あられの日記

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肉筆浮世絵展、江戸の誘惑

2006年10月27日 12時26分43秒 | 展覧会&観光施設&能楽
先日両国の江戸東京博物館で開催中の「肉筆浮世絵、江戸の誘惑」展へ行きました。
葛飾北斎、喜多川歌麿というビッグネームが並びます。
でも今回のキモは『肉筆絵』ということ。
普通の浮世絵は版画です。版木があって、刷り師が量産するもの。
でも肉筆画はいわゆる一点もの。注文品ともなるとサイズも大きく金に糸目をつけず贅沢に作られていて素晴しい。筆の勢いや繊細さも楽しめますが、私が驚いたのは本紙の外。掛軸のこしらえの贅沢さです。肉筆画に添うように作られてますので、ぜひぜひ自分の目で確かめなくてはいけません。だってパンフレットや絵はがきは絵の部分しか納められてないですから。
例えばある絵の場合。冬、庭は雪景色。それを見やる女性。印象的な緋色の着物。そんな絵を彩る掛軸のこしらえは、背後の紙がしろに緑の竹の葉模様。天地の紙が銀色。軸木は真っ赤。風帯と一文字はとも柄。ちょっと記憶はあやふやですが、豪華な黒の別珍模様だったような…。
掛軸は一文字と風帯は同じもので作られることが多いようで、そこにジャワ更紗や西洋渡りのタペストリーが使われてたりしますので、観賞の場合は注意して見なくては…。今回の肉筆絵は江戸の終り1800年ごろのものが多かったような。つまり200年近く昔に描かれてるので、それらが退色してるのも差し引いて見なくては。往年はもう綺麗だったんだろうなあと。
他に、葛飾北斎の提灯とか幟など、珍しいものも来日してます。
で、どなたが執筆したのかわかりませんが、解説文も秀逸。
例えば、貼り付けた葛飾北斎の「鳳凰図屏風」。
「枕屏風とよばれるもので、祝言の祝いに送られたものか?新婚の枕元に、吉原の売春宿の性愛の儀式の時に使われたものか」と言った感じ。(内容は合ってますが、言い回しはちとあやふやです。メモして歩いたのではないので)
肉筆絵の中には御贔屓の歌舞伎役者、中村歌右エ門とか。人気の花魁とか。着物に「おせん」とか女性の名前まで描かれてるのもあった。
着物で思い出しました。着物の柄はもとより、帯の柄も凝ってます。御茶屋の女性は当時のトレンドをリードしていたとかで、髪の結い方、帯の絞め方、かんざしの挿し方も個性があって面白い。つまり、絵師は絵の隅々までこだわって描いてる。それが見る方にも伝わってきます。
まだ始まったばかりの展覧会で、客も少なくて久々に面白い展覧会でした。
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自分で考えましょう

2006年10月11日 09時44分47秒 | 雑記
北朝鮮が核実験をしました。
私の住んでいる所は、厚木基地の近くで、日々戦闘機が飛んでます。
実験後、こころもち戦闘機の数が増えたような…。気のせいのような…。

