雪うさぎのJunk Yard

へタレ地方私鉄モデラーの独り言と撮り鉄日記

ん...?!

2023-05-28 12:20:25 | 撮り鉄日記

 一応現車の現役時代を知っているし、代表も少しだけ面識がある方なので、少しだけ協力させて頂いたクラウドファンディングの返礼に参加してきました。

クハ851の履いている台車、会員の方(実はご近所の某模型店の常連だったので、私の顔を憶えて下さっていてビックリ、世間は狭いものですね)に伺ったところ、とある解体屋に転がっていたものを譲り受けたものがちょうど良いや、と履かせたそうですが、何か変… エアサス改造じゃん! ということはこの台車の正体は西武501系(2代目)のTR25Aでしょうね。現車が姿を消してかなり経っているのに、まさかこれが残っているとは思いませんでした。出所は想像は付きますが敢えて触れません… クハなのに主電動機(MT30)も付いたままですが、外すのは大変なので、主電動機がどうしても欲しい!!という人が現れない限りそのまま、だそうで。

因みにこれが小田急1800本来のDT13改、似ていますが、枕ばねがコイルバネなのと、ブレーキシリンダが台車装架です。


車窓から発見

2023-05-07 19:46:55 | Weblog

 身延線某駅にて、こんなのまだ残っているんだ。どっちみちこの電車は途中までしか行かないんだから、途中下車すればよかった、と思っても、気付いたのは既に発車後で後の祭り。

  

取り敢えず終点まで。それにしても何も無いところだな。

こんなローカル線なのにフェンスが厳重ですね。走らせる以上は必要な投資はきちんと行い、最低限求められる安全性及びサービスレベルは維持する、という会社の方針の表れなんでしょうね。某西の方の会社みたいに、消極策に徹して自ら旅客の逸走を招くような施策を永年続けておきながら、ここに来て今後の運行の見直しを、と言われてもねぇ。

  

この会社は功、罪共にとかく2代目社長の事ばかり言われるような気もしますが、その礎を造ったのは初代の須田寛氏他ならないと思いますし、彼が目指したのは、国鉄が本来あるべき姿の具現化なのかなぁ、と。

駅前のバス停は3本立っていても、見事に全部自治体運行管理のコミュニティバス、民間事業者の路線は一つも無し。勿論休日は全運休で旅行者には優しくありません。


ああもう終わりか

2023-05-06 20:09:43 | Weblog

 世間には9連休なんてところも多いようですが、私は大体カレンダー通り。なのでピークを少し外して空いた電車で快適に、何てことは不可能なので、結局ほとんど家に籠りっ放しでした。真ん中の二日の通勤電車はガラ空きかな?と少し期待したら、案外いつもと大差なし、通勤より通学の比率が多い路線じゃダメか。行楽帰りらしき格好の人たちで平日より混んでいる土曜の夕方、よりは腹立たんけど。

 

一日もどこにも行かないのも精神衛生上も良くないので、さてどこか行こうか、ハードな撮り鉄をする気分でもなく、気軽な乗り鉄くらいが良いな、と考えた時、そう言えば身延線ってまともに乗ったことないな、以前、甲府倉庫の加藤6.5t保存機を見に行くために甲府→南甲府で乗っただけじゃん、ということで、それに決定。この電車も先が見えてきた気がしますが、先行の大月行きがクロス車、だったのに、甲府行きはロング車、松本行とかでもロング車の場合も多いので、特に運用上の区別は無さそうです。

 

燃えるとか、六価クロムが、とか散々言われながらも、着実に各地で増殖する中華電気バス。シャーシでもVVVFインバータでも、各要素での技術力では日本メーカーが勝っていても、慎重過ぎる姿勢が、取り敢えず作りながら考えれば良い、と言う中国メーカーの後塵を拝す結果になってしまいました。最初から完璧なものを出さなくてはならない、と言う強迫観念の様なものに囚われていると、不完全だろうと実際に手を動かし続けて製品を世に問い続けた側に負ける、と言う事でしょう。

 

駅前にあって何だろう、と長い間思っていた建物もちょっと見てきました。レトロっぽいデザインで新しく造ったのかな、と思ったら本物の移築物件でした。

 

身延線は相変わらず、安定のネオ国鉄デザインな電車たち。373系なんて久しく乗っていないな…

  

本日のお昼はこれ。甲府駅の売店だとこれと「元気甲斐」は入荷数が少ない様なので、確実に食べたければ小淵沢まで行った方が良さそう。次の鰍沢口行は幸いクロス車だったし、空いていたので優雅な?ランチタイムを過ごせそうです。


