中国宇宙ステーションと天舟6号の撮影記録です。
撮影システムは、シン・システムのドブ30cm+アイピースPL25mm+拡大撮影アダプターですが、惑星カメラは気流対策として視野の広いモノクロASI174MMにしてみました。
さて、時間です。アンドックした天舟6号がCSSからどのくらい離れているかを確認すべく、いるか座を待ち伏せポイントとして双眼鏡で覗いていたのですが…
CSSは見えども天舟6号らしき移動光点はまったく見えません。高度が低いから見えないのかと思ったのですがはくちょう座に来ても天舟6号は見えません… え、ひょっとして… かなり先行してるのか?
と思って双眼鏡から目を離してカシオペヤ座を見ると…あちゃ~いました。すでに最大高度です。ざっくりな記憶ですがこんな感じでした。
本日のイベントデータ
中国宇宙ステーションと天舟6号を同視野に収めるほど近づいてはいませんでしたが、同縮尺で切り出して並べた写真がこちらです。
Shutter=0.861ms、Gain=300 (75%)
単独飛行の天舟6号は予想以上に明るく、カペラ(0等級)とほぼ同じ明るさに見えました。新システムとASI174MMの組合せは初めてだったのでカメラゲインの適正値に悩みましたが木星で試し撮りをして良かれと思ったGAIN=300は完全に露出オーバーでした。
光度は木星の方が-2.5等級と明るいのですが輝度的には惑星面の反射より金属反射のCSSの方がかなり高いようですね。木星の試し撮りは混乱を招くもとだと学習しました~。
2024年1月13日の中国宇宙ステーション
2024年1月13日の天舟6号
撮影システムは、シン・システムのドブ30cm+アイピースPL25mm+拡大撮影アダプターですが、惑星カメラは気流対策として視野の広いモノクロASI174MMにしてみました。
さて、時間です。アンドックした天舟6号がCSSからどのくらい離れているかを確認すべく、いるか座を待ち伏せポイントとして双眼鏡で覗いていたのですが…
CSSは見えども天舟6号らしき移動光点はまったく見えません。高度が低いから見えないのかと思ったのですがはくちょう座に来ても天舟6号は見えません… え、ひょっとして… かなり先行してるのか?
と思って双眼鏡から目を離してカシオペヤ座を見ると…あちゃ~いました。すでに最大高度です。ざっくりな記憶ですがこんな感じでした。
本日のイベントデータ
中国宇宙ステーションと天舟6号を同視野に収めるほど近づいてはいませんでしたが、同縮尺で切り出して並べた写真がこちらです。
Shutter=0.861ms、Gain=300 (75%)
単独飛行の天舟6号は予想以上に明るく、カペラ(0等級)とほぼ同じ明るさに見えました。新システムとASI174MMの組合せは初めてだったのでカメラゲインの適正値に悩みましたが木星で試し撮りをして良かれと思ったGAIN=300は完全に露出オーバーでした。
光度は木星の方が-2.5等級と明るいのですが輝度的には惑星面の反射より金属反射のCSSの方がかなり高いようですね。木星の試し撮りは混乱を招くもとだと学習しました~。
2024年1月13日の中国宇宙ステーション
2024年1月13日の天舟6号
天舟6号は地球に帰還するのではなく,ドックを空けるために離しているのですね。するとこの間隔のまましばらくいるのでしょうか。そして6号と7号はこのあとどうなるのか?さっそく今晩見てみましょう。ここ数日,夕方のパスが続くようで条件がいいですね。
HEAVENS ABOVEの通過情報では中国宇宙ステーションと天舟6号は接近して(時間にして10秒ほど前方を)飛行していることになっているのですが、1/13日に撮影した時はかなり離れていたので1/14の夕方のCSS通過で確かめてみました。
眼視では見逃すので広角レンズで連続撮影したところ天舟6号は時間にして2分10秒ほど前方を飛行していました。離角にすると約80°ほど離れていることになります。昨日の離角は約50°だったのでずいぶん離れた感じがします。たぶん天舟6号の軌道高度が低くなっているからだと思いますがこのまま自然落下させるのか何かのミッション(衛星火災の消火実験?)を行うのかは不明です。
話は変わりますが、燃料漏れで制御不能となった月面着陸機ペレグリンが現時点の情報ではまさかの地球帰還で、1月19日7時13分(JST)にオーストラリア北東沖に落下してしまうようです。月面に軟着陸することも月周回軌道に入ることもできないということらしいですが、これって月の女神様が宅配便を受け取り拒否にして返品扱いにしてしまった!?ってことでしょうかね~。