こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

東京だと夏至で大雨って珍しい?

2017年06月21日 | 一般

 関東地方でも今日は梅雨前線の影響で一日中雨でしたね。しかも低気圧通過の影響で風も強く、嵐のような状態でしたね。こんな梅雨空本番な感じですが、今日は「夏至」。そうです北半球では「南中高度」が「一番高い日」なんですよ。

 「夏至」とは「二十四節気」の1つで、この日から「小暑」までの期間もそう呼びます。 その規定は一般的な「定気法」ですと「太陽黄経が90度のとき」で大体が昨日のように「6月21日」ごろが多いですね。もう一つの「恒気法」は、「冬至か ら182日目」となり、こちらは「6月22日」ごろとされ本日が該当します。この場合は「春分」から「秋分」までの間が該当します。なんだかややこしいですが、現在は「太陽の「黄経」から を基準としています。

 この日、「北半球」では太陽は真東からやや北寄りの方角から上り、真西からやや北寄りの方角に沈み、「日の出」、「日の入り」の方角は「最も北寄 り」となるのです。「北回帰線上」から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過するのです、これは「北回帰線」に太陽が位置しているからになります。な ので「夏至」の時は「北緯66.6度」以上北の地域、要は「北極圏」全域では、太陽が一日中沈まない「白夜」になり、逆に「南緯66.6度」以上南の「南 極圏」全域では「太陽が全く昇らない「極夜」となるのです。

 ちなみに良く言われている「1年で日の出の時刻が最も早い日・日の入りの時刻が最も遅い日」と言われているようですが、これは「夏至の日」とは 「一致しません」。日本ですと、「日の出が最も早い日」は「夏至の1週間前ごろ」で、「日の入りが最も遅い日」は「夏至の1週間後ごろ」となるのです。

 当然のことながら「南半球」になると昼と夜の長さの関係が北半球と逆転しますから、「天文学」的な「夏至」とは別で、慣習的に「一年中で一番昼が 長く夜が短い日」のことを夏至と呼ぶことになります。なので「南半球」が「慣習的な意味」での「夏至」は「北半球」では「冬至の日」になるのです。

 あと、この日に地方によっては「イチジク田楽」を食べる習慣があるそうですよ。

 フト思い出したのですが、夏至の日に雨って結構珍しい感じがするんですよね。「日本気象協会」でのここ30年間の統計では「曇り」が一番多いそうですので、やはり雨の日は少ない感じですね。

 それでは、本日の登場人物はこの方。子供の頃にある病気が原因で中途失聴者になってしまい、「宇宙には音が無い」という事から「天文」に興味を持ちその知識から同級生の天文仲間二人と「天文クラブ」を作り、高校では「インクルージョン教育」でその学力の高さから「進学クラス」にいるほど。宇宙の深遠のような漆黒の髪と眼を持ち「天文部」である事から「闇夜の妖精」の二つ名までもつ「渋川 真夜」さんです。「夏至」と来て「梅雨明け」になればもう夏本番ですよ。って事で、学校指定の水着なのです。

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