマトが収穫期を迎えました。日光をたっぷり浴びて成長したので皮が厚くて丈夫ですが、味は濃厚です。
長らく花壇を占領していた春菊は枯れたので退場してもらい、日々草(ニチニチソウ)と交代しました。マダガスカル原産なので暑さには非常に強く、毎日のように新しい花を着けるのでこの名があるようです。猛毒の樹液を持つキョウチクトウの親戚なのでやっぱり毒性の強いアルカロイド(元の名前よりビンカアルカロイド)を産生します。面白いのは、これが細胞分裂を阻害する特徴のある物質で、精製されたものは定番の抗癌剤として臨床の現場で活躍していることです。まあ、名前に馴染みがあったのも日々草を選んだ理由ではありますが、花がきれいで暑さに強ければ何でも良かったんです。ご覧のように紅白の源平パターンにしてみました。