あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

面白自販機

2019年11月30日 05時17分26秒 | 面白い自販機
八王子いちょう祭り(2019/11/17)で見かけた面白自販機です。
通行手形オリエンテーリングで12個の関所を巡って焼印を集めると完歩賞のむささびのむーちゃんの金メダルチャームがもらえる。というイベントに参加。甲州街道を歩いてて見つけたのが今日紹介する自販機です。
関所のどこかで配布してた第40回記念八王子いちょう祭りガイドブックをゲット。ガイドブックにこの自販機の紹介ページがあります。
「この自動販売機は、八王子いちょう祭りへの支援・協力を目的として、「東京キリンビバレッジサービス社」と「八王子いちょう祭り祭典委員会」と共同で作成した支援型自動販売機です。
現在支援活動にご山道いただいてる設置先様の自動販売機眞王を作成しました(攻略)」と書いてある。
むささびのゆるキャラむ〜ちゃんが可愛い。
ちなみにこちらは甲州街道沿いにある八王子中央図書館の壁にあった告知ポスターです。むささびのムーちゃんのイラストがあったのでついでに紹介します。
ガイドブックには:祝 いちょう祭り40回記念
「甲州街道の遠藤に並ぶいちょう並木は八王子市の天然記念物です。
現在、八王子市の観光資源の一つになっています。このいちょう並木は、大正天皇の御陵造営を記念し、今から90年前、1927年(昭和2)〜1929年(昭和4)にかけて、高尾駅前交差点から追分交差点までの約4キロに、記念樹として植樹されました。
現在では大正天皇だけでなく、貞明皇后、昭和天皇、香淳皇后の御陵が造営され、正式名称を武蔵野陵墓地、または通称として多摩御陵と呼ばれています。
1979年(昭和54)11月に第一回八王子いちょう祭りが開催されました。(後略)」
とあります。
おまけ:甲州街道で見かけた面白ポスター
自民党のポスターなんですね。イラストはゲームのファイナルファンタジーのソフトに描かれていた天野喜孝さん画じゃないかな?タッチが似てるので。
今回で八王子いちょう祭りの連載は最終回です。
コメント (1)
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銀杏並木を疾走するクラシックカー2

2019年11月29日 05時44分05秒 | 自動車・特種車両
引き続き八王子いちょう祭り2日目クラシックカーパレードを紹介。
南側に移動してます。こちらからだと順光で撮影できるんですが、私のガラパゴス携帯ではクラシックカーが綺麗に画面に収まってくれない!何しろガラパゴス携帯の画面が真っ黒なので、勘だけで撮影するから当たり前。結果、せっかくの銀杏並木とクラシックカーの素晴らしいシチュエーションなのに、車体半分しか写ってない画像を量産してしまいました〜。凹むわ〜。
ってな事で北側へ戻る。
通行手形オリエンテーリング参加中でして、関所8番目の原宿関所到着。
焼印を押印していただいて高尾方面に散策再開。
はあっ!目の前にクラシックカーがやってきた。撮影が間に合わずピンボケになってしまったわ〜。
新宿方面からはまだまだクラシックカーがやってくる。
隣でダンナが車の解説をしてくれる。
「いい音ねえ」と私。「シャコタンにしてマフラーを切る。分かってる!」とダンナ。
なんか思入れのある車が一杯らしい。
東の追分町交差点から歩いてきて御陵参道を超えて、この辺りが今は銀杏並木がいい感じです。いちょうは大概数年に一度のペースで枝を剪定するので、タイミングが悪いと葉っぱがほとんどないショボい姿になる。で現在、この辺りの銀杏は枝葉が多く見た目にゴージャスです。


お!ゼッケン200番!遂に200台を超えるか!凄い数のクラシックカーが集結するんだね。八王子いちょう祭りでクラシックカーパレードがあるのは知ってましたが、この数の多さは知りませんでした!
町田街道入口信号に到着。前回ここでベストショットの黄葉のいちょう並木の画像をゲットしたのでした。今回私が訪問したのはいちょう祭り2日目の2019年11月17日でした。この辺りは落葉済みの木とまだ緑の木が混じってました。構図的にはいい場所です。
で、町田街道入口交差点の高尾側に歩道橋があるので登ってみた。
上の画像は歩道橋の上から高尾方面を撮影。高尾側はいちょう並木がすぐ手前に見えてていい感じ。逆光でさえなければなあ。けども歩道橋の上にはでっかい看板があって、逆光を避けてもう一歩左(南側)へ移動して撮影出来ない。残念ね〜。
こちらは新宿方面。どこかでターンしてきたクラシックカーが上の画像左下に写ってます。画像も完璧なので、歩道橋の上ではカメラマンと記念撮影カップルなどで賑わってます。
関所オリエンテーリング9番目関所・原関所到着。熊野神社さんの境内です。境内は大賑わいだったのでそそくさと移動したのですが、ブログ記事作成にあたり撮影画像を見れば、左奥に大きな御神木が写ってるではありませんか!くう〜〜、巨木探訪好きとしては大失敗ですよ。鑑賞のチャンスを逃すとは〜〜!!
さて、実はこの時点でもう足が疲れて限界でして、12カ所の関所コンプリートはここで挫折することに。武蔵野陵参拝をしなければコンプリート出来たかもな。完歩賞も諦めてJR高尾駅へ向かいます。
最後に並木を撮影。
時刻は午後2時。歩き始めて4時間が経ってます。ずっと甲州街道のいちょうの街路樹を見上げて歩き撮影してたから、最後の方のいちょうは構図的にいい感じになってます。最初からこんな風に写せればよかったのに。
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クラシックカーと黄葉の銀杏

2019年11月28日 05時01分58秒 | 自動車・特種車両
八王子いちょう祭り(2019/11/16・17)2日目に関所オリエンテーリングに参加。
武蔵野陵参拝後甲州街道に戻って来たら、道向こうにTOYOTA2000GTが見えた。
実は祭り2日目は甲州街道追分町交差点を12時20分スタートで人とふれあいクラシックカーパレードというイベントがあった。けど武蔵野陵参拝。甲州街道に戻った現在13時34分。まさかまだクラシックカーが見れると思わなかったのでびっくりです。ってな事で、今日はいちょう並木を走り抜けるクラシックカーを画像増量で紹介します。
街道北側から撮影。上の画像左が新宿・右が高尾方面になります。撮影時刻が13時半。逆光です。
奥の歩道に並ぶ人はクラシックカー見物者。あっち側なら目の前でクラシックカーが見れるのか。
ん??高尾から新宿方面にもクラシックカー!?あれ??どうゆう事??
数は新宿から高尾に向けて進むクラシックカーに比べて少なめですが、どこかで折り返して来たらしい。ラッキー。あっち側にこだわらなくともよくなりました。
オリエンテーリング再開。実は祭り本部のある多摩御陵入口信号辺りは観客がひときわ多いんです。御陵参道奥の陵南公園でステージや出店テントがいっぱいあるのでオリエンテーリングを楽しむ人も祭り見物の人も祭りテントで買い食いしたい人も全部集まってるのだ。こりゃたまりません。取り合えず高尾方面へ移動しながらクラシックカーを見物しよう。



