雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

夏の旅行(10)

2017-09-09 10:39:36 | 撮り鉄日記

 山形から仙山線→仙台経由で北上泊、そして翌朝真っ先に花巻に向かいます。

途中、廃線跡転用の遊歩道も歩きながら、駅近くの公園の片隅に置かれているものが今回のターゲット。

  

金網で厳重に囲われているのは鬱陶しいですが、これのお蔭で良好な保存状態が保たれているのも否定できないので…

  

東武博物館と大胡に台車のみ一つずつある、銚子デハ101と同じ雨宮の板枠台車ですね。DH-16圧縮機の蓋が欠品で中身が丸見えになっています。

それにしてもナローな電車ですね。ロングシートに向かい合わせに座ると、前の人と膝が当たりそうになるというのも大げさに聞こえないような狭さです。車体幅1600mmと言う事は、内寸も考えると、E233系クロスシート車のシートピッチ1500mmより狭いところに、向かい合わせの間に通路が設定されているという事ですから…

  

傍らには案内板があり、往時の写真が貼ってあります。ずらりと並んだ廃車待ちの馬面電車は壮観です。

  

電車の隣の立派な木造建築も気になります。現在は「市民の家」となっているこの建物、旧花巻町役場だったのですね。

(2017年8月13日)