あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

謎の花再び オオバコじゃないの??

2021年05月25日 15時44分13秒 | 野草・木の花と実の観察
この花の正体がわかりました!(2021/6/20) 答えは文末にて。
前回のヤセウツボに続いて、またも謎の花に出会ってしまいました。
トップ画像の道端の花は昨日撮影したもの。
途中で分岐してる。
オオバコっぽいと思い探したけど見つからない。
シソ科かも??と思いつつ探してるけども。
こんなに道端の花で苦戦するとは!
正体をご存知の方、教えてください。も、心折れそうです。
最近よく見かけているヘラオオバコはこれ。
2021/5/20相模原市、水道みちにて撮影。
分岐してない。葉っぱの形も違うので別だと思う。
ちなみにオオバコはこれ。
2021/5/6大和市、泉の森公園にて撮影。
ね?違うよね。そういえば、同品種だと思って撮影しそびったやたら花芽の長いツボミオオバコというのもあったねえ。でも探してる画像とは全く姿が違うんだよね。
2021/5/26撮影。
多分トウオオバコ(唐大葉子):オオバコ科オオバコ属の多年草。
オオバコに似るが全体に無毛で大型になる。
花期:7−8月。高さ40−80センチになる長い花茎を1−5本伸ばす。
和名はトウオオバコ(唐大葉子)で、オオバコと比べて大型で風変わりな姿を異国風と見て、中国から渡来したのだろうと名付けられたが、日本産。
画像は水路のそばの小さな石橋の脇で撮影。おそらくトウオオバコだろうと思ったけども。単に伸びすぎたオオバコかもしれません。植物って個体差が大きいんだよねえ。

2021/6/20補完
この花の正体がわかりました。
きっかけは図書館から借りてる「散歩の花図鑑」の返却日が近づいてきたので、返す前にと見返してて、穂の感じが似てる花に気づきました。早速Webで「クマツヅラ・画像」で検索かけたら当たりでした。
クマツヅラ(熊葛):クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草。鳩が好むことから「pigeon grass」(鳩の草)という呼び名を持つ。
高さ:50−80センチ。荒地や道端に生える。
茎の断面は四角。上部で枝分かれする。葉はバベンソウ(馬鞭草)という生薬として黄疸や下痢の薬として利用され、ヨーロッパでハーブとして用いられる。
葉は羽状に3〜5裂する。
花期:6−9月で、淡紅紫色の花を咲かせる。種子及び横に伸びる地下茎で繁殖する。
古代ローマでは祭礼に持血いるなど、聖なる草とされた。
また、古代ドルイド僧は、清めの水、占い、予言などに用いた。
魔力があり、魔除けの草として、ヨーロッパの古い文献にその名が出てくる」
まさかの!面白い草花でした。いや〜、何気なく撮影した草花でしたが、正体がわかって驚いた。
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相模原市こもれびの森の初夏2021/4/23後編

2021年05月25日 03時14分07秒 | 野草・木の花と実の観察
昨日に引き続き相模原市こもれびの森の散策を紹介。
春の山野草を探しに来たら、こもれびの森は既に初夏の林になってました。林の中の雑草が育ちすぎ。山野草を探す難度が上がってました。
まずはトップ画像。ミヤコワスレではなかろうか?
ミヤマヨメナ:シオン属のキク科植物。春に開花する数少ない野菊。園芸植物として知られるミヤコワスレは本種の園芸種。
花期:5−6月。和名は深山に生えるヨメナの意味。別名ノシュンギク。野菊としては珍しく春に咲く事による。
この2本だけ下草から突き出ていた。
タツナミソウ(立浪草):シソ科タツナミソウ属の多年草。
花期:5−6月。高さは20−40センチになる。丘陵地の林縁などの半日陰地、草地に生育する。
和名のタツナミソウは、花が咲く様子が、泡立って寄せてくる波を思わせるのでついた。
散策路を進んでいたら、なんか汚い?枯れてる??と思ってしゃがんで確認したら、葉っぱの柄でした。一つ気付けば、近くには同じ柄の奴がいっぱいあったので、特別珍しいものではないのかもしれない。
そして群落になってた奴。
ツルニチニチソウ(蔓日々草):キョウチクトウ科の常緑蔓性植物。
ツルギキョウともいう。キキョウ科にツルギキョウという植物があり、キキョウ科のものが標準和名のツルギキョウである。
ヨーロッパ原産で観賞用に栽培される。日本に帰化している。
花期:春〜初夏。花の形がニチニチソウに似ているが、花色は青紫。または白。
春の林ではなく。葉っぱの色が濃い夏の林の雰囲気。ただまだヤブ蚊のような害虫がいないから散策は楽しい。
林の中を切り開いた場所にファームができていた。これはオオデマリかな?移動。
こっちは広場。つい最近まで黄色い花がたくさん咲いていたやつ。広場で大きな群落を見つけたけど、既にほとんど花は咲いてない。移動。
幹線道路の道端に花を発見。朝顔っぽいな〜?
ヒルガオ(昼顔):ヒルガオ科のつる性植物。夏にアサガオに似た桃色の花を咲かせ、昼になっても花が萎まないことからこの名がある。
薬用植物。利尿剤として利用された。
日本原産の在来種。日当たりの良い野原や道端、空き地、河川敷に自生する。
花期:6−8月。
実は散策した4月23日には、林の外縁でこの黄色いのがたくさん花をつけていた。
だいぶん調べたけど、名前の特定できなかった。
帰ろ。
水道みちへ向かう。向かいは米軍住宅の敷地。あちら側に渡ろうと信号待ち。
あれ?
足元で小さな花を見つけた。これさ、もしやアレ?
はい。米軍住宅で群落を作ってるやつ。上の画像は米軍住宅を囲む金網の隙間に携帯を押し付けて撮影しました。私の携帯では望遠機能がない。なので花をアップで観察できなかったけど、これなら調べられる!
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔):ハエドクソウ科の多年草。別名サギゴケ。
畦道などの日当たりの良い場所に生える多年草。花期:春ー初夏。
調べたら、ムラサキサギゴケより小型のトキワハゼというのがある。もしかしたら撮影画像はトキワハゼかもしれません。

そばにこんな奴も咲いてました。これ、芝生によく混じって咲いてるやつ。
ニワゼキショウ(庭石菖)アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草。
芝生や草地に群生する。花期:5月ー6月。直径5−6ミリの小さな花を咲かせる。
明治時代、観賞用として北アメリカから入ってきた帰化植物。
コメツブツメクサ。
上の画像手前の茶色のまるまるはスズメノヤリ。
初見は相模原公園のせせらぎ地区だったかな?季節が進み数がとても増えてます。
さ。帰ろう!
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