あられの日記

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泉の森公園の山野草園2021/4/8

2021年05月11日 05時37分49秒 | 大和市泉の森公園
前回訪問時が午後遅くだったからか、トップ画像の黄色い山野草ヤマブキソウが閉じていた。再訪せないかん!と思いまして。まあ今日の目的ですね。
花が開いてます。
ヤマブキソウ(山吹草):ケシ科ヤマブキソウ属の多年草。
花期:4−6月。上部の葉腋に長さ4−6センチの花柄を持つ黄色い花を1〜2個つける。花弁は4枚。長さ2−2、5センチ。雄蕊は多数。
和名は花の色がヤマブキに似る事による。山野の樹林地に群生する。
ならばヤマブキと見比べてみよう。昨日投稿記事より。
これがヤマブキの花。花びらの数が違うだけで似てますねえ。
ところで、前回3月31日訪問時にはヤマブキソウだけでなく、ニリンソウも群生してましたが。
わずかに咲き残ってるだけ。花の命は短いねえ。
4月8日訪問時にはホウチャクソウが一番の見頃でした。
けどさ。上の画像をよく見て。ホウチャクソウはたくさん見えてるけども。地味!ってか、これ本当に見頃なのか?そ〜っと。
花をひっくり返したらば。確かに咲いていた。全開にならないんだ〜。色も地味なのに。
ホウチャクソウ(宝鐸草):チゴユリ属に分類される。雑木林などの樹間のひらけた場所に群生する。
ホウチャクソウは草丈は30−60センチ。葉は互生、茎は上部で別れる。
先端の葉の付け根から長さ2センチほどの花が1−3個垂れ下がって咲く。花被片は6枚。(3枚の花びらと3枚のガク)で合着しないが、チゴユリのようには開かない。筒状に見える。若い芽に有毒成分を含む。
名前の由来は、寺院建築物の軒先の四隅に吊り下げられた飾りに、花が垂れ下がって咲く形状が似ていることから名付けられた。
斜面に何やら咲いてるような〜??
あ。エビネだ。
エビネ(海老根):ラン科エビネ属の多年草。地上性のランである。ジエビネ・ヤブエビネと呼ばれることもある。
花期:4−5月。新芽の展葉とともに高さ30−40センチの花茎を伸長させる。花の色は変異が大きい。
ところで、泉の森公園の山野草園は斜面に作られてまして。元々はクヌギやコナラの林を使ってます。けど年々コナラが減ってるなあ?と思ってたのですが、斜面の一番高い休憩所あたりと、西の斜面の林の木はほぼ姿を消してしまいました。上の画像は西の斜面。木陰が必要な山野草は育たない。そこだけろくな草も生えない空間になってしまいました。わざわざクヌギやコナラといった雑木を植えるのはどうなんだろうか?と思う人もいるでしょうが。私は復原した方がいいと思います。特にここの斜面は引地川の水源の池が低い場所にありまして。結構な斜度のある斜面に最近多い豪雨が発生したら、崩れるんじゃなかろうか?と不安です。泉の森の所管は大和市ですかね?専門家の意見を求めてはいかがでしょうか?特に去年神奈川県の県央を中心に発生した大規模のナラ枯れは泉の森公園も被害が出ました。山野草園にあったコナラも倒伏防止で切り倒した木が出たようです。早いとこ点検した方がいいと思うんだ。素人意見ですが。

こちらは山野草園の東側。斜面の上から見下ろして撮影してます。このエリアは木が残ってます。地面が草花に覆われてて緑色。西側は木のないエリア。地面が茶色。枯葉だから。
山野草園内の散策路に戻る。山野草は上の画像のように生えてます。
そうだ!あなたは上の画像を見て何種類の山野草を見つけられますか?
私が山野草に興味を持ったのは、去年の秋口から。見たことのない果実を見つけて図鑑を調べたのがハマるきっかけです。なので山野草の知識が足りない私は観察が面白くてハマっちゃったのだ。けど知識が足りないから目の前にあっても同定できない。せいぜい咲いてる山野草を撮影して調べるところから始めてます。
ちなみに上の画像でヤマブキソウ・ホウチャクソウ・エビネ・ヤマエンゴサクを見つけました。けど花がそこにあるから調べられるのであって。まだつぼみもついてない山野草は、目の前に出てても残念ながらわかりません。
チゴユリ発見。
チゴユリ(稚児百合):チゴユリ属の多年草。
落葉樹林の木陰に生える。高さ15−30センチ。
花期:4−6月。葉の先端に1センチほどの白い花を一つ咲かせ、花後に黒色の液果
をつける。
和名の由来は、小さくて可愛らしいことから「稚児ゆり」と呼ばれる。
うっ!わからない山野草キタ〜〜〜!!
続けてこれもわからない〜。散策路の奥に咲いてると、私の望遠撮影出来ないガラパゴス携帯では花に近づけないんです。な、何だろか?再訪して散策路の近くで咲く株を探さないと無理〜。
あ。これはわかるぞ。ヒトリシズカです。
ヒトリシズカ(一人静):センリョウ科チャラン属の多年草。
山地の林内、林縁に自生する。高さは10−30センチ。葉は4枚が輪生状に付き光沢があり、縁は鋸歯がある。
花期:4−5月。茎の先に1本の穂状花序を出し、ブラシ上の小さな白い花をつける。
名前の通りに1本で生えるのは稀。普通群生する。

おや?散策路から随分遠い場所で咲く大きな白い花が見える。あれも山野草かなあ?
泉の森公園のTwitterを遡ったところ、白い花はヤマシャクヤクらしい。4月2日の投稿に書いてありました。
ヤマシャクヤク(山芍薬):ボタン科ボタン属に分類される多年草。
茎の高さは30−40センチ。葉は3−4枚で互生し、小葉は楕円形〜倒卵形。茎の先端に直径4−5センチの花を1個付け、上を向いて咲く。花期:4−6月。花が開いているのは3−4日。
和名の由来は、山地帯に生え、全体にシャクヤクに似ていることによる。
秋、紅葉シーズンに撮影してる同じ場所から。4月8日ですが、既にどの木にも若葉が出てます。(続く)
コメント (2)
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