いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

日本病理学会秋季特別総会

2007年12月10日 | 病理学もしくは病理医

 病理学会の総会は春と秋の年2回です。春が本来の総会で、秋は少し規模が小さく、小さな会場で開催されることが多いです。今回は江戸川区総合区民ホール(タワーホール船堀)でした。来年の春は金沢、秋は松山だそうです。

 上にタワーがあるからタワーホールなんですね。上に上がってみる時間はありませんでしたが、きっと見晴らしはいいでしょう。都営新宿線から見ると江戸川近辺も新しい高層マンションがたくさん建っており、便利な住宅地として人気があるのでしょう。極楽家も東京勤務ならこの近辺でマンション暮らしだったかも。

 クリスマスが近いのできれいに飾り付けてありました。ホールの中以外は自由に出入りできるので、近所の人がベンチで新聞を読んでいたり、クリスマスの装飾を楽しんだりしていました。暇つぶしに病理学会を覗いてみよう、という人はいなかったようです。

 検査機器メーカーによるランチョンセミナーと言うと難しそうですが、要するに弁当付きの新製品説明会です。まさか今時、勤務医が贅沢な生活をしているなんて思っている人もいないでしょうが、この日の弁当を撮影してみました。どこのコンビニでも売ってる普通の弁当です。

 この日は日帰りの日程だったので、乳癌の術前化学療法の効果判定について、ヴァーチャルスライドの利用について、脳腫瘍の診断、それから胸腺腫瘍の鑑別についてのセミナーを続けて聴いてから、とんぼ返りに名古屋に帰りました。病理は人手不足なので、学会でもなかなか2日続けては留守にできないのです。
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