転んでケータイを壊してしまったので、仕方なくカムコーダーであるソニーHC1のフォト機能を代用しています。ケータイのカメラと比べればずっとよく写りますけど、スナップ写真のためにHC1をいつも持っているわけにもいかず、シャッターチャンスは大幅に減ります。
HC1で写真を撮るのに便利な機能は、撮ってしまったハイビジョン画像を再生しながらスイッチ1つで気軽に切り出せることですね。長らくNTSCの画質の低さに慣れていたため、カムコーダーのフォト機能なんて信用してなかったので、つい最近までこんな便利な機能があるのを知りませんでした。さすがはハイビジョンです。
それでも電池込み870gのHC1に対して、150g程度しかないケータイの機動性は明らかです。もう少し大きくても良ければコンパクトデジカメも安くなっていますし、十分にポケットに入ります。常用に携帯性のいいデジカメは何を選べばいいでしょう?
新しいケータイはとりあえず必要です。壊したのがW22Hだったので、また日立のW32Hなら違和感はなさそうですね。mini SDもそのまま使えるし。元はと言えば去年の春、「デカレンジャー」に心酔していた極楽息子が、デカレンジャーのメカに似たW22Hのスライド機構を欲しがったので買ってみたのですが、メーカーはこれ1台だけでスライド式を諦めたみたいです。やっぱりヒンジ式が使いやすいのでしょう。
ワンセグ携帯として話題のW33SAにも興味はありますが、テレビを見ると電池の消耗が早く、人気機種で値段も高いようです。高画質で録画できるわけじゃなし、今回は見送りましょう。
長らく物色を続けてきたデジカメの方は難しい状況です。コンパクトデジカメはモデルの入れ替えが激しくて、どれに手を出したらいいのかさっぱりわかりません。一眼レフタイプも検討しましたが、携帯には不便だし、まだフィルムカメラが使えるので見送り。そのうちフルサイズCCDが安くなるでしょう。αレンズを何本か持っているので、将来はコニカミノルタの一眼デジカメに移行する予定でしたが、同社がカメラから完全撤退したので水の泡に。
我が家は親の代からミノルタのカメラを使っていまして、古くはレンジファインダーのA-2、一眼レフのSR-T101、αマウントの7700i、その他多数のアクセサリーがあります。この20年ほどカメラ本体は買ってないので、あまり同社の利益に貢献したわけじゃありませんけどね。
コニカがフィルムを止め、ミノルタがカメラを止めたら何が残るんでしょうね。競争の激烈なプリンタやコピーに集中しても、同社が単独で生き残れるだけの体力があるかどうかは疑問です。いずれは残ったビジネス機器部門もソニーなどとグループを組むことになるのでしょう。
ミノルタはキャノン、ニコンという大手の狭間で生き残ってきただけあって、光学系などに独自の技術を持っており、この財産がデジカメでも活用されると思っていただけに残念です。例えば薄型ズームの折れ曲がり光学系は、同社が長らく作ってきたダハプリズム内蔵の小型双眼鏡によく似ています。αレンズにもバリソフトや拡大マクロなど独特の製品があり、まだ将来に生きる技術だと思います。
古くからのカメラファンにとって、同社は小さいながらオンリーワン企業だったので、今回の撤退は寂しいことです。光学系の技術者もソニーに移るのでしょうが、企業文化の違いもあり、いい仕事ができるかどうかは心配です。ソニーがデジカメやカムコーダーにカールツァイスブランドを利用しているのもミノルタとは合わないでしょう。むしろレンズの資産をタムロンあたりが引き継いでくれればいいのに。
まあ郷愁を別にすれば、古いミノルタのカメラをソニーがサービスしてくれるというのは悪い話じゃありません。デジカメも故障と無縁ではないし、それならサービス体制を統一すべくソニーのデジカメにする、というのは有力な選択肢です。これからのソニーのお手並み拝見というところですね。果たしてミノルタの遺産を生かすことができるでしょうか?
HC1で写真を撮るのに便利な機能は、撮ってしまったハイビジョン画像を再生しながらスイッチ1つで気軽に切り出せることですね。長らくNTSCの画質の低さに慣れていたため、カムコーダーのフォト機能なんて信用してなかったので、つい最近までこんな便利な機能があるのを知りませんでした。さすがはハイビジョンです。
それでも電池込み870gのHC1に対して、150g程度しかないケータイの機動性は明らかです。もう少し大きくても良ければコンパクトデジカメも安くなっていますし、十分にポケットに入ります。常用に携帯性のいいデジカメは何を選べばいいでしょう?
新しいケータイはとりあえず必要です。壊したのがW22Hだったので、また日立のW32Hなら違和感はなさそうですね。mini SDもそのまま使えるし。元はと言えば去年の春、「デカレンジャー」に心酔していた極楽息子が、デカレンジャーのメカに似たW22Hのスライド機構を欲しがったので買ってみたのですが、メーカーはこれ1台だけでスライド式を諦めたみたいです。やっぱりヒンジ式が使いやすいのでしょう。
ワンセグ携帯として話題のW33SAにも興味はありますが、テレビを見ると電池の消耗が早く、人気機種で値段も高いようです。高画質で録画できるわけじゃなし、今回は見送りましょう。
長らく物色を続けてきたデジカメの方は難しい状況です。コンパクトデジカメはモデルの入れ替えが激しくて、どれに手を出したらいいのかさっぱりわかりません。一眼レフタイプも検討しましたが、携帯には不便だし、まだフィルムカメラが使えるので見送り。そのうちフルサイズCCDが安くなるでしょう。αレンズを何本か持っているので、将来はコニカミノルタの一眼デジカメに移行する予定でしたが、同社がカメラから完全撤退したので水の泡に。
我が家は親の代からミノルタのカメラを使っていまして、古くはレンジファインダーのA-2、一眼レフのSR-T101、αマウントの7700i、その他多数のアクセサリーがあります。この20年ほどカメラ本体は買ってないので、あまり同社の利益に貢献したわけじゃありませんけどね。
コニカがフィルムを止め、ミノルタがカメラを止めたら何が残るんでしょうね。競争の激烈なプリンタやコピーに集中しても、同社が単独で生き残れるだけの体力があるかどうかは疑問です。いずれは残ったビジネス機器部門もソニーなどとグループを組むことになるのでしょう。
ミノルタはキャノン、ニコンという大手の狭間で生き残ってきただけあって、光学系などに独自の技術を持っており、この財産がデジカメでも活用されると思っていただけに残念です。例えば薄型ズームの折れ曲がり光学系は、同社が長らく作ってきたダハプリズム内蔵の小型双眼鏡によく似ています。αレンズにもバリソフトや拡大マクロなど独特の製品があり、まだ将来に生きる技術だと思います。
古くからのカメラファンにとって、同社は小さいながらオンリーワン企業だったので、今回の撤退は寂しいことです。光学系の技術者もソニーに移るのでしょうが、企業文化の違いもあり、いい仕事ができるかどうかは心配です。ソニーがデジカメやカムコーダーにカールツァイスブランドを利用しているのもミノルタとは合わないでしょう。むしろレンズの資産をタムロンあたりが引き継いでくれればいいのに。
まあ郷愁を別にすれば、古いミノルタのカメラをソニーがサービスしてくれるというのは悪い話じゃありません。デジカメも故障と無縁ではないし、それならサービス体制を統一すべくソニーのデジカメにする、というのは有力な選択肢です。これからのソニーのお手並み拝見というところですね。果たしてミノルタの遺産を生かすことができるでしょうか?