お昼休みも終わり午後の仕事に取りかかろうとした時、携帯が鳴りました。電話は「BMW モトラッドディーラー」の「サービス」からで、「ファル」さんコト「BMW K1200S」の修理が終わったとの連絡でした。
3月28日に「クランクケース」の辺りから異音がし、出力もあまり上がらない…そんなワケでディーラー行きその結果「クラッチハウジング」の「ベアリング部分」が摩耗によってブレが生じて異音が発生しているとの事でクラッチケースを開けてみると…今度はクラッチの残りがほとんど無し!さらにエンジンの出力の上がりが良く無いのは「2番シリンダー」の「ダイレクトイグニッション」が調子が悪く、「失火」している状態で、しかもシリンダー内にかはかなりのカーボンが溜まっており、プラグもダメになってきていると43600kmしか走っていないのにこんな状態です。確かに「街乗りメイン」と「K1200S」としては珍しい使い方をしている為にこんななってしまったのです。
それで、修理内容は当然ながら「クラッチハウジング」と「クラッチ」は完全に交換です。それに2番シリンダーの「ダイレクトイグニッション」が失火しており「イグニッションコイル」を交換さらに「プラグ」を全気筒分を「純正 イリジウムプラグ」へ。そしてその際にラジエーター液も交換になりってます。
溜まったカーボンの除去は「フェールプロ」なる「エンジン内洗浄機」を新たに導入したそうで、現在「お試しキャンペーン」で「15,000円」のところを「10,000円」で。との事でやってもらう事に。何でも「洗浄液」をタンクからの「フェールチューブ」に直接接続してそこから流し込む方式でして、フェールラインからシリンダー内、さらに「キャタライサー」までも洗浄できるそうで、エンジンを開けるよりも手軽ですばやく、なおかつお安くできるとメリットが大きいのです。それで、ファルさんですが、さすがに「プラグ」の状態からして「相当カーボン」が溜まっている状態で、洗浄中には洗浄液とカーボンが燃焼される為「白煙」が上がるのですが、それが相当だったようで、通常は20分程度なのですが「35分」もしたようです。その為エンジン内はかなりキレイになり、エンジンの周りは馴染んでいるのに新品と同等の吹け上がりになりました。
ただし、薬剤によってエンジン洗浄するので、洗浄後しばらくは「排気ガス」が洗浄剤のニオイになり、残ったカーボンがまだシリンダー内などに残っているのでそれがエンジンオイルで洗浄されるまで500kmくらいしてから汚れたエンジンオイルを交換した方が良いらしいです。ですから1月後くらいにはエンジンオイルを交換してもらわないとなりません。その時また「フラッシング」をしてもらおうかな。
それにしても、さすがに色々としているからですかね、とっても良い走りをしてくれまして、ホント走っているだけでニンマリしてしまいますよ。さて、これからはカーボンが溜まらないようにたまにはエンジンを普段よりも回してあげないとなりませんね。
それでは本日の登場人物は当然ながらこの方ですね、「天元界 気象制御管理省 第三惑星 東亜支局 気象精霊」の「ファルティシア・カエラム・マーティンス」さんです。とりあえず当分はこれで大丈夫でしょうね。まぁ治療費は相当かかってしまいましたが…。