山野草園から湿生植物園へやってきました。
草相が変わります。
まず見つけたのはニワゼキショウ(庭石菖)・シロツメクサ(白詰草)
ニワゼキショウは白い花を前回紹介しましたが、これは紫色。でも同じ品種です。
何じゃろか?木です。
湿生植物園の中央に池がありまして、池に向かって花が咲いてます。群生してまして、散策路からだと裏側になっちゃったんだよね。
遊びの水場の縁で咲く。
キツネノボタン(狐の牡丹):キンポウゲ科の多年草。コンペイトウグサと呼ばれることも。
草丈は30−60センチ。有毒植物。
ツマグロヒョウモンのメス。なんか、飛び方がおかしかったんだよね。羽化不全かな?もしくは一回鳥に食べられそうになったけど、辛くも助かったんではなかろうか?長生きしなそ〜。
蛹を経て羽化に至る変態する昆虫は、姿を劇的に変えるリスクを伴います。それを選択してでも空を目指す蝶やトンボやカブトムシにセミ。羽化には失敗したけどキミはまだ生きてる。凄いなあ。健闘を祈る。
ツマグロヒョウモンのメスは通常晩夏頃になるとよく見かける蝶々です。この種は先にオスが飛び始め、最後にメスが来るのが普通。たまに普通と違う個体が出るから生き延びるのだ。でないと突然襲ってくる天候不順にによっては全滅してしまう。
グダグダ考えつつ歩いてたらば菖蒲田にやってきた。アヤメの蕾がたくさん上がってる。あれは何年前の5月14日だったか?綾瀬でバラ見物した後立ち寄ったらすごく綺麗に咲いてたんだよね。
ちなみに上2枚は2021年5月6日再訪時撮影のもの。見頃になってました。
シラカシの池の縁の歩道を歩いてると?ピンク色が見えた。一応撮影したけれど、これ、何かしら〜?
調べた。上の画像だけでは花がわかりづらいのですが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/cb/1c1336d317f198031501ea2aa8036085.jpg)
2021/5/12近所の道端で撮影。
これです。
ヒメフウロ(姫風露):フウロソウ科フウロソウ属に分類される一年草。または越年草。別名:シオヤキソウ(塩焼草)
花期:5−8月。和名は「花が小さくて可愛らしい」ことに由来。
3月末に泉の森公園に桜見物に来たときは、同じ構図で白い桜が揺れていた。奥の斜面の向こうの雑木も緑が濃くなってます。もはや初夏の風情。
階段を上がっていたら足元で見つけました。てっきりハコベだと思ったら違ってた。けど特定出来なかった。
調べました!
ノヂシャ:スイカズラ科ノヂシャ属の一年草〜2年草。主にサラダ用として生食する。
原産:ヨーロッパ。日本では1886年 (明治19)に東京で初めて報告された。
欧米では若葉を食用としている。英語で子羊が好むことからラムズレタス。また小麦畑に野生でよく生えることからコーンサラダとも呼ばれる。
このオオデマリがまだ緑色の花だったのはいつだろう?4月26日に来たら既に見頃すぎでした。
思ったより大きな株だったので、堤を降りて駐車場側から撮影しました。ちなみに、堤にそって大群落を形成していたシャガは既に消えていた。もしかしたら背の高い雑草を退けたらシャガがまだ見れるかも?植物は生き残りをかけて闘っているのだね。(続く)