キハ58

2023-04-17 06:55:22 | 国鉄型

 「ときわ」/「奥久慈」の増結車を作り掛けたら、どうせならもう少し足して「いわき」に組み替えられるようにしたいな、とか、どうせならそれと組む新ニイ車「いなわしろ」も...とか、また際限なく増えていきます。使うあてもなく、取り敢えずストックしてあったキハ58-1500の冷房準備車の屋根だけとか、キハ57が活用できますし。冷房準備車は屋根だけ入手したので、これまた長期在庫品のキハ58-1100と組み替えますが、そのままではなんちゃって1500番代になるので、タイフォンカバーを「ときわ」セットの余り物でシャッター式に直し、冷房用ジャンパ線を撤去しておきますが、制御用ジャンパ線収めの位置は冷房車と同じ後期型にして、製品の冷房準備車とは敢えて違うバリエーションにします。ニイにいたのはこのタイプだったしね。常磐無線付きキハ58の非冷房車は雨樋の赤を消して、アンテナを載せただけですが、ミト車ならタイフォンカバーだけでもスリット式に直しておこうかな。新ニイ車は70年代までなら屋上やタイフォンはそのままで良いでしょうけど、平窓は400番代が大多数だったので、キハ57ボディを使うなら、客扉の下に小窓を開けなくてはなりませんね。富士急58001が手に入るなら、そのままでOKですが。どちらにせよ、雨樋の赤はニイ車ならそのままで好都合ですけど。

このサイトを見付けてから、キハ58系のバリエーションの多彩さと奥深さにハマってしまった感があります。タイフォンカバーやテールライトの形状、運転台側窓のバランサー点検蓋の有無や形状、キハ28の給水口の位置とか、新製時の形態に限っても、とにかく細かな設計変更が多岐にわたります。

2輌のキロは、ミトの2112はKATO「いいで」セットの135番に妻面のジャンパ線収めの凹みを追加(これが結構面倒だぞ)、それと何故か製品では忘れてある給仕室上の半ガラベンを追加。ニイ車は在庫品の2300番代を4DQ仕様にして506番に、と思ったら、これ、屋上のクーラー位置が修正される前のエラーロットじゃん... 最新ロットでは直っているようですが、流通量が少ないようで、今も店頭に残っている製品のかなりの部分は旧ロットの可能性があります。オークションやフリマサイトでも出品されているのは旧ロットばかりだし。

これ直すの面倒だな、と思案していたら、北海道用キロ26も最新ロットなら修正後の屋根じゃない?と。100番代はともかく、200番代なら3輌しか実車が無いので需要が少なく、よってヤフオクとかでも比較的手頃に入手可能、そして同時に発電セット機関が4DQ仕様の床板も手に入るじゃん、と言う事で、これと組み替えるのが得策と判断。

発電セット機関は防風板で大体隠れるので、最初は種車の4VKはそのままにして、防風板だけ自作して誤魔化すつもりでしたけど、これで正調500番代に出来ます。506番は水タンクだけは新型に交換されており、元の2300番代の方が近似なので、移植するつもりですが、外した水タンクはキハ27とかに流用するつもり。最近のロットは水タンク、発電セット、DMH17Hエンジンとか別パーツ化されているので、加工には好都合です。

ここに来て某SNSで、ミトのキハ58-400後期型(1038,39)の常磐無線アンテナの配線は他車とは左右逆、と言う不都合な事実が発覚、これも直すことに。キハ28でもやはりデッキ上にベンチレータが追加された後期型の2446番だけ逆なので、何か後期型特有の理由があるのでしょうか? そうするとキハ58でも後期型にはデッキ上のベンチレータがあった筈で、これも前位のアンテナがキハ28-2446同様に前寄りに取り付けられていてもおかしくなさそうなのですが、そこは通常位置なのがこれまた謎なんですよね。


ときわ/奥久慈

2023-04-01 13:06:54 | 国鉄型

 Tomixから新発売のキハ58系「ときわ/奥久慈」ですが、このセット構成通りの5+5の10連って、59-2ダイヤ改正で減車されてから、60-3改正で廃止までの1年程度しかなかったはずなので、往年の12連を再現すべく、増結用車輛を用意することに。そこで問題となるのが常磐無線アンテナの存在ですが、1975年以降に千葉や和歌山等から転属してきた車輛は一部を除いてアンテナは取り付けられなかった(当然常磐無線運用区間の上野―取手間は先頭に立つことは出来ません)ので、中間に封じ込め前提でそのままレギュラー品のキハ28-2300そのままでもほぼOKです。もっとも、ヤフオクやメルカリとかを除けば、本セットのバラし品の常磐無線付きキハ28が比較的安価(「由布」とか「きのくに」と違い、多分そのままでは汎用性に欠けるからでしょうか)に入手可能なので、それでも良いのかも知れません。しかし、それでは面白くないので、どうせなら製品に無いタイプを造ってみようかな、と、こんなのをやり掛けちゃいました。仕掛品や依頼品を放置して、いつもの悪癖ですな。

