こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

酉年のお正月。

2017年01月02日 | 博物館・科学館

 「博物館に初詣」と、ここ数年は「上野の山」で年始のキャッチコピーが使われており、年始のイベントのかなり開催されているようです。「かはく」でもそれにならい、数年前から「1月2日」から開館しているのです。そして、1月2日3日だけの限定イベント「ニューイヤー・ミュージアムラリー2017 酉・鳥・とり」と「常設展示」からラリーシートに書かれている「酉年に関する展示」を探し、その展示の近くにある「キーワード」を集めるイベントなのです。

 ここ数年1月2日に「かはく」へ行っているのですが、今年は結構混んでいましたね。大体8時50分頃に到着したのですが、その時点で「200名近く」が並んでおり、最終的には300人くらいは並んでいたのではないでしょうか。しかもこれは「常設展示」の方ですからね。

 ともあれ、まずは「ニューイヤー・ミュージアムラリー」から。「日本館地下1階」の「シアター36○」の近く、「多目的展示室」の逆サイド辺りに特設ブースがありますので、そこで「エントリーシート」を貰い開始です。今回は「日本館」の1・2・3階と「地球館」B1・1・3階でそれぞれ1箇所合計6箇所にチェックポイントであり「キーワード」展示がありますので、順々に全体を回りながらでも可能ですし、私のように「チェックポイント狙い」で速攻周るの良いでしょう。そして今回は「キーワード」には番号が振られており、その順番に並べていけば言葉になりますので、あまり考えずに出来ます。去年の「申」の時は「キーワードを並べ替えて言葉を作る」でしたから結構頭を使いましたよ。

 年に10回近く上野本館には行っていますから当然ラリーシートにある場所は何処だか簡単に把握できますし、大体の展示物もある程度なら目処が付きますから迷わずキーワードを収集。エントリーシートを貰った日本館地下1階のブースで提出。結果的には2番目で終了しました。なんでも少し前に小学生くらいのお子さんが持ってきたようで、そのお子様が1番だったようです。

 今回の「ラリー」景品は昨年と同じ「オリジナルノート」。さて、来年は「戌年」ではどうなるかが今から楽しみですよ。

 そして、ラリーを終えた後は「ミニ展示 科博・干支シリーズ2017 とり・酉年のお正月」です。こちらは「日本館1階中央ホール」で開催されています。ホールに入って出迎えてくれたのは、最近すっかり見る機会が無くなった「天然記念物」であり「高知県の名物」である「尾長鶏」。今回こちらのコーナーの展示では「筑波研究施設」からの出張で貴重な標本も数多く展示されており、中には「撮影禁止」の展示もあります。「鳥の名前がつく」のとして「クチキトカサダケ」と「鶏のとさかのようなキノコ」や「トリノアシ」と通称で呼ばれ、本名は「ユイキリ」と呼ばれている海草類と「ウミユリ科」の「トリノアシ」が展示されていますし、珍しいものとしては「ヒオドシジュケイ」と呼ばれるヒマラヤ原産の鳥はとてもカラフルで見栄えがあります。そして「酉」のイメージがある「鶏」の仲間も紹介されていますよ。

 そんなこんなで、「酉年のお正月」なのでした。

 それでは、本日の登場人物は「博物館」の話題でしたので、この方。「ベルジアンタービュレン」の「Chiefille」で「人類学」の中 でも「古代美術」を専攻している「ベルギー国立博物館」の「学芸員」である「リリアーヌ・コラフェイス」さんコト「リリア」さんです。「東洋」ではその年 ごとに決められた12種類の動物のうちの1種がマスコットのような存在をしている「エト」と呼ばれる習慣があるようでして、今年は「ニワトリ」。「酉年のお正月」なのです。ちなみに背景が「ニューイヤー・ミュージアムラリー2017 酉・鳥・とり」の「特設ブース」なのです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2017年、平成29年始まりましたね | トップ | 花粉と花粉症の科学 »

コメントを投稿