あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

スーパーエッシャー展に行って来た

2006年11月28日 18時15分42秒 | 展覧会&観光施設&能楽
11月24日(金曜日)に渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「スーパーエッシャー展」に行きました。
エッシャー知ってます?
私が彼の作品で思い起こしたのは、水の落ち続ける「滝」や階段を登り続ける家の絵です。「ああ、そう言えば…」と閃いた人もいますか?いつかどこかでレコードジャケットを見た。とか、昔どっかの雑誌でそういうだまし絵を見たと思い出した方には必見の展覧会です。
渋谷という土地柄もあるのでしょうか?
最近行った展覧会の中では客層が若者中心でした。ロックの兄ちゃんが作品を見ているというのはなんかシュールでした。作品もファンキーでしたが、客を観察しても面白かった。
今回の展覧会にはオランダのハーグ市立美術館から160点の作品が来日しています。エッシャーの初期の作品は、版画家としてスタートしたばかりのものから、海外の風景を版画にして名を挙げた一連の南イタリア、ローマの作品。続いてスペインのアルハンブラ宮殿でインスパイアされて実験を始めたモザイクタイル風の平面的なだまし絵。オランダのあちこちに設置されているエッシャーの作品紹介など。それをつきつめて出来たのが「滝」等。です。で、中にCGでエッシャーの作品をいくつか見せるコーナーがありまして、それが楽しかったです。
ちなみにエッシャーは1898年ー1972年を生きました。
もしCGアート全盛の現在にエッシャーが生きていたら、ハソコンの画面に彼の作品が展開したかも?と思うと更に楽しかっただろうなあ~。と思ってみたり。
ちなみに、エッシャーの業績や生涯をパネルにはり出してありましたが、中に超有名ロックシンガーが、アルバムの表紙にエッシャーの作品を使用したいと申し出たが断ったとあって笑いました。
エッシャー展は来年1月13日(土曜)まで開催されています。
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インタレストが来た!

2006年11月22日 14時55分17秒 | 雑記
さぬきうどん通なら知っている。
「麺通団」!
映画のUDONのモデルになった怪しいさぬきうどんの店を探す人々の集まりです。
で、その団長さんが「田尾氏」です。私はこの方の日記を知って以来、ちょくちょくのぞいてました。彼は今香川の善通寺市にある四国学院大学のカルチュラル・マネジメント学科の教授をされています。そこに在学中の学生の勉強を兼ね、『インタレスト』というフリーペーパーが創刊されました。というのを田尾さんの5月の日記で拝見しまして、ダメもとでハガキで問い合せした所その創刊号が本日送られてきました。
着払いで200円。送料のみ。
はっきり行って驚いた。本当に届くと思わなかった。
さて、「インタレスト創刊号」は何を目指して作られた本なのか、謎な所がありますが、学生の授業兼初めての雑誌ならば良い出来です。
巻頭特集『方言の乱』と題しまして、香川の西と東の対比方言分布図が掲載。
(………)
地元もんならば説明の必要はないのですが、江戸時代の香川県は、もともと2つの藩が存在していました。西は丸亀藩。東は松平藩。水戸黄門様の息子が納めていたのはこっち。平賀源内さんも東の松平藩出身。
なもので、香川では西と東で方言も慣習も違うのです。
で、インタレストです。
「つか」と「いた」、「きん」と「けん」、「なー」と「のー」。の違いについて。
「ーを下さい」いうのを東では「いた」西では「つか」。
それが最近街の子は崩れてきている。特に若者は。
と言うようなのが巻頭でした。
笑えたのは「魂の香川県地図」です。
香川というのは実は日本で一番小さな県です。数年前までは大阪府が日本一小さかったのですが、埋め立てで土地を増やした結果、香川が最下位に。
で、キモは香川県人に香川県の地図をどれくらい正確に書く事が出来るのか?
を検証。
………おもしろすぎる。
やっぱり、瀬戸大橋の存在と、小豆島を地図に書くとどうなるか?
人によって重要度が変るのか、地図に書いている人と省略している人がいて………。これはインタレストを見ないとわからん。ともかく笑いました。自分を顧みて、出身県の地図くらい笑われないようにちゃんと書こうとも思いました。
さて、こっからは「もっとがんばれ」の記事について…。
私は一応「旅行」サークルをやっているので、普通の人よりはそこそこ知識がある。
旅した国も2ケタかな?たぶん。1ケタじゃないと思う。
インタレストの創刊号の後半は「ツアー」について書いてあるんだけど、掘り下げがなくておもしろくない。
「要修行」。
やっぱり聴く側には知識がないと、おもしろいインタビュー記事は書けないよ?
ペラい記事なんか、見飽きてるんだよね。昨今、ブログもホームページもあるしな。

もうすぐインタレストの第2号も出るそうなので、楽しみです。
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化け物の文化誌

