こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

コレで手に当る風が軽減できるね

2017年01月24日 | BMW Motorrad

 私が所持している「モーターサイクル」である「BMW K1600GT」。その名のとおり「グランツアラー」なので防風性が高く、体に直接風が当る部分が少なく、そのために夏場の暑い時用に「ディフレクター」があるくらいなのですが、「ステア」の切れ角の問題から「手の部分」にはカウルの類が無く、ほぼ直接風が当る状態なのです。多分殆どの「フルカウル」のモーターサイクルでもそうでしょうね。ただ、ある一部の車種は「手に風が直接当らない」ので、冬場でも「手が冷たくなりにくい」のです。それは「オフロード系」なんですよ。オフロード系は軽快さを重視しているために殆どカウルはありません。しかし、「飛び石」や「枝」などから「手」を守るために「ハンドガード」が取り付けられている車種が多く、また、アフターパーツとしても取り付けがしやすく、対応品が多いのですよ。この「ハンドガード」、「飛び石」や「枝」などから「手」を守るためにブリップ前面を覆うような形なので、当然「手」には直接風が当らないので、走行風によって手が冷えてしまう事が軽減できるのです。

 そんなワケで、どうしてもモーターサイクルに乗っているとこの時期は「手」が冷えてしまうので「K1200S」の時から取り付けを考えていましたが、いかんせん「汎用品」ではハンドル部分の隙間が無いので取り付けられなかったのです。じゃぁ「ハンドルカバー」?となるのでしょうが、どうも「何かあったとき」に「ハンドルカバー」ですと咄嗟に手が放せないとかがありそうですし、見た目がねぇ…。

 そうしていろいろ探していたらこんなのを見つけました。「Wunderlich ハンドプロテクター K1600GT/K1600GTL」。「BMWモーターサイクル用アフターパーツ」として有名な「ワンダーリッヒ」からの製品で、さすが「GT」用にと考えられていますね。用途も完全に「防風」です。「ハンドガード」自体の素材は耐衝撃性などを考えて「ポリカボーネート」でしょうかね。色が「クリア」と「スモーク」の2種類でお値段なんと「24,192円(税込み)」。ハンドガードとして考えれば相当高価かな分類に入りますよ。しかしこれ以外には当然無く、仕方なく購入しました。

 さて、実際に取り付けですが、正直「ハンドガード」くらいですから、簡単にできます。使用する工具は「トルクスレンチ」の「T25」と「T30」。取り付けには「ハンドルスイッチユニット」のハンドルクランプ部分で、既存のボルトを外して、付属のスペーサーをかましてロングボルトに取替えてステーを取り付け、そこにハンドガードを付属のラバーナットとボルトで止めて完了です。まぁ30分もあれば両方終わるのではないでしょうか。注意するべき点として「説明書」がまず「日本語」では無く、英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語と図で表記されており、図を見れば何とかなります。が、結構大雑把なので、どっちのステーが右か左か解りづらいですよ。ちなみに「ステー」は切り欠きが「マスターシリンダーリザーバー」に沿うようになっているので、ハンドルクランプのボルトを外す前に確認しましょう。「取り付け図」の2ページ目の上のイラストは完全に左右逆になっていますので要注意ですよ。それと「ハンドルクランプ」のボルトは「左右で違う」ので注意です。「右」は「T30」で「左」が「T25」。「左」のボルトは見ればひとまわり小さいので気にしていれば違いに気がつくハズです。

 取り付けも終わり、1kmほど走ってみました。違いが解るように「夏用」のメッシュグロープで走りましたが確かに風が直接当たりませんね。ただ、そんなに速度が出ていない状態ですし、距離も短いですからはっきりした違いは完全には解りませんが、グリップの前に風除けが有るのですから「物理的」考えれば直接風が当たるような事はないでしょうし、縁の部分が立たせてあるので、防風効果も見た目は高そうですし、長さも「グリップ全部」では無いですが「2/3」は覆っているので十分手はカバーできているでしょう。

 ただ、問題と言いましょうか…が一つ。「フルステア」をすると「ハンドガード」が「ミラー」に接触します。走行中にはそうそうフルステアをする事はありませんでしょうし、接触するといっても「軽く」ですから、極端に気にする事はないでしょう。

 とりあえず、コレで風が直接手に当たらないようになるはずですから、手の冷えは軽減できそうです。

 それでは、本日の登場人物は私の「K1600GT」のキャラクターであるこの方。「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 気象情報管理 士」で階級は「第三階位第二級」、精霊の種類としては「風の上等精霊」で「大気の女神」の意味である「フィヨルギュン」を称号にもつ、「カティア・フィヨルギュン・エルトゥール」さんです。風が直接当たらなければ、冷えないワケですよ。ちなみに背景が私の「K1600GT」に取り付けたところです。

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