去年の12月初旬のこと。寒くなってきたので、6月に従姉妹からいただいたカランコエを温室に入れようとしたら花芽が上がっているのに気づく。

調べたら、カランコエは短日植物でして、日の長さが短くなると花芽をつけるのです。
上の画像は既に温室に移動した後。画像には映ってませんが、カランコエを植え替えようとコンテナ3つを用意してます。けどもう花芽が上がってるので、花を楽しんだ後に挿木をすることにしました。

1月の下旬まず赤色が咲いた。このまま温室で育てていてもいいのだけれど。天気予報が寒波の到来を告げている。調べたらば「カランコエは寒さに弱い。室内で10度以上を保てる明るい場所に置け」とある。特に5度以下になると休眠する。それが長時間続くと枯死する。とある。
ヤバいっ!温室とはいえ、夜は冷える。しかも地面置きはヤバすぎる。

ってなことで台所に移動。とはいえ、我が家は古民家なのである。明るい室内など存在しない。

結構賭けではあったのですが、無事に冬越し出来ました。いや、これをプレゼントしてくれた従姉妹曰く「徒長したね」とのこと。そこは光が弱いのですよ。枯れないだけで万歳なのですよ。

春3月。薄暗い台所は卒業です。日差しのさす玄関前に移動です。
以降、我が家の玄関を彩ってくれた。お彼岸も義父の命日も綺麗に咲いてくれた。

桜も終わり。まだまだ綺麗に咲いてるけども。ボチボチ次に備える必要がある。
では早速。

トップ画像です。花を切る。けどまだ綺麗なので、花は家中の花瓶を使う。仏壇の花筒も。義父はカランコエも育てていたからカランコエを供えでも喜んでくれると思う。

花を切った後、根本から10センチを目安に切る。それを挿木に使えるそうなので、葉っぱも上の方を少し残して減らす。

切ったものを挿し芽に使うので。コンテナに30個弱の挿し芽を逆さに配置。というのも、切った場所を乾かす必要があるらしい。数日放置。

根っこが出やすいかな?といつものHB-101をひと吹きしたたらいに挿し芽を2日程度つける。
ちなみに、上の緑のたらいはオレンジ色の挿木。右の小さめのタライは赤の挿木。

そしてコンテナに。挿し芽は太めの支柱を使ってさす場所にぐるぐるするといい感じに埋まるので、挿し芽は傷つかない。
上の右の茶色の2つのコンテナは赤のカランコエ。左から2つ目がオレンジのカランコエ。左端はミックス。オレンジも黄色もピンクも赤もラッパも混じってます。空いてるコンテナがこれしかなかったのだ。

元のオリジナルのカランコエのコンテナは、ひとまわり大きなコンテナに植え替えた。
ちなみに植え替えは1〜2年に一度の頻度らしいが、もうミチミチに詰まっていたので植え替えは必須。元のカランコエの根は半分以上土を落として植えた。今回は株分けはなしで。これ以上カランコエを増やしたくない。
ちなみに用土は赤玉小粒5:腐葉土3:ピートモス2で。マガンプとオルトランもパラパラ。鉢底石を全部入れると重いので、半分は発泡スチロールで代用しました。
ちょうど月曜に、オリジナルのカランコエのコンテナをくれた従姉妹が野菜を取りに来たので、調べたら植え付けて1週間後に水やりを開始しろとあったけど、従姉妹曰く「すぐ水やりした方が根付きがいい」というので、水をたっぷり与えてみた。
さて、何割根付くだろうか?楽しみであり不安でもあり。