昨日の続きです。座間市のさくら百華の道は全長1600メートルの緑道に64品種の桜が植栽されており、2月から4月下旬まで先繋がれます。4月7日に北側から南に向けてお昼に散策しました。
トップ画像は糸括。咲き始めには作り物みたいに見える桜です。語彙が〜。
え〜と?幼稚園とかでティッシュを蛇腹折りにして中央で輪ゴムで括り、お花を作るやつ。あれです。先初めはあんな感じの桜です。
本来は染井吉野の咲き終わりに咲き出す品種ですが、今年は3月下旬がとても暖かく、開花順序もなにも一気に咲き揃ってます。
数日前に紹介した須磨浦普賢象は行幸道路の北側のさくら百華の道で咲く須磨浦普賢象でした。花いろがまだほぼ黄緑でしたが、このあたりは咲き進んでいて、花いろにピンクが混じり始めてます。
これも行幸道路北側で咲いてた楊貴妃。けどこっちのは既に葉っぱが出てるんだよね。個人的な好みですが、楊貴妃は派手派手なので、葉っぱがある方が私は好き。
泰山府君がこんなに綺麗に咲き揃ってるのは初めて見たよ。これは印象ですが、見頃が短い。
素敵でしょ?
花に芳香と説明文にありますが。ちょっとだけマスクをずらして嗅いでみたけれど。あんまり匂わなかった。咲きすぎか?時間的な問題か?
鬱金。花いろにピンクが多くなってます。先進んだら色が変わる桜な模様。
背後に火事現場がありますが。2月に燃えてしまったのだ。緑道沿いの桜のうち、炎に煽られた桜は花がついてない!残念です。
天の川は上の画像の右手前の木です。こんな感じのシュッとした樹形なので、狭い庭でも植栽出来るんじゃなかろうか?
これまた芳香の強い品種らしいけども。同じくあんまり匂わない。
昭和から続くソメイヨシノの桜の名所は、ソメイヨシノが老朽化して、更新する時期になってます。騙し騙しで古い大木化したソメイヨシノはもう限界を超えてる木がほとんど。管理する自治体や神社仏閣は選択の時になってます。存続するなら植え替える時期。けど既にソメイヨシノの新しい若木は売られてません。そもそもソメイヨシノはたった1本の木をひたすらコピーして全国に広がったので。
となると?今後は植栽される桜の品種により、満開時期にズレるようになる。「桜前線」の発表はぼちぼち限界かもね。
ってな事で、次の桜を探すには、座間市のさくら百華の道は便利です。他には高尾の森林科学園などもオススメ。
(続きます)