晴れ時々スターウォッチング

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宇宙が隕石で地球を攻撃?

2010年05月03日 | 隕石・小惑星
4月29日、ジャカルタで隕石の落下により突然家が爆発し、両隣の
家まで壊れるという事件が発生し、現地で話題になっています。

当初ガス爆発が原因と思われていたが、辺りが突然明るくなり隕石が落下した
という目撃報告があったことから、専門家の調査が入ることになったようです。

この一報が入ったのは4月30日、

Jakalta Globeが伝えています。

「隕石の落下と信じられている東ジャカルタでの爆破」
(Blast in East Jakarta Believed to Be Meteorite)
ニュース記事はこちら→news
要約すると
「警察と天文学者が隕石による破壊を受けたと思われる3軒の家を調査。
1軒の家は大破、2軒は小破の状態。ガス爆発による破壊の可能性を否定。
隕石はまだ発見されていない、床下にクレーターがあること、熔けた物質が
あることなどを報告…。」

調査の結果この破壊は隕石によるものと確認されたようです。

4月30日付の「Ukrainian Globalist」記事
「宇宙が隕石で地球を攻撃?:Space attacked the Earth by meteorite」

インドネシアの首都ジャカルタで隕石が落下し家を直撃しました。
この宇宙からの飛来物は屋根を突き抜け2カ所の床を破壊して地球に達しました。
その結果、この直撃された家は破壊されてしまいました。隕石は落下と同時に爆発し
さらに2軒の家にダメージを与えました。幸い、家は留守だったため一人の犠牲者も
けが人もありませんでした。

インドネシアNational Instituteの宇宙航空学専門家は落下した隕石の大きさが
フットボールほどだったため、地球に到達するまで見えなかったと説明しています。
科学者はこれは非常に希なケースだと説明しています。なぜなら、このような
小さな隕石は多くが大気中で燃え尽きるため地上に届くことはないからです。

Maria Velikanova
2010-04-30 17:06, Society.
元記事→Web


ふむふむ、落下と同時に爆発したとありますね~。
隕石の大きさはフットボールほど…ですか。

5月1日付の「BERITAJAKARTA.COM」でも
「AeronauticsとSpace(LAPAN)のInstituteは、木曜日(4/29)にDurensawit、
東ジャカルタの3軒の家を破壊した爆発が岩石型の流星によって引き起こされたと
確認しました。 爆破は少し灰色の色にほこりを預けるだけでした。」
と報道されていました。

しか~し、何か腑に落ちません!
これが隕石によるものだとしたら、その隕石はふつうではないように感じます。

なぜなら、こちらのニュース映像をご覧下さい。家の破壊が尋常ではありません。

現地ニュース映像→NEWS

こちらは家の中を撮影したニュース映像→NEWS

これじゃ隕石の破片があったとしても見つかりませんね。屋根に開いた
穴も、隕石の落下によるもなのか、爆発によるもかの確認は難しいのでは
ないでしょうか。疑問点は「フットボールほどの隕石ならば自由落下で家に
到達するので激しい爆発は起こさない」ということです。もし爆発するほど
のスピードを維持していたらこの程度の破壊ではすまされないはずです。

島根県の美保関隕石はまさにフットボールほどの大きさでしたが
屋根と床に穴を開けて床下に転がっていました。

これが本当に宇宙からの落下物だとしたら、ただの隕石ではなく
燃料が残っていたロケット・デブリか、ツングースカに落ちた物と
同じような性質のミニ隕石か?…、謎が深まります。

実は隕石がガスボンベを直撃した…ということも考えられますね。