逆光!!大分画像加工して明るくしたけども。
あ!手前にもクラシックカー。
あれっ?撮影してると見切れる。

あれ〜〜!!!
気づいた。クラシックカーは走ってる。携帯を構えて待ち構えて撮影しないとすぐに目の前を通り過ぎてしまう。
その点、向こう側の車線の車は写しやすっ。反射神経の鈍ってるオバさんはこっちの方が楽なのか???八王子いちょう祭り初参加の私。勝手が分かってないんです。

イチョウの影が素敵だったので、あっち側のクラシックカーは小さめの画像切り出し。



思ったよりたくさんのクラシックカーがパレード参加してるのね。たぶんクラシックカーパレード参加の車は横面にゼッケンをつけていて、上の画像の赤い車はゼッケン番号175番です。けど中には明らかにクラシックカーだけどゼッケンなし!の車がちらほらやってくる。これは用意していたゼッケンが足らなくなったのか?それともパレードに飛び入りしたクラシックカーなのか?見物客は多ければ多いほどうれしい。




やってきたクラシックカーの数が多すぎて、画像が激増したので一旦区切って明日へ。
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八王子の天皇お墓武蔵野陵参拝

2019年11月27日 05時45分30秒 | 墓所巡り
2019/11/17参拝。
八王子いちょう祭りで通行手形オリエンテーリングに参加。多摩御陵入口信号で武蔵野陵の参道のケヤキの紅葉が美しかったので寄り道。
トップ画像右奥が参道。左下が八王子いちょう祭りC会場陵南公園です。どっちを見るべきか?体力があれば両方楽しめるんだけども、既に甲州街道のいちょう並木を追いかけて2時間過ぎてる。両方は無理!

緩い坂道を登りました。陵南公園ではなく武蔵野陵を選択するあたりブログのカテゴリーに歴史散歩と墓所巡りを設置してる私らしいなあ。
参道のケヤキ並木。ここまで来ると甲州街道の多摩御陵入口交差点あたりが祭りの見物客でごった返してたのが嘘みたいに静かです。
実は武蔵野陵の記事は投稿済み。
こちらの記事に武蔵野陵の見取り図を掲載してます。
実は今回武蔵野陵を訪れたのは確認したい事があったから。2014年に参拝した時に多摩陵(大正天皇のお墓)の並びに土木工事をしてました。その時は平成の上皇陛下の陵を造成してるんだろうと思ったのですが、後に上皇両陛下が別の場所にもっと小規模なお墓にしたいと希望されている〜云々というニュースが流れたのです。で、思った訳ですよ。今どうなっているんだろうと?すみませんねえ、下世話な好奇心が抑えられんかったんや。
総門を入ると右手に赤く紅葉した木が見えた。これはモミジです。
早くない?と思われるでしょうが、木の下に池がありまして、他より幾分気温が低いと思われ、早めに色づきます。確か池のそばに手水舍があったと記憶。それ用の水源でしょうか?
で、目的の多摩陵の奥の土木工事現場は、さすがに前回訪問時から5年も経っているので、工事は終わってました。
「あると思った饅頭型の陵がないね!これはやっぱり他にお墓を作るつもりかな?」とつぶやいたらダンナが「失礼なことを言うな!お墓は死んでから造るものだ!」とご立腹。
「そりゃあ一般庶民はそうかもしれんけど。偉い人のお墓を造るのは時間がかかるものだよ。生前墓を用意してるのが普通じゃないの?」と私。
「逝去してから時間をかけて作ったらいいじゃないか?大体重機を使えばそんなに時間はかからないだろ?」とダンナ。
「でもさ〜、孫文さんの中山陵とか参拝の時に石段登りは登山か!と思う程大きかったんだけど?」と私。けどもどっちも知識的な根拠はないんだよね。結論が出る訳ない。
現状を見るという目的は果たせたので、序でに御陵を参拝していこうと意見がまとまった。
大正天皇が眠る多摩陵。敷地内で一番大きな陵です。
大正天皇の奥さん貞明皇后が眠る多摩東陵
二つの陵は隣り合わせに造成されています。
移動して昭和天皇の眠る武蔵野陵
左隣に昭和天皇の奥さん香淳皇后の眠る武蔵野東陵です。
さて、甲州街道に戻るか。
途中、よさこい踊りを見下ろした辺りで年配のご婦人の座るベンチがあった。大きめのベンチは3人でも座れそうなのでシェアをお願いしおやつ休憩です。
休憩を取ったのはちょっとだけ武蔵野陵を確認したハズが結構時間が経ってて、既に13時を回ってたから。
甲州街道の多摩御陵入口信号に戻ってきた。
目の前をTOYOTA2000GTが横切ってるんですけど!???
実はですね。八王子いちょう祭り例年大人気のクラッシックカーパレードが12時20分追分交差点スタートだったんですが、待つのもな〜。と思い、クラッシックカーがやって来るのを待たないでお昼ご飯の後武蔵野陵へ行ったから、てっきり終わってる!と思ったんですが、まだ終わってなかった模様です。時刻は13時24分。甲州街道のいちょう並木と次々と走り抜けるクラッシックカーを眺めつつ西進を再開。次の関所も街道の北側にある。向こう側(南側)を東京方面から高尾方面に走るクラッシックカーを眺めてオリエンテーリング再開です。(続く。明日はクラッシックカーと黄葉のイチョウのコラボを紹介します)


