いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

香港小旅行(その3)

2013年08月08日 | 極楽日記(海外旅行)

 展望の名所、ビクトリアピーク(太平山)です。左奥に見える四角柱のビルが、今のところ最も高い118階、484mのInternational Commerce Center (ICC)です。最上部はリッツカールトンホテル。高すぎて雲の上になってしまうため、常に展望がいいわけではありません。中央やや左のトウモロコシみたいなのは、次に高い415mのInternational Finantial Center (IFC)の第二期ビル。

 こちらは香港島、向こうが九龍半島です。向こうのほぼ正面にペニンシュラと、その向こうに64階、261mのハイアットリージェンシーが見えますが、年々ビルの高層化が進んでいるため、恐ろしいことにこの程度の高さではたいして目立たなくなっています。半島側に超高層ビルが少ないのは、旧空港がこの地区にあったため。あと10年もすれば400mクラスのビルが林立しているはずです。香港島側の下の方にHSBCと見えるのは香港上海銀行本店ビル。小さいように見えますがこれでも44階、179mあります。

 視野をもう少し東側(写真では右方向)に向けますと、左のペケ印のビルが367mの中国銀行タワー。特徴的な断面のビルですが、鋭角の頂点がさっきの写真のHSBCビルに向かっており、風水では悪い運気を商売敵であるHSBCに向けていると解釈されるそうで、当初は話題になりました。少し右の"LIPPO"と書いてあるツインタワーがリッポーセンター。高さ186mなので、名古屋のツインタワー(高さ245m)の方が少し高いです。中央にある体育館みたいなのが香港会議展覧中心。右にある鉛筆みたいなのが、世界一だったこともある374mのセントラルプラザ。

 雲が多かったため見通しは今ひとつですが、来る度に変容する香港の光景を楽しめます。ビクトリアピークからの眺め、特に夜景を期待するなら、空気の澄んだ冬が好適です。

 ビクトリアピーク山頂は海抜552mで、まだビルよりは高いですが、もう少しするとビルから見下ろされるようになるのかも。

 山頂にはこんな奇抜な建築のレストランがあります。

 すいかレストランって何だろう?

 ビクトリアピークの名で知られますが、本来の名称は太平山。ビルの密林で暮らす香港人には貴重なリゾートなので、暑いにもかかわらず競技用の自転車で登って来ている人がたくさんいて賑やかでした。

 ピークトラム、要するにケーブルカーの車体です。これに乗るのも面白いのですが、今回はツアーのバスで送迎してもらったので乗りませんでした。トラムとスターフェリーは次の楽しみに取っておきましょう。
コメント
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