9 月29日は高気圧に覆われて一晩中いい天気が続きました~
しかもこの高気圧…移動性高気圧のハズですがなんと東進することなくピタッと停滞してくれてます。ありがたや、ありがたや、いや~、感謝感激です!
シーイングは夏のベストほどではありませんがこの時期としては申し分ないもので文句を言ったらバチが当たるレベルです。さあ、さっそく惑星撮影会を始めることにしましょう!
で、今日は土星の撮影はパスして即、木星からスタートです。この日のイベントとしては19時30分頃から大赤斑が見えて、20時30分頃にかけてイオが木星の前面を通過して、しかもイオの影がイオ本体を追い越すというちょっと面白い現象があるので早め撮影したたのですが… 高度がまだ30°~35°だったので解像度の高い画像は撮れずじまいでした。
ということで、いきなりですが本日のベストフォトからご紹介しましょう。
2日前に衝を迎えた木星(21時57分撮影)撮影時高度47°
9月27日の衝の日は天気が悪くて撮影できませんでしたが2日後のほぼ衝の木星を撮れたことはとてもラッキーでした。ネットニュースによると「2022年の木星の衝には非常に特別なことがある。衝の瞬間、木星の位置は地球から正確に5億9360キロメートルの距離にあり、これは1963年から2139年の間の最接近位置であるため166年に一度の「ベスト」ポジションなのだ。」とあるのだが、これまたずいぶんキャッチーな話題を探してくるものだとえらく感心してしまいました。(笑)
では、ここからは時系列で紹介していきます。
こちらは20時41分の木星です。(撮影時高度37°)
衛星イオが木星表面上にあるときから撮影していましたが、高度が30°以下だとさすがにフニャフニャなのであえてご紹介はしませ~ん。 (^^ゞ
20時59分撮影(高度40°)
木星の自転も速いですがイオの動きはそれ以上ですね。あっという間に木星から離れていきます。
21時39分撮影(高度42°)
大赤斑が正面に来たときは気流が悪くなったので残念ながら解像度の高い写真は撮れませんでした。
21時57分撮影(高度47°)
高度が高くなってきたことの影響が大きいと思いますが、気流も落ち着いたので大赤斑の後流?の渦がよく写りました。
22時12分撮影(48°)
シーイングは一定ではないので同じ露出でとっても写りはビミョーに違います。
23時00分撮影(高度51°)
大赤斑が端に行くと写りは悪くなるのですが今日はホントに気流がいいようです。この位置で大赤斑の内部が写るのはめずらしいのではないでしょうか。
23時11分撮影(高度52°)
23時00分と23時11分の画像は大赤斑を横から見る位置にある写真ですが、これを見ると大赤斑はややくぼんでいるように見えます。大赤斑は台風のような大気の渦なので中心部分がくぼんでいてもおかしくないですが、それが地球から撮影できるかはちょっと疑問ですね。
さてさて、本日の木星の南中は23時18分です。まだまだ木星を撮影したい衝動に駆られますがこの辺で火星撮影の準備開始です。火星はかなり明るくなって現在等級は-0.6等です。視直径は11.8秒なのでまだまだ大きいとは言えませんが今日はシーイングがいいので気合いを入れて撮影しましょう。
で、火星の観望記録は次回のブログでご紹介しま~す。しばしのお待ちを~
しかもこの高気圧…移動性高気圧のハズですがなんと東進することなくピタッと停滞してくれてます。ありがたや、ありがたや、いや~、感謝感激です!
シーイングは夏のベストほどではありませんがこの時期としては申し分ないもので文句を言ったらバチが当たるレベルです。さあ、さっそく惑星撮影会を始めることにしましょう!