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八王子いちょう祭り2019/11/17参加

2019年11月26日 05時39分16秒 | 紅葉散歩
八王子いちょう祭り2本目。12カ所の関所を歩いてめぐる関所オリエンテーリング(追分町交差点〜小仏関所)に参加。500円で購入した通行手形の裏に焼印を集める。昨日の記事では甲州街道の東1番追分関所から6番並木一関所までを紹介。今日は続きです。
6番目の並木二関所。並木一と並木二関所のみ甲州街道の南側にありまして、南側から見ると空が青い。北側だと逆光になりました。
甲州街道を横断。歩道を渡りながら撮影。奥まで黄色のいちょう並木が見えた。素敵〜。(以後、横断歩道でやたらと街道を横断してしまう)
税務所かな?ゆるきゃらがいました。
7番目の新地関所を過ぎると、この辺りから祭り散策者が増えてきた。実はいちょう祭り当日に甲州街道を歩くのは初めてですが、大盛況だなあ。
横断です。実は多摩御陵入り口交差点の街道南側にいちょうまつり本部がありまして、本部テントで通行手形に関所の焼印6つ以上集めると福引が出来るのだ。
福引の結果、ミニ缶が当たりました。コカコーラなどの中から生茶ををチョイス。ちなみに、上の画像のテントにパーフェクト賞(完歩賞)と書いてありますね。12カ所の関所の全ての焼印を集めると完歩賞としてむささびのムーちゃんの金メダルチャームが手に入るのだ。ここまで7個の焼印はゲット済み。けども小仏関所は遠いなあ。高尾駅まであと2つはゲット出来るんだけどな〜。ちなみに、完歩賞は小仏と追分関所・大会本部の3カ所にあるので、小仏まで行って本部まで戻って来なくてもいいんだけども。どうすっかな〜?
多摩御陵入り口交差点の横断歩道を渡る。
反対側も。両側のいちょう並木が黄色に色付いてて綺麗です。
甲州街道の北側に移動。次の関所はこのまま西進すればいいんだけど、御陵参道うぃ行けば陵南公園があり、物産展やバザール。ステージでダンスなんかをやっている。行ってみようかな?
参道の街路樹はケヤキです。訪問した11月17日は綺麗に色付いてて見頃でした。
多摩御陵入り口交差点から陵南公園までの御陵参道は歩行者天国になってました。
ここでちょうど正午となりました。JR西八王子駅に着いたのが10時前だったので、歩き始めて2時間が経過。結構時間が経ってるのにびっくり。
人が多くてお昼ご飯をどこで食べようか?と迷ってたら、人々が参道の縁石に腰掛けて、お祭り広場の出店で購入した食べ物をぱくついてたので混ざってパンと熱いお茶でお昼ご飯です。
あれ?何か聞こえてきたな。参道から甲州街道方面を見れば、沖縄のエイサーが始まっていた。参道道がステージなんだね。見ればダンナはまだ休憩中。ちょい戻ってパパッと撮影する。
ウォーキング再開。川の欄干が石灯籠風のデザインです。さすが参道だなあ。
参道のケヤキを撮影していたら、同じ服装の子供が何人もいる。これは、エイサーの次は君たちの出番かな?
陵南公園はもうすぐ。賑やかな音楽が聞こえてきた。そうだった!陵南公園にもお祭りのステージがあるんだ・
公園を見下ろすと、大勢で踊っていた。群舞ってやつか?これは、よさこい節かな??あ!ステージにゆるキャラがいるね。(続く)
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八王子いちょう祭関所オリエンテーリングで2万歩

2019年11月25日 05時22分07秒 | 紅葉散歩
今年は紅葉の色づきが遅い遅いとニュースでいうので諦めてたら、ブログフォローさせていただいてる方が1日目のいちょう祭りを見てきたと記事投稿されていた。
もしかして、いけるんじゃないの?と。急遽旦那を誘っていちょう祭り2日目を見物に出かけた。
八王子いちょう祭りは2019年11月16日(土)17日(日曜)に開催されました。
JR西八王子駅下車。改札前で関所オリエンテーリングの通行手形(500円)購入。
チェックポイントは全部で12箇所。通行手形に焼印を押してもらう。

まずはマップ片手にイチョウ並木がある甲州街道に向かう。
甲州街道の9時57分到着。期待通りイチョウの黄葉が始まっていた。
イチョウ並木は甲州街道の一番東、追分交差点から始まる。そこの歩道橋の上から高尾方面を撮影。
チェックポイントの1番東。追分関所に到着。お囃子の演奏もある。
移動。次はすぐ近くのチェックポイント2番千人一関所
おかめの踊りも
関所では物販テントもある。
銀杏並木を歩いてると、独特の臭いがある。正体は足元。
そう。銀杏です。踏まれて潰れた銀杏。
さて、銀杏並木は甲州街道沿いに並んでるので、沿道では祭りに合わせて色んな出店が出現する。

高尾の天狗という日本酒があるんだ。飲んでみたいけども持病持ちの私はアルコールが飲めない。お店の方に断って撮影だけさせていただいた。くっ。
次に出会ったのはなんと2つで100円の磯辺焼き餅。少しだけ並んで購入出来た。美味しくいただいた。けども、予定外に朝一に歩き出したので朝食で飲んだ薬が悪さをする。普段朝から出かける日は、前もって早い時間に薬を飲むから大丈夫なんだけども。どこかで早いうちに吐き止めの薬を飲まないとダメだ。
チェックポイント3つめ千人二関所を過ぎると八王子中央図書館が見えてきた。ここで警察の薬物禁止キャンペーングッズを配っていた。萌えキャラティッシュと花の種をいただいた。ちなみに、数日後いそいそと花の種まきをしたのに、今朝鳥にコンテナを荒らされてしまった。ベランダガーデニングではちょくちょく鳥との闘いがある。今回は荒らされたコンテナにどれだけ種が残ってるかだな。気づくのが遅れたのが敗因だ。寒くなってきたからベランダ側の窓を閉め切ってたからなあ。
さて、図書館の前にも歩道橋がある。東側。
いい感じに黄色。
西側。そして4つめのチェックポイント千人三、四関所。
甲州街道の南側沿道へ移動。
歩いている人が多いのは北側。けど次の5つめのチェックポイントは南側なので渡ったら、空が綺麗な青になった。そっか、甲州街道の北側だと逆光気味で歩いてたのね。
チェックポイント6つめの並木一関所長安寺の境内にあった。本堂を仰ぎ見ると、屋根に三つ葉葵がある。徳川に縁のあるお寺さんなのかな?
ここでは1杯50円の甘酒が売られていた。買う?とダンナに聞いたけど甘い酒はパスなんだそうだ。ちなみに、私は開いたパイプ椅子をお借りして、酔い止め防止のドンペリドン錠を飲む。即効性だからすぐに効いてくるはず。しばらく休憩して通行手形オリエンテーリング再開。時刻は11時1分。早くもスタートから1時間経っちゃった。
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麻溝公園のイチョウ並木2019/11/21

2019年11月24日 05時28分57秒 | 相模原公園と麻溝公園
相模原公園と麻溝公園は隣り合わせ。トップ画像のグリーンタワーが麻溝公園のシンボル。
この時期、グリーンタワーの展望台から紅葉の進んでる場所を先にチェックして見物へ行く。省エネ散歩です。先月患った帯状疱疹で失った筋肉がまだ戻ってないので前と比べ動ける距離と時間が減ってるので省エネ散歩が必須なんである。
麻溝公園はクレマチスが有名です。時期を違えていろんな品種が植栽されてるので、もしかしたら冬咲きのクレマチスかも?と近づいて確認したら時期外れの野草だった。確か9月に見かける〜え〜と?何だっけ?大文字草?ち、違う気がする。が思い出せんので先へ進もう。
グリーンタワーから黄色になりつつある銀杏並木へ。と?まだ緑だと思ったイチョウも、葉っぱの周りから黄色に変わりつつある。
もっとも、銀杏並木の色づきはばらつきがあり、既に黄色く衣替えが進んだ木が多く混ざりつつある。
逆光。あ、上の一枚は銀杏並木の場所を紹介しやすそう。画像左手にあるのが麻溝公園の駐車場です。画像右奥の影の部分は相模美術大学。道の沿道にイチョウがあるのだ。
前回紹介したコプト織展の女子美ミュージアム入り口からイチョウ並木を撮影。