2006年11月15日 13時50分20秒 | 展覧会&観光施設&能楽
11月12日まで東京の国立科学博物館で開催されていた「化け物の文化誌」展へ行ってきました。
現在国立科学博物館では「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」が開催されていて、それを見にきたら「化け物の文化誌」展は別にチケットを買う必要なく見えるというので、「化け物」なのに盛況でした。
私、化け物とか人外とか妖怪とかが好きです。あれこれ本も見ました。
で、上野に有名な人魚のミイラや河童の手がやってくるというので、いそいそと行ってきました。
あれこれの本で見たことのある人魚のミイラ。(原野農芸博物館所蔵&八戸市博物館所蔵)
実際見てみるとちっちゃい。
河童の手(曹源寺所蔵)もちっちゃかった。
でも私的にはとっても楽しい展覧会で、「百鬼夜行絵巻物」「妖怪絵巻物」などもうはりついて見てしまった。
江戸の時代に考えられていた化け物は現在の「ポケモン」のようなもの。
なんつーか想像の世界の生き物と、まだ一般に知られていない生き物が化け物とか妖怪にされてしまったり(例:人魚の爪=海獣の骨)顕微鏡で拡大して写し出された生き物(例:蚊・ノミ)が化け物になっていたり、それが当時の絵や本を展示してあるのがもう楽しい。
江戸の当時、知識は現代のように誰でも調べればわかるというものではなく、ごく一部の学者や趣味人の殿様のコレクションだったりした訳です。その辺も展示されてました。
で、なぜだか展示物に岡野玲子さんの『陰陽師』の生原稿が紛れてました。
正しいような、間違っているような…。
合わせて、別部屋で「南方熊楠ー森羅万象の探究者ー」展も開催。見にいきました。この人、先年イギリスに行った時、大英博物館で「熊楠が暴れた」とか「熊楠の寄贈品」とかちょろちょろ出て来た人で興味あったのです。
実際凄い人でした。でも研究物は多岐に渡ったいたのに加え、私には難しく、理解しようとして頭のエネルギーを消費しずぎてしまいました。当日、国立博物館だけで疲れて帰宅。
なんつーか、年々頭が悪くなっているような。自分的に。それってどうなの?
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ツィターコンサート

2006年11月06日 08時47分45秒 | 雑記
11月3日(金・祝)午後5時半開演。新宿京王プラザホテルにて。
「河野安人ツィターコンサート」に行って来ました。
スペインの旅の時にご一緒した方が「当日、ペルーの旅に出かけていていけなくなったの」と、無駄になるチケットをいただいたのです。まさしく棚ぼた。
ところでツィターの音を聞いたことがありますか?ヨーロッパの古楽器なので、日本ではなじみのない音かもしれません。でもその音楽が「ツィターの音」と知らずに聞いている可能性大です。
例えば「大岡越前のテーマ」。あのもの悲しい旋律が、河野さんのツィターの音だったとは、今回初めて知りました。御本人いわく「30数年前にTBSの人に言われるままに奏でたものが、いまだに使われているとは」だそうです。今回のコンサートでは同じくツィター奏者である息子さんと共演されまして、アンコール曲に息子さんが浜辺の歌を奏でられて、「負けず嫌いのおやじでして…」と始まったのが「大岡越前」。プログラムに予定してなかった曲です。
なんか、もうけた気がしました。
コンサートは2部構成でして、プログラムには休憩後「おことば。ツィター奏者河野安人後援会会長 寛人親王殿下」とありました。私の座った席は前から5番目だったので、殿下がどちらにいらっしゃったかさっぱりわからなかったのですが、第一部は殿下の御台臨を賜っていたとのこと。
ううっ、皇室の方がいらっしゃるコンサートとはとんと知らず…。ボケらっと座ってた私。
「おことば」自体は寛人親王殿下、顎関節骨折につきありませんでした。ちょっと残念…。
ツィターという楽器は、片手で持てる位の大きさです。腕を前にならえをしてその約1.5倍くらいの大きさかな?河野さんはツィターのコレクターでもあります。御本人所有のもので70個くらい。引きこなしたものを含めると100個!と嬉しそうに自慢してました。
で、本日のプログラムの中に「水指しを持った乙女(ルネサンス舞曲集より」という曲がありました。聞くと中世ヨーロッパの音律です。わかりやすく言うと眠い感じ?(コラコラ)で。河野さんはこの曲を奏でる前にツィターを交換しました。「先日イタリアのポンペイ遺跡で見つかった壁画にチィターと形状が良く似たたて琴が描かれてまして、どうしても同じ形のものが欲しくなって、私、作ってしまいました」とにこにこ顔でおっしゃいまして。この「水指しを持った乙女」を奏でました。
ええ~~っ!楽器って楽器が変えるとここまで音が変るの?
もうおんなじツィターと思えない。目からウロコがポロポロ。
なんつーか、第一人者とか最高峰とか言われるバイオリニストがストラディバリウスを望む理由がわかった気がした。
曲にはその曲にふさわしい~~楽器ってあるんですね。
古楽器といっても近代の人が作曲すればその時代に即した曲になります。
演奏曲に「アンゼンバーン」という曲がありました。
これは直訳するとアイゼン=鉄。バーン=道。つまり「鉄道」です。列車が鉄道を走る様を現した技工にとむ曲です。その際、鉄道を走るのは蒸気機関車。なのでシュシュポッポがメインテーマ。なんつーか、とっても楽しい曲でした。今回一押し。「世界の車窓から」でBGMに使ってくれないかな~?
シャンデリアの下でコンサートを聴く機会はこれっきりかもしれません。でも楽しく優雅な時間でした。
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