千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

眠庵(神田須田町)の「二種もり」

2006年12月31日 | 蕎麦
【12月31日調査・登録】
 本日は大晦日・・・大晦日と言えば「年越し蕎麦」ですね。本日は、蕎麦の名店がひしめく神田にあって、一部の蕎麦マニアが足繁く通うという不思議な人気蕎麦店を一年の締め括りに選びました。「眠庵」は、狭い路地にある門(下の写真)をくぐった奥にありますが、古民家を改装した店舗で、一般的な蕎麦屋の外観とはかけ離れています。また、店内では靴を脱ぎ、板張りの床に上がって椅子席で蕎麦をいただくことになります。この不思議な空間では、蕎麦だけでなく、手作り豆腐や酒肴も楽しむことができます。


 「二種もり」は、日替わりで産地の違う2種類の蕎麦を楽しむことができます。本日は、まず、栃木産の蕎麦です。蕎麦の香りが豊かです。汁は辛めで、薬味は山葵と大根おろしです。


 次に、福井産の蕎麦です。


 今年も1年間、「千代田グルメ遺産」をご覧いただき誠に有り難うございました。来年も引き続き宜しくお願い申し上げます。

★眠庵
  所在:千代田区神田須田町1-16-4
  電話:03(3251)5300
  品代:二種もり1,160円