駐車場の縁の歩道から。
6月に薄いブルーの姫紫陽花の群落が見られる東屋でお昼ご飯。
ここの紅葉はイロハモミジかな?赤く変わるまであと10日以上必要かな?寒い日が続けば色づきも進むだろうけども。ベンチがたくさんありここで散策の合間にお昼を楽しむ人も多いんだ。
芝生広場の縁を進む。
前回紹介した麻溝公園で最初に色づくイチョウは既にすっかり黄葉に変わっている。
アスレチック場の縁を廻るあじさい散策路へ。前回いっぱい出てたナメコタケっぽいきのこの群落は早くも姿を消していた。前回は晴天で、ナメコタケ特有の滑りが傘に出てなかったので確認したかったのに消えるのが早い。きのこってタイミングが大事だよな。
変わらず長いこと観察出来るのはコフキサルノコシカケ。この秋定点観測してるきのこです。が、さすがに労菌の風情になってきた。幹にはテープが巻かれてるので、近い内伐採されてしまうかもな。さて、時刻は12時9分。素晴らしい青空が広がってるけども、どうにも体力の回復が遅いのだ。年のせい?いやいやいや。ってなわけで帰ります。
途中寄り道して、蔦の絡まる民家をチェック。じょじょに蔦が赤くなってきたなあ。どこまで赤くなるかここも定点観測です。
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相模原公園今オススメ紅葉の落羽松

2019年11月23日 07時57分20秒 | 相模原・座間・大和市
本日2本目の記事になります。紅葉情報は出来るだけ早く紹介出来たらと頑張ってみました。訪問日は2019/11/21午前です。相模原公園の代表的な紅葉樹木メタセコイアは、最盛期はまだ先ですが色づきが始まってました。せっかくなのでもう1種類、見頃になってる樹木を紹介します。
画像中央の赤茶色に紅葉してるのは落羽松(ラクウショウ)です。東京では新宿御苑の落羽松が巨木で有名ですが、相模原公園にもあります。




太陽の光に照らされて輝く落羽松は綺麗でした。けども特徴的な落羽松の気根は相模原公園にはありません。根元を囲ってありいつ気根が出現しても大丈夫なように準備は整ってますが、無理じゃないかな?だって水気がないもの。でも可能性はゼロじゃないのでいつか気根が出てくると嬉しいな。
せっかくなので、相模原公園で現在見られるお花の画像を紹介します。
いつもきのこを探してる雑木林。散策路沿いにシクラメンの群落があります。シクラメンの側のサザンカは薄いピンクの花です。
訪問日は晴天で、綺麗な花が咲いてたのは裏側でした。太陽にさらされてる側は綺麗に撮影できなかったのね。実際見ると綺麗だったのになあ。
ちなみに、雑木林なので草花もまだ花をつけてます。これは前回も紹介した薬師草。葉っぱの形が薬師像の光背の形ににてるからこの名前があるそうです。
芝生広場の縁に四季咲き桜・十月桜・冬桜がまとまってあります。中には10月から咲き始めて既に散ってる枝もあります。
けども本数が多いのでお気に入りの枝を探して鑑賞するのがオススメ。もう1〜2週間経つと背後のモミジが赤く染まり、桜とモミジの競演が楽しめるポイントです。
芝生広場から移動。
サカタのタネグリーンハウスへ移動。周囲の池に綺麗なサンパチェンスの株がある。奥に赤く見えるのは早咲きのモミジ。葉先が痛んで茶色に変色してる木も混じってますが、下から見上げて楽しみました。モミジの奥、メタセコイアが目に入りますが、ここで温室のある左でなく右を見てください。
皇帝ダリアが咲いてます。以前はフランス庭園の別の場所で育てられてましたが、皇帝ダリアは背が高くなるためか、毎年台風で傾いたり折れたりしてたのでここへ移動して数年目です。フランス庭園で単独で皇帝ダリアを楽しむのは無理みたいだ。風が強いと皇帝ダリアは難しいんだろうねえ。なにしろ背丈より高いけどこれでも「草」ですから。
せっかくなので他の紅葉画像もいくつか。
雑木林。奥に紅葉の丘。でも紅葉の丘のモミジは色づくのが遅めです。
上の画像右奥に、黄色が見えますね。それがこちら。
手前に東屋があります。散策路の奥に木の柵が設置されている。ここに見本のように数種類の生垣があったのですが、実は去年の台風で倒れてしまった。いい味出してたんだけどな。
展望台に上ってみた。以前ここから見下ろす緑の芝生とケヤキの紅葉と遊ぶ子供らの素敵な画像をゲットしました。それを期待して上ったのですが、ケヤキはまだ緑が残ってる感じ。葉っぱも多すぎて、見下ろしても地面まで透かし見出来ない。あと1週間か10日後にもう一度上がれ!って感じ。
最後にこのところ定点観測していた白梅に出来たサルノコシカケ科のきのこを観察に行ったらば。誰かがきのこをこそげ落としてました。地面に茶色に散らばってる一つ一つがきのこです。ここの観察はこれで終了です。きのこ観察愛好家としては残念ですが、早春に真白の花をつける白梅。来年も花がつくと嬉しい。
さて移動です。今回はメタセコイア並木の光の当たり具合を見比べて欲しかったから、麻溝公園のグリーンタワーに上り紅葉具合チェックの画像を撮影して急いで相模原公園へ移動したので、麻溝公園を後回しにしました。さて、紅葉は進んでるかな?
ちなみに、新宿御苑の落羽松(ラクウショウ)の気根の画像はこちら。
地面からニョキニョキ突き出すのが気根です。
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志村けんの木と東村山土産

2019年11月23日 06時18分55秒 | おいしい&スイーツ
2019/11/3訪問。東京に2つある国宝の一つ千体地蔵堂の建物公開で、見たかった建物の天井を見物。帰宅すべく東村山駅に戻る途中で、自分土産を購入。焼きそばソースをcoop。餅萬のだっふんだァどら焼きを駅前店で購入。帰る前に前回見損ねた志村けんの木の見物へ。
けどイマイチ所在地がわからないんだよねえ?改札を素通りして反対側出口へ向かう。
もしかしてこれかな?あたりをつけて撮影したものの、予想に反し木が細い。自信がない。
ところで、ブログを読んで下さってる若い方は志村けんさんと東村山がどう関連するか分かりますか?かつてTBSで毎週土曜日8時から放送してた番組「八時だよ全員集合」で志村けんさんが歌った東村山音頭の歌詞。
東村山 庭先ゃ 多摩湖〜番組内で志村さんが歌い子供達に大人気だった曲です。
昭和51年に東村山市の名前を全国に広めた功績で感謝状を贈呈し3本のケヤキを植樹したとか。つまりトップ画像の3本全てが志村けんの木です。ちなみに、そばのベンチで休んでた年配の人に「志村けんの木がこの辺にあると聞いたんですが、どれですか?」と最初に聞いたらその方はそもそもここにそんな木があるのをご存知なかったよ。ち、知名度低すぎ〜。
で、こちらが駅前のコープで購入したソースと和菓子屋の餅萬さんで購入したどら焼きのご当地土産です。
 