で、今日は土星の撮影はパスして即、木星からスタートです。この日のイベントとしては19時30分頃から大赤斑が見えて、20時30分頃にかけてイオが木星の前面を通過して、しかもイオの影がイオ本体を追い越すというちょっと面白い現象があるので早め撮影したたのですが… 高度がまだ30°~35°だったので解像度の高い画像は撮れずじまいでした。
ということで、いきなりですが本日のベストフォトからご紹介しましょう。
2日前に衝を迎えた木星(21時57分撮影)撮影時高度47°
9月27日の衝の日は天気が悪くて撮影できませんでしたが2日後のほぼ衝の木星を撮れたことはとてもラッキーでした。ネットニュースによると「2022年の木星の衝には非常に特別なことがある。衝の瞬間、木星の位置は地球から正確に5億9360キロメートルの距離にあり、これは1963年から2139年の間の最接近位置であるため166年に一度の「ベスト」ポジションなのだ。」とあるのだが、これまたずいぶんキャッチーな話題を探してくるものだとえらく感心してしまいました。(笑)
では、ここからは時系列で紹介していきます。
こちらは20時41分の木星です。(撮影時高度37°)
衛星イオが木星表面上にあるときから撮影していましたが、高度が30°以下だとさすがにフニャフニャなのであえてご紹介はしませ~ん。 (^^ゞ
20時59分撮影(高度40°)
木星の自転も速いですがイオの動きはそれ以上ですね。あっという間に木星から離れていきます。
21時39分撮影(高度42°)
大赤斑が正面に来たときは気流が悪くなったので残念ながら解像度の高い写真は撮れませんでした。
21時57分撮影(高度47°)
高度が高くなってきたことの影響が大きいと思いますが、気流も落ち着いたので大赤斑の後流?の渦がよく写りました。
22時12分撮影(48°)
シーイングは一定ではないので同じ露出でとっても写りはビミョーに違います。
23時00分撮影(高度51°)
大赤斑が端に行くと写りは悪くなるのですが今日はホントに気流がいいようです。この位置で大赤斑の内部が写るのはめずらしいのではないでしょうか。
23時11分撮影(高度52°)
23時00分と23時11分の画像は大赤斑を横から見る位置にある写真ですが、これを見ると大赤斑はややくぼんでいるように見えます。大赤斑は台風のような大気の渦なので中心部分がくぼんでいてもおかしくないですが、それが地球から撮影できるかはちょっと疑問ですね。
さてさて、本日の木星の南中は23時18分です。まだまだ木星を撮影したい衝動に駆られますがこの辺で火星撮影の準備開始です。火星はかなり明るくなって現在等級は-0.6等です。視直径は11.8秒なのでまだまだ大きいとは言えませんが今日はシーイングがいいので気合いを入れて撮影しましょう。
で、火星の観望記録は次回のブログでご紹介しま~す。しばしのお待ちを~
9月29日はとてもいい天気でしたね。気流も良く、惑星日和でした。それにしてもよく写っています。大赤斑が白波を立ててSEBを進んで行く様子?がよく分かります。
さて、この日私が撮った木星は、なぜか左右逆像でアストロアーツに投稿してしまいました。気づかず大失敗です!処理後の木星を見たらなぜか大赤斑が上にあるし、イオの位置が天文年鑑やプラネタリウムソフトと逆だし、逆に自転してるし。処理順が逆になったか?と思い込みました。撮影時かAutoStakkertかRegistaxで、鏡像にするボタンがあったでしょうか?どこかでうっかり操作しているんでしょうね。
アストロアーツの写真拝見しました~。あらら、ホントに「鏡の国の木星」になってますね。鏡像変換ボタンは天体撮影ソフトにもあるのでしょうが意識して見たことはなかったですね。模様の抽出などひとつのことに熱中して画像処理をしているとほかが見えなくなって、あれ!?どこで間違ったの?ということは画像処理あるあるですよね。
めずらしく好天気が続きますね。この機会に今までのうっぷんを晴らそうと昨夜は土星と再度木星を撮影したのですが気流は29日ほどではなくてできあがった画像はイマイチでした。前日の撮影で睡眠不足もあったので昨夜は早めに切り上げたのですが今夜はどうでしょうかね~。今夜は南中時に大赤斑が正面に来るので絶好のシチュエーションであることと、予報では10/4頃から季節が冬型に変わるので今日と明日が惑星撮影のラストチャンスかなと思ってま~す。