「ときわ/奥久慈」に混ざるのはキハ58系に限りません。70年代末位まではキハ55系が混ざっていることも時々ありました。多分先頭や指定席車は極力避けていたとは思いますが… バス窓のキハ55は詳細な形態が判る写真が見付けられなかったのですが、これが2輌挟まっている編成写真を見付けることが出来、2輌共常磐無線アンテナが載っているように見えた、そして同時期の水戸機関区には該当車種は19番と27番の2輌のみ、両車共67年に千葉から転属してきて、78,79年に美濃太田と盛岡に転属するまでは水戸にいたので、これのどちらかになります。1段窓のキハ26は、何とか形態が判る写真を発見できた209番にしてみました。アンテナの位置は配線は、他に見付けた千葉から四国に転属した常磐無線撤去車の写真とかも参考にしつつ、想像を交えてはいますが…

水戸にはキハ28非冷房車も末期まで少数がいたので、0番代をキハ57のボディと、以前「紀ノ川」のキロ28-2050を作るときに余ったキロ27の床下から作ります。最末期だと該当は190か191番ですが、190番は房総急行用のヘッドマーク掛けが貫通扉に付いているので、191番の方が簡単です。加工個所は車体は給水口の移設と、タイフォンカバーのシャッター式→スリット式への変更と、屋上は常磐無線関係の他は、水タンクと後位側の排気管の撤去です。

 

あと、車体の再塗装が必須なのだからと、ついでに運転席側窓のバランサー点検蓋もエバーグリーンのt0.13プラシートで表現しました。この点検蓋、標準装備される(キハ28 357~、キハ58 549~)前の初期型も多くは後年に運転席側のみ増設されているのですが、本セットに入っている製品のキハ28-0、2000には表現されていません。この程度なら、クリーム色に塗ったクリアデカールでも切り出して貼っておくだけでも十分かも知れません。固定ボルトはどうせ変に表現してもクドくなるだけでしょうし。

最後に、製品には無いバリエーションとして、前位のアンテナが通常より前寄りについている異端車キハ28-2446、これは300番代最終グループで車体側面の給水口も中央寄りなので、その移設も必要です。このタイプの車体のキハ28は、確か氷見線セットか何かに入っていたと思いましたが、今更入手も困難なので、レギュラー品の2300番代を改造してあります。今回のセットの常磐無線車とも、前位アンテナの位置だけでなく配線の位置が左右違って引き直しになるので、屋根もレギュラー品のクーラー位置をずらして使います。さて、これだけアンテナ位置が違う理由は...

このグループはベンチレーターが前後のデッキ上にも1個ずつ追加されているので、非冷房時代にこれを避けてアンテナを設置→それを冷改したときにベンチレーターを撤去したけど、アンテナはそのまま、と言う事みたいで。後位側のアンテナは冷改時にずらしているのですが、前位側は敢えてずらす理由も無いからそのまま、と言う事でしょうか。上が原型時同じ屋上配置だったキハ27-100後期型、下がキハ28-0非冷房の常磐無線改造車です。

そう言えば今回の製品、特に前から2番目のクーラーキセの位置が̘̟前寄りな気がしません? 下の2446のクーラー位置はBONAのP-406 気動車用常磐無線アンテナ台座の説明書通りの寸法で配置し、実車でも何枚か写真を見ても下の方に近い気がします。もしかしたら位置には個体差があるかも知れませんけど。

いつも思うのですが、この気動車のアンテナ台座、何でこんなに大きいのでしょうか? 電車はもっと小さい台座しか付いていないし、同じ気動車で同じようなアンテナを載せている南海キハ5501はやはり小さい台座で済ませていたし。


すっかり春らしく

2023-03-12 19:42:44 | Weblog

 今日あたりは日中は上着も要らないような陽気でしたね。もう雪景色は北海道にでも行かないと期待できそうにないかな。行きたいと思っていた只見線も落雪の恐れから当分の間、大白川―只見間が運休、しかもこの区間は並行する国道も冬季通行止めで、バスやタクシーでの連絡も不可、なので雪解けまで乗りに行けません...