 
こんな感じです。疲れて帰宅してすぐいただいたので、甘さが身に沁みた〜。
そして東村山黒焼きそばソース(イカスミ・黒酒入り)使って焼きそばを作ってみた。
1食につき大さじ3杯使用で、一瓶(200ml)辺り6食程度作れます。イカスミを使用して色づけしてるので麺が黒っぽく仕上がります。
うまさ国宝級千体地蔵中濃ソースはまだ開けてない。けど瓶の裏側に「東村山の宝 国宝 正福寺千体地蔵堂 鎌倉幕府の執権北条時宗が病に倒れた折、夢枕の地蔵菩薩に授かった丸薬で治癒したお礼に寄進されたと伝えられる地蔵堂。 ソースのうまさも国宝級」と印刷されてます。セールストークに惹かれついつい合わせ買いしちゃいました。
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相模原公園のメタセコイアの紅葉2019/11/21

2019年11月22日 20時51分02秒 | 紅葉散歩
昨日の朝、相模原公園を散歩。既に紅葉も始まってます。そこで相模原公園のオススメの紅葉を紹介します。
まずは皆さんが楽しみにしてるメタセコイアの色づき具合を確認ください。
相模原公園の代表の紅葉なので画像増量です。
メタセコイア並木はフランス庭園を囲むように2本あります。向かって左側の並木に日が当たる時間は短いので合わせてメタセコイア並木の左右両方に太陽が当たる場合と影になってる時を分かりやすいように撮影時間も掲載します。
まずはトップ画像。隣接する麻溝公園のグリーンタワーから10時23分に撮影。紅葉具合をチェックします。今見ごろの紅葉場所をここでチェックし見に行くんですよ。
まずはメタセコイア並木の所在。
画像中央の建物がサカタのタネグリーンハウス。奥にフランス庭園。縁取るようにメタセコイアがあります。既に左側の並木に影が差し始めてますね。10時半に到着したのでは遅いのね。急がねば。
撮影時間10時32分
グリーンハウス2階展望台から
撮影時間10時35分。
撮影時間10時36分
前回訪問時、花壇の花が枯れかかってると言った。今回行けば花が全てスミレに植え替えられていた。
そしてこちらは葉牡丹に植え替え。
撮影時間10時39分
撮影時間10時40分
噴水は午前9時から水が出るらしい。
撮影時間10時41分
撮影時間10時43分あれ?虹が
噴水の水がプリズムになり、太陽光が虹のように見える。角度によって虹の形も変わっていく。視線で追いかける私。
吹き上がった噴水の水が風に乗って広がると、水の粒がスクリーン代わりになり虹が広がる。面白い。
10時に接骨院を出て、急ぎに急いでちょいと疲れたのでベンチでおやつ休憩だ。今ローソンで発売中のコリラックマ中華まん。いちごミルク餡です。
 
パクついてると気配。
わ!ワンコが二匹嬉しそうに迫ってきた。
あ!おやつ。これはあげてもいいものか?
と?飼い主さんが「もらえんよ」と手綱を引き寄せている。
しつけは大事だよな。画像はがっかり顏のワンコ達。ごめんよ〜。
お散歩再開。撮影時間10時49分
撮影時刻10時51分
さて、ここで左側のメタセコイア並木をごらんください。影です。晴天時はこのように真っ黒になってしまいます。レンガ色に色づいたメタセコイア並木を撮影したい方、両側に日が当たるのは午前9時半〜10時頃を目指してください。それ以上早いと今度は右側のメタセコイア並木に影が落ちるのだ。
ちなみに、上の画像手前に横切る真っ黒部分は、遂にメタセコイア並木の影が生垣にまで届いてしまい緑色を隠してしまいました。メタセコイア並木は相模原公園が開園した40年前に出来まして、成長が早いので年々庭園の中央に落ちる影が長くなっている。撮影すると真っ黒な影が画面半分を覆う勢いで美しくない。
さて突き当りに到着したので振り返っての撮影。
こんな感じ。逆光も重なって、メタセコイアから色を奪ってます。
少し引いて階段の途中から撮影。ちなみに、明るい曇り空ならば、逆光の太陽も隠れててメタセコイアのレンガ色が出ます。参考にしてください。
去年2018年12月4日の煉瓦色に紅葉したメタセコイアの様子です。例年12月の第1週に煉瓦色になります。今年は関東の紅葉の色づきが遅れがちなのでどうかな?
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東村山の千体地蔵堂の内部公開見学

2019年11月22日 09時33分46秒 | レトロ建築
見学は2019年11月3日でした。
6月に北山公園の花菖蒲まつりを見物した時に立ち寄り、11月3日の地蔵堂まつりに内部公開がある。とガイドさんに教えてもらった。
鎌倉の円覚寺の舎利殿はこれとよく似た建物で、あっちも公開日が限定されてて見物に行ったら、中に入れなかったことを思い出した。私は建物の中から天井を見上げたいんだ。どんな組み方をしてるか見たいんだ。
今年、三鷹の国際基督教大学にある国の有形文化財泰山荘見学後、東村山市の千体地蔵堂に到着したら既に13時51分で、14時から法要があり一般見学停止になっていた。
マジか!?しかも14時20分には一般見学再開になるけども、撮影できるのは15時−16時限定だと知る。ヤ〜ラ〜レ〜タ〜。
待ちます!
見逃したらもう一生見れない。
ってな訳で、15時、写真撮影行列に並ぶ。
動線。中は狭いので、正面から入ったら奥へ移動する。
念願の内部公開。まずはお参りから。観音立像かな?傍に小地蔵像が納めた棚がある。
中断の地蔵像は金箔貼り。
下段は金箔は貼ってないけど少し大きめの。
前回ガイドさんに教えてもらったけど、願いが叶うと地蔵像を2体にして返すので、納められてるのは願いが叶った人のもの。
ところで、かつては桟の上に小地蔵像が並べてあったとか。それが棚に並べてあるってどうゆことか?疑問を堂内の監視員さんに尋ねてみた。
「かつてはあそこの桟に釘で像を打ち付け並べてありました。前回の改修工事の時に下に下ろしました」
わ、わかるかなぁ〜?上の画像の仏像の左上に明るめの色の梁がありますね。ここに並べてあったらしい。
そして言いたいことがある。私のガラパゴス携帯撮影ショボすぎ。ちゃんと写ってない〜。
心のカメラには焼き付けておきましたけど。ちなみに、真下から真上を見上げて撮影したかったけど、中央に仏像が配置してあるので出来ませんでした。ま、当たり前だったね。使用されてる建物でしたから。けども、天井板はなく、正方形の建物を壁面から組み上げてる様子はとても面白い。大満足!
ところで監視員さんに「以前訪問した時に、参道前に芝増上寺の将軍家の石灯籠が3対あxったと思うんですが、なぜないの?」と尋ねてみた。と?「歴史的にここにあるのはおかしいのでどけました」とのこと。徳川将軍家の石灯籠もそれなりに歴史的価値あると思うんだよね。だからもっちょい突っ込んでみた。「石灯籠はもうないのですか?」すると「一応あります」教えてもらったからには確認せねば。