ニュースと言う物は、新聞なら文面の、テレビなら時間の制約があって、世界中から押し寄せるニュースのどれを載せるか、それを放映するかそこに取捨選択が行われる訳です。更に付け加えると、民放には必ずスポンサーなるものが存在していて、スポンサーの利益を損なうニュースは除外、視聴率の取れないものも除外。悪意云々ではなく、放送原理からの取捨選択と申せましょう。
視聴者はニュースや放送局の意図の裏を読むと楽しめます。
で、北朝鮮です。
核実験そのものの映像が出てこない。北朝鮮政府(出来れば金氏のコメントが欲しいがそれもなし)なので、日本のテレビ局は困る訳です。なぜって、「核実験」という刺激的な言葉で掴まえた視聴者を満足させる映像素材が存在しないから。
で、いつも使われる手が北朝鮮のニュース映像。及び各国政府の見解。会見映像。及び、軍事専門家のコメント。
乏しい素材でコメントを求められても軍事専門家も困ると思うんだよね。でもコメントすれば金になるのでしゃべってしまう。自分の見解と推測で。その映像を繰り返し放送すると、さも本当のように視聴者を洗脳する。
で、ニュースとして取り上げる以上、ある程度の放送時間を見込むので(もちろん視聴率も期待出来るので)アナウンサーやコメンタリーの出番となる。
私も昨日はニュースを梯子した口ですが、なんでコメンタリーは「日本の核武装が現実化した」って口を揃えて言うんですかね?それって憲法違反じゃなかったかな~?自信ないが…。
「北朝鮮核実験実施」に次ぐ刺激の強い言葉は確か。でも「核武装」はねえだろうっ!それがアメリカの望みでも、それを言っちゃあおしまいよ…。
日本のニュース番組、特にワイドショー的なものは信用出来んと常々思ってますが、視聴者は放送原理により取捨選択されたニュースを一方的に鵜のみするのではなく、きちんと自分で考える力を残しておかないと、洗脳されっぱなしになってしまう。そんなの私じゃない。嫌だ~~~。
昔はちゃんとしたアナウンサーが一杯いたのに、女子アナをアイドル扱いして堕落した。だから日本のテレビ番組はどれもこれも子供っぽいって言われるんだね。納得した。
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紫禁城のワナ

2006年10月06日 20時21分00秒 | 旅々しい
北京旅行の旅日記をホームページの方でせっせと書いてます。
が!
紫禁城のワナにはまりどうにも進みません。
紫禁城は最大の四合院造りで、9999間と半間の部屋があるとかないとか…。
それを考えずにバシャバシャ写真を撮ったものだから、それがどこを写した写真なのかわからない。もう謎が深まるばかり。
紫禁城を訪れたのは土曜日。添乗員をして「国慶節か5月のゴールデンウィークと同じ位観光客がいる」とつぶやかせる位観光客が多い。また先日ブログにあげた「太和殿は修理中」とか使えない写真もあったので、補う為に20年前に訪れた紫禁城の写真も引っぱり出して四苦八苦。更に倍!
「どこだ~?」
と、資料と照らし合わせている間に今日が終ってしまいました…。
何やってんだかな~?
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釣魚台国賓館に泊まる

2006年10月04日 15時23分49秒 | 旅々しい
前からこのブログで自慢してましたが、ホームページの旅日記がようやく「釣魚台国賓館」まで追い付きました。(そっちに写真一杯掲載したよ~ん)
「釣魚台国賓館」は中国の政府が国賓の宿泊施設として造った別荘式ホテルです。ちなみに全部で18棟あります。それぞれ20室程の宿泊施設があります。

ツアーはこの釣魚台に泊まる為に企画されたもの。でもモノがモノだけに、「突然超VIPが泊まったり大きな国際会議が開かれることになると、宿泊出来ない場合があります」とパンフレットに書かれてました。
それはホテルに着く30分前になってようやく釣魚台に泊まれることが確定という程、直前になるまで謎だったのは、さすがに普通じゃないホテルです。
ちなみに、たとえ宿泊客といえど、宿泊棟以外の建物に入る事は出来ません。また、守備兵が守る門から先へはいけません。つまり敷地の外へ出れない。
ホテルの占有面積は43万平方メートル。うち湖面面積7万平方メートル。
庭を敷地は広く、2泊して朝2回散歩。着いた当日はガイド付でツアー客全体で散策しましたが、北側は殆ど行けませんでした。
広すぎです。
「釣魚臺」印のお酒、タバコ、マグカップ、筆記用品など、売店で取り扱っています。この旅のお土産に最適と買う気マンマンで覗きましたが、「釣魚臺」印のついたそれらは値段も立派でした。一番安いものがミントキャンディー。それでも48元(約750円)。
キャイーン…。
ブランド物と同じ扱いでいいようで…。ちなみに「釣魚臺」の字は清王朝の乾龍帝の書いた字。
手持金が尽き、両替しました。売店では元もしくはカードしか使えませんでした。
ちなみに、上の写真は東門を入ってすぐの牌楼です。『釣魚臺国賓館』の文字が入ってます。



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