いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

南紀白浜バスツアー(その3)

2013年08月21日 | 極楽日記(国内旅行)

 1971年に開業した海中展望塔。今でこそ沖縄や大阪の水族館では、巨大水槽で自然に近い海の生物の生態を手軽に見ることができますし、スキューバダイビングも普及しましたが、ここは1970年開業の玄海海中公園と並んで海中展望塔の嚆矢であり、当初は大変な人出だっただろうと思います。一般人が簡単には海外旅行に行けない時代でしたし、沖縄も米軍統治下でしたから、宮崎や白浜のような擬似熱帯リゾートが異常なほどの人気を集めました。子供の頃は「新婚旅行とは飛行機で宮崎に行って、集団でフェニックスを記念植樹してくること」だと思っていましたから。

 底部には潜水艦のような丸窓がいくつもあって、周りの海を見ることができます。

 最初はこんな小物が見えただけ。

 寄って来ました。立派な鯛です。

 これだけ集まるのは、餌を撒いてるからなんですけどね。

 さすがに鯛ばかりで飽きてきたな。深さ6mでは光のスペクトルが単調になるため、美しい桜色のはずの真鯛も目立たない濁った色になってしまいます。

 これを上から見るとこんな感じ。もちろんここで釣りはできません。

 展望塔外側のデッキから。後ろが太平洋に突き出た潮岬です。展望塔は潮岬の西側にあり、大島や橋杭岩は東側なので見えません。

 お楽しみの夕食。ここは好きなものを選べるブッフェ形式で、利用しやすいのか外国人も多かったです。名産のマグロももちろん食べ放題。

 地元の干物を焼いてくれるサービス。小さいしちょっと焦げ気味でした。干物にも好き嫌いはあるはずですし、せっかく串本に来たのだからおいしい干物が食べたい人もいるでしょう。追加料金で好きな干物を焼いてくれてもいいのでは。

 こちらは揚げ立ての天ぷら。海老とカボチャがありました。団体客主体の宿としては上出来なサービスだと思います。

 温泉を楽しんだ後はロビーで餅つき。なかなか力が入っていますが、露天風呂が楽しくて長湯してしまったのでばて気味かも。串本温泉浦島ハーバーホテルは全国的に知られた那智勝浦のホテル浦島の系列で、大洞窟温泉こそありませんがほのかな硫黄泉は肌当たりも優しく、浴槽の種類もいろいろあって退屈しません。

 長男だけあってさすがに力強い。
コメント
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