千体地蔵堂裏手の本堂へ。画像左奥に石灯籠は数基並んでますね。これが徳川将軍家の石灯籠です。
いそいそと確認へ。
なんでやねん!
角度がね〜。私みたいな面倒臭い人を排除する為でしょうか?石灯籠の胴には本来納められた石灯籠の寺の名前・奉献した相手の名前・納めた日・納めた人の官位役職名前などが明記してある。
初めて訪問した時は、今ほど石灯籠の見方に詳しくなかったので、さらっと見学してしまい、6基の石灯籠を詳しくみてない。6代将軍徳川家宣のものがあったのは撮影画像が残ってるからわかるんですが、他がわからなかったので、再訪したら確認しよう!と思ったのに、このように回転して正面の石彫を隠されては読めません。
ま、な。わからんでもない。そもそも芝増上寺にあった徳川宗家の霊廟にあった数々の石灯籠は、戦災で焼失後西武プリンスホテルを建てる際、まるごと西武が所得し、欲しいところへ配ったのだ。なので所沢に隣接する東村山市の寺院にはどこにもある徳川家の石灯籠な訳で、ありがたみもないのだよ。
地元民と観光客の認識のズレですね。残念です。
こんな感じで、普段は全ての入り口を閉ざす地蔵堂も11月3日の地蔵堂まつりには開けられます。
さて、時刻は15時15分。帰ろう。今更北府中の刑務所の公開を見に行っても16時までなので間に合わないし〜。
帰り道見つけた現役のレトロ建物。何のお店かな?
東村山駅に戻ってきた。ふと、6月の北山公園の花菖蒲見学後、市内巨木巡りをした時にあまりの暑さでつい自分土産を買い損ねたのを思い出した。
確か?と買い求めたのがこちら。
小豆あんのだいじょうぶだァどら焼きとうぐいすあんのだっふんだァどら焼き。
そして千体地蔵ソース¥368と黒焼きそばソース¥4752本で税込910円。焼きそばソースは散策時に製造発売のポールスタアさんの側を通ったので購入しようとしたら、店が改装中だか移転中で買えなかったんだよね。焼きそばソースは駅前のcoop東村山駅前店で購入しました。だっふんだァどら焼きは駅前の餅萬駅前店で購入です。長くなったので明日へ続く。これまた6月に東村山を散策した時、最初に見学するのを忘れ、帰りは久米川駅から乗車して帰宅。見そびったのですよ。みたいのが志村けんの木です。巨木・名木・珍木すきとしてはみておかないとね。
2019年6月16日の東村山の巨木と歴史散歩で立ち寄った際の記事をリンク貼り付けします。(2020.2.20追加)
当日は北山公園でしょうぶ祭りが開催されていて、千体地蔵堂にも歴史ガイドさんがいらっしゃいまして、詳しくガイドしていただきました。興味がありましたら閲覧下さい。
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東村山・千体地蔵堂まつりその1

2019年11月21日 05時57分03秒 | 神社・仏閣
2019/11/3訪問。三鷹の国際基督教大学(ICU)の文化財を見学し12時31分に出発。武蔵境駅から国分寺、西武に乗り換え東村山駅へ。徒歩で向かったのは今年6月16日に訪問した東京に2つしかない国宝の千体地蔵堂です。
13時51分地蔵堂に到着。ヤバい。計画より1時間遅れです。当初計画では、地蔵堂の内部を見学したら、北府中へ移動して府中刑務所の祭り(~16:00まで)見学だったのに。移動時間を考えるとあきらめたほうがいいのだろうか?とはいえ、まだ諦めるには早いかも?地蔵堂の天井さえ見れたらいいんだから。参拝行列に並ぶ。
あれ??全然進まないんですけど〜??「ちょっと見てくるわ」と行列にダンナを残し最前列へ向かう。と?先頭は止まってた。待ってるの?なぜかしら〜??
よくよく観察すると、行列に並ぶ人は皆さん緑のカードを持っている。あれは何だろうか?情報収集が必要だ。
テントに向かう。「すみませ〜ん」かくかくしかじか。結果、緑のカードは1体3000円の厄除け小地蔵購入者に配布される参拝券でした。これを持ってないと、行列に並んでも参拝出来ないらしい。
地域のお祭りなので、地元民は知ってて当たり前なんだろうけど、遠方より来た観光客には謎の仕来りでしたね。
質問に行ったのは、小地蔵販売テントです。テントに貼り出されたポスターが上の画像。
行列からダンナを連れ出して、ベンチへ移動。
「これこれこういう訳で、行列に並んでも入れません」と告げると「どうするの?」と質問返し。
「待つ!」
実は情報収集の途中にタイムテーブルもゲットしてある。
現在2時近くです。タイムテーブルには2時から一般見学不可・厄除け小地蔵開眼法要(2:00−2:20)小地蔵ご購入者の焼香時間と書いてあった。つまり行列してるのが小地蔵購入者なんだね。
で、待つという意味は2時20分以降ならば、一般見学が再開されるんだ。
で、タイムテーブルをよくよく読むと写真撮影可能時間3:00−4:00とある。つまり、2時20分以降からは地蔵堂内部の一般見学は再開されるけども、撮影できるのは3時以降という意味だ。ってなことで、ダンナにそう告げる。待ち時間1時間&府中刑務所見物中止が確定しました。
「このベンチで待ってて。タイムテーブルには2時30分−2時50分(約20分)雅楽と浦安の舞が披露されるのだ。ちょっと長めの休憩しようよ」と宣言。
ダンナはともかく私は見たいものがある。厄除け小地蔵開眼法要である。行列しないので、カメラマンできるよ。
先導者が鈴を鳴らす。次いで住職がやってきた。地域の偉い人が後に続く。
行列していた人が参道を開けて住職を通す。
前回訪れた時に閉ざされていた扉が大きく開いていた。テンション上がるう〜!
先導者はここで停止。住職が先へ。
納められた厄除け小地蔵の開眼法要が始まる。読経が聞こえてきた。ベンチに戻り一旦休憩。
徐々にベンチに人が集まってきた。背後に立ち見の人もやってきた。
2時30分、雅楽の演奏者が3人舞台に上がる。マイクを持った女性が開催を告げる。まずは有名な越天楽。(黒田節)
む〜ん?天候が悪いせいか、音が悪い。あまり出てない。竜笛はともかく左端の篳篥がな〜。
続いてもう1曲。その後小学生から中学生の4名の舞手が登場する。
初々しいなあ。
周りから近所のおばさん達の舞手になった子供達の裏事情が聞こえてきた。
背後のテントがなければここだけタイムスリップしてるなあ。でもなんで神社さんの本殿の扉を開けないんだろうか?せっかくの舞なんだし、雅楽の奉納なんだから神様にもご覧いただきたいのに。
タイムテーブル通りに舞が終わる。地蔵堂へ向かう。
手前で動線を確認。楽しみ〜〜!!