 

先日の富山の続き、リニューアルされた有峰口の駅舎。すっかり新品同様になりました。外壁は以前の通りモルタル仕上げの方が良かったかな、と思いますが、壊されてどこにでもあるプレハブ待合室にならなかっただけ文句は言えません。旧駅名標記もちゃんと復元されています。


町屋にて

2023-03-12 19:21:23 | Weblog

 今日は町屋での催事をちょい見してきました。そこの一角での作品展で。

   

私好みの題材を、手際よくセンス良く丁寧にまとめた作例を見て、やっぱこうありたいな…と思いつつも、なかなかこうは出来ないよな。

上田丸子、うちにある20年位前に着手した仕掛品を何とかしなくては。仕掛かった時って、私がまだ20代だったんだよな、と我ながら呆れるばかり...

実物は散々行っているのだから、模型でもそろそろまとめてやりたいな。

筑波の団臨はどうなった、と怒られそうです。

  

パイピングが苦手な私には、溜息が漏れる出来です。

こんなキット出ていたっけ?と思いたくなりますが、これがフルスクラッチとは、ただ凄いです。


だいぶ春らしくなってきました

2023-03-05 12:15:38 | 撮り鉄日記

 今シーズン中に一度はちゃんと雪景色を見に行きたいな、と仕事の予定と天気予報を睨みつつ、多分この機会を逃したら今年はもう無いな、と言うタイミングで前日に決定、バスタ新宿から富山へGO!

 

富山駅周辺は積雪ほぼ0だったけど、岩峅寺を出たあたりから急激に積雪が増え、横江あたりでしっかりと雪景色になりました。流石にもう春の雪と言った雪質だったけど、次の週から気温が高くなるとの予報だったので、もうこんなに新雪ガッツリは今シーズンは望めないでしょう。地鉄雷鳥色、雪中では保護色になりそうに思えますが、ギリギリ存在を主張する絶妙な配色ですね。

  

定番ポイントも新雪で化粧するとガラッと雰囲気が変わります。気温は高めなので、陽が出てくるとみるみるうちに消えていくので、電車を待っているときは冷や冷やしますが。

 

乗っても寒いし、正直ハズレ扱いな元東急車だけど、雪煙を巻き上げて走る姿は悪くないかな、と。でも60形の方がやっぱり良いな。

(2023年2月25日)


茶色いハマ線

2023-02-13 22:57:56 | 国鉄型

 73系南武線セット、そのまま遊ぶかとも思っていたのですが、思わぬところで以前発売の増結Bセットを発見したので、手持ちの半端モノや鶴見線全金からの組み換えでMcTTM’cと付属McMT’cを組む目途が立ったので、やっぱり横浜線にしようかと... 設定時期としてはまだ3段窓クモハが辛うじて残っていた昭和52年頃、付属のモハ72はこの頃だと南ヒナに残っていたのは3輌共920番代なので、鶴見線セットのをモハ72500とコンバート、クハは426,428,432,488と4輌共300番代後期型なので増結Bに入っているのと同タイプなのですが、実車は全部Aアコモでアルミサッシ化されています。ジャンク箱を漁ると丁度クモハ73全金車の窓パーツが1輌分出てきたので、窓枠を削ってこれに換えるかな。ついでにサハ78も同じの2輌じゃつまらないので、1輌はモハ72920のガラスパーツを使ってAアコモ車の212,217,222のどれかにしようかな?

取り敢えずパンタを塗ってみたり、旧63原型車体のグロベンをKATOのクモヤ90用に換えてみたり。KATOのクモヤ90グロベン、もうちょっと縁が細いと良いんですが。63形グロベン、本当は鉄コレの小田急1800や東武73に付いているのが形が良いのですが、単独では売っていないし、ジャンク品から部品取りするにも、がっちり接着されているのでいけません。

原型車体だけでなく、全金車にも旧品流用でこのグロベンを載せているのがあります。横浜線には同形態の該当車が無いので、これは鶴見線にする予定。余談ですが、クモユニ74とかにもこれを流用しているケースがありましたよね。


もう1月も終わりですが

2023-01-30 23:54:38 | Weblog

 少し遅めの初詣、ほとぼりが冷めたら節分までに行こうね、と言って、親にリクエストを求めたらここが行きたいと言う事で、行ってきました。

  

先日までの大雪で、一面真っ白で眺めは最高でした。いつものだんご屋さんが来ていないのが残念ですが、人も少なく絶景を静かに楽しめました。一人で来ているのなら裏山に廻って俯瞰撮影ポイントで赤電を待ちたいところですが。

 

さて、そろそろ宿に帰ろうかと思って山の中腹からタクシーを呼ぼうとしたら、全部出払っていてすぐには行けないとのこと。結局700段の石段を下りて駅まで歩くことに。雪があるのでちょっと怖い。まだ気温が高くて凍結していなかったから良かった。

  

何とか無事に下りてくることが出来ました。