おまけ:千体地蔵堂へ向かい歩いてる時、所沢方面からブルーインパルスが飛んできました。東村山からも見えるんだ!!列に並びつつブルーインパルスを目で追いかける。と、隣で旦那が非常にショックを受けてた。どした??と聞けば、まさかここって所沢に近いの?と。何言ってんでしょうかねえ?東村山の隣駅が所沢でしょ!と言ったら「ソレもう旅行じゃん!」とな言いやがった。訳がわからないので聞き返したら、「相模原の我が家からそんなに遠い場所に来てると思わなかった」そう。彼の距離感が訳わからんわ。けどまあ、今回は小田急線の狛江駅からICUへは小田急バス1本で移動したし、小田急バスで武蔵境駅に移動したからね。距離感がつかめてなかったというのもうなずける。彼的には11月3日は入間基地の基地祭に複数回足を運んでるので、彼の使う交通手段。つまり小田急相模原→新宿。西武新宿→所沢→稲荷山公園が頭にあるらしい。それをブルーインパルス見て自覚する旦那。ま、今日の目的は目の前の国宝であって入間基地ではないのです。今は大人しく待つのだ。
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泰山荘見学3

2019年11月20日 05時50分32秒 | レトロ建築
2019/11/3国際基督教大学内の国の登録有形文化財泰山荘の見学ツアーに参加しました。泰山荘は6つの建物から構成されてます。トップ画像は書院:昭和41年に焼失した主屋(日野の農家を移築)の東南方に位置した新築の座敷棟。6畳間と、上段付き八畳間の2室構成に、濡れ縁(雨戸の敷居の外側につけた縁側)付きの畳縁を回し、東面に板敷縁をつけて上品な造りの座敷棟で、大学の各種行事に利用されている。
構造・形式:木造平屋建て、瓦葺、建築面積77平方メートル
かつては廊下によって母屋と書院の台所は繋がってましたが、母屋は火事により焼失
建設年代:昭和11年ごろ。
訪問日にはお庭で茶会が行われていて、中に用意しているのか人影が見えた。


隣接する書院へ。
蔵:書院の東方に建つ南北棟、瓦葺切り妻屋根、妻入の蔵で、北妻面に下屋を差し出して蔵前とする。鉄筋コンクリート造で土蔵風の外観をつくっているが、蔵前部を除いて庫室本体部を高床式としている点に特徴がある。
構造・形式:鉄筋コンクリート造平屋建、瓦葺、建築面積55㎡
建築年代:昭和11年ごろ。
蔵は昨年改修済み。蔵には卒業式に使用されるガウンを保管していた。
画像奥の芝生広場にはかつて母屋があった。日野の庄屋の家で、大きな農家だった。
1966年4月17日の午後、台所から出火し短い時間で焼け落ちたとか。
あ!表門の紹介を忘れてました。
表門:「泰山荘」敷地の北端からやや南に下った地点に建つ間口3、35メートル、高さ5メートルの茅葺の薬医門。「泰山荘」の建設を指揮した茶匠亀山宗月の好みが表れた雅趣ある門で、江戸城幸橋御門の枡形土壇から発掘された古材を用いている。
構造・建築:木造。茅葺。高さ5メートル、幅7、1メートル
建設の年代」昭和11年ごろ
当日は雨が近い気配の曇り空。ガラパゴス携帯での撮影は、ピンボケ画像が増えてしまいました。
時刻は11時54分。先を急ぎたいところだけども、まだICUに見物したい場所がある。移動。
いただいた構内図によりますとダイアログハウス。この後、大学礼拝堂に戻ろうとして道を間違えた。賑やかな音楽が聞こえてきた。大学の文化祭の出し物のようで、ブラジルのカーニバルの衣装をつけてサンバを踊る女性の姿が見えた。せっかく文化祭なんだから、雰囲気のある画像も欲しいなあと思い撮影してたら「撮影不可なので画像削除してください」と学祭の係りの人に言われてしまった。昨今個人情報の管理問題があるからすぐ従う。なので文化祭の画像はないです。
正午を過ぎたのでベンチを見つけてお昼ご飯。
あれ?もしやして?
分かります?きのこがサークル状に生えてます。たぶんテングタケ科のガンタケじゃないかな?
これは傘の斑点が脱落してるきのこですが、おそらく合ってると思う。けども撮影日は11月3日、ガンタケって秋のきのこじゃないよな〜?
更に見つけちゃったきのこはおそらくノウタケ。誰かに抜かれてしまった若いきのこで、特徴的な傘のヒダがまだ出てないけどもたぶん合ってる。けどもノウタケって夏のきのこだと思うんだ。何故に11月に出てるのか??
で、いつものカワラタケや既に白くなってしまったサルノコシカケの老菌もあった。大学まで来てきのこ観察しなくとも。見つけちゃったからさ。
で、まだICUで見物してない場所は国際基督教大学博物館、湯浅八郎記念館です。

訪問時は夜具一夜のしつらい展(2019/9/10-11/8)が開催中。
江戸の模様は現在でも通用すると思うんだ。でも目的はそれではない。
撮影禁止だった一畳敷の原寸大レプリカがあるのだ。本物は上の画像の屋根が瓦葺だったけども。
こちらの窓から学生さんが懐中電灯で天井を照らし龍の絵を見せてくれた。それも再現してある。本物は中に入れなかったけど、レプリカは中に入り1畳たたみに寝転がることが出来る。結構な人気です。

色合いも再現してます。博物館は午前10時〜午後5時(土曜は午後4時半まで)の開館時間ですが、訪問日は臨時に正午からの開館になってました。尚、休館日は日曜・月曜・祝日。入館無料です。
時刻は12時31分。ヤバい。西野バス停は朝9時37分の到着だった。ここから徒歩10分はかかる。間に合うか?
ダメだったぁ〜〜。目の前で乗車予定のバスが行ってしまった〜。凹む。次の武蔵境駅行きのバスは何分なんだろう?あれ??バス停に次のバスの到着予定時刻の電子掲示板がある。で??あれ?武蔵境駅は2路線ある。ラッキー。思ったより待たずに済みそうだ。
ダンナにこの後の予定を告げる。「国分寺に移動。西武に乗り換えて東村山に行く。初夏に花菖蒲を見物した時に東京都に2つしかない国宝の一つ、正福寺の地蔵堂の公開見学。北府中へ移動して府中刑務所の見学します」だから時間が惜しいのだ。府中刑務所は午後4時までの公開だ。間に合うかもう既に微妙です。
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泰山荘見学2

2019年11月19日 05時11分22秒 | レトロ建築
2019/11/3。国際基督教大学(ICU)にある国登録文化財(建造物)泰山荘のガイドツアーに参加(45〜50分)した。昨日の記事は見学ツアー当選ハガキに書かれていた注意事項を書き出しましたが、ツアー参加者には改めて泰山荘見学時のお願い用紙が配られました。
1)泰山荘の6つの建物(表門・待合・書院・高風居・蔵・車庫)は国の登録有形文化財です。お手を触れたり荷物でこすったりすることのないよう注意してください。
2)泰山荘の建物はすべて、外からのみご見学となります(中には入れません)
庭と書院は茶道部がお茶会に使用しています。お茶会に参加をご希望の方は、茶道部受付へお申し出ください。お茶席は有料です。
3)立ち入り禁止エリアには絶対に入らないでください。足場の悪い箇所がありますので十分にご注意ください。苔は踏まないように気をつけてください。
4)見学ガイドツアーは事前予約制です。
一畳敷を含む高風居は、見学ガイドツアーに参加の方以外は見ることはできません。
5)敷地内では、建物の外観のみ撮影可能です。ただしお茶会の妨げになるような行為はご遠慮ください。三脚や自撮り棒・フラッシュなど、ほかの来場者のご迷惑になる撮影は禁止。
ふまえて、見学はガイドツアー形式なので、ガイドに従い移動。ガイドツアー中の撮影は禁止、ツアー後自由撮影はOK(一畳敷と高風居は除外)。
ツアー開始の待ち時間を利用し、いただいた資料で事前学習。
泰山荘について 泰山荘とは、日産財閥の重役をしておられた実業家の山田敬亮氏によって、昭和初期に別荘として建設されたもので、1939年(昭和14)5月には完成披露の茶会(席披き)が数日にわたって催された。当時の様子は、茶会記や芳名録およびこの時に出版された「泰山荘之記」と題した書物に記録されている。
翌1940年(昭和15)には、山田家から中島飛行機会社(現富士重工株式会社)に売却され、戦時中は同社の創業者である中島知久平氏の住居として使用された。
1950年(昭和25)に、この別荘を含む周辺の土地は国際基督教大学の所有となり、泰山荘敷地内の建物はそのまま保存され、現在に至っている。
当初、この別荘には南多摩(日野)から移築した江戸時代の農家があり、母屋として使用されていたが、1966年(昭和41)の火災によって焼失したため、現在は茶室、書院、待合、蔵。車庫。表門の建造物と様々な由来を持つ石造物が残っている。その中で一際歴史的価値が高く興味ふかいのが茶室の「高風居」および、それに差し掛けられた書斎(一畳敷)の「草の舎」である。
以上のように、泰山荘内の建造物はその建設年代や構造からみて、歴史的に非常に価値の高い建物であり、建築経緯や使用用材の出処も明らかで、それを記録した刊行物も残っている。このため、1999年(平成11)10月14日付で「国の登録有形文化財」として登録されました。」
ツアー開始。まずは集合場所側の車庫の説明。
説明板「名称:国際基督教大学泰山荘車庫
年代:1936年(昭和11)頃
登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの。
特徴:木造平屋建。下見板貼(土壁を雨雪から保護する目的で貼られる板を下見板、羽目板という)、寄棟屋根の建物で、南面に「3枚扉をつける。郊外住居地における自動車普及の時代的状況を物語る建物として貴重である」
一言で言ってボロボロ。ICUでは泰山荘の保存に努めていて、2017年に表門と高風居、2018年に待合と蔵、そして今年2019年に車庫の改修予定です。
ガイドさんいわく「来年には改修が終わった綺麗な姿がご覧いただけるので、また見学ツアーに申し込んでください」だそう。隣の待合へ向かう。ちなみに、クライスラー・ルノー・パッカードなんかが入ってたとか。
実は上の画像で注目いただきたいのは手前の瓦です。これは去年改修があった蔵のトップに据えられていたオリジナルです。使わなくなった瓦を庭に再利用するのは、昔からやっていたことで、古い寺院などには瓦を埋め込んで模様を作ってるところもありますね。
待合:江戸末期築・1936年(昭和11)頃移築。
江戸大崎にあった備前池田家下屋敷の茶室「池亭」を移築したものと伝えられています。寄棟造(2つの台形と2つの二等辺三角形からなる屋根)。茅葺。平屋建の建物の内部には茶室、次の間、水屋、取次、土間、玄関を備えています。現在は主にICU茶道部の活動場所として使われています。
見学開始。
よく見ると、茅葺の屋根にへんな構造物が刺さってますね?この正体は、屋根にカラス避けの針金を貼ってるのですよ。カラスが巣材として茅葺の茅を抜いて持って行くのを防ぐためなんですって。
ところで、撮影構図的にはもうすこし離れた場所から全体を入れたいところなのですが、ICUは庭の苔も保存物と考えていて、見学者が不用意に踏まないように、軒下のコンクリートかな?画像下に写ってる場所を進むように注意されたからです。




待合も去年2018年に改修を終えたばかりなので綺麗です。
次は見学のキモの建物、高風居と一畳敷です。ここで再度注意。「足元注意でお願いします。苔を踏まないように、石の上を移動してください。高風居と一畳敷は国分寺崖線に建てられており、石段を降りた先にあります。足元の悪い場所もありまして、現在は曇り空のコンディションですが、雨が降り始めたら見学ツアーの中止も考えてます。怪我などされないよう十分な注意をお願いします」
高風居と一畳敷の建物の周囲が狭いので、外観だけでも安全に見学するスペースが限られてるので、見学ツアーは人数を少数に限って30分ごとの出発とせざるを得ないようです。そこまでしても見る価値がある建物なんだよね。ちなみに、ブログに貼り付けてる画像は、ガイドツアー参加後撮影したものですが、高風居と一畳敷に限っては撮影不可でしたし、立ち入り禁止エリアにあるので、後から再度見物にも行けません。ガイド参加者は心に焼き付けるのだ!
国分寺崖線の斜面には、現在は大きな木がいっぱいで高風居に影が落ちていて薄暗い。けども泰山荘が作られた当初はここから富士山を眺める作りだったとか。
高風居:1925年(大正14)築・1936年(昭和11)移築。
泰山荘の中で一番有名な建築物です。入母屋造(寄棟屋根を下に、切妻屋根を上に乗せた形状の屋根)・茅葺・平屋建の建物で、「一畳敷」と呼ばれる畳一畳の書斎と茶室、水屋からなります。「一畳敷」は松浦武四郎が1886年(明治19)に建てたもので、茶室、水屋は徳川頼倫が同様に古材を集めて建てました。
「一畳敷」は松浦武四郎が収集した全国の寺社の古材が80以上使われています。
「高風居」は泰山荘建設の際に代々木上原の徳川邸から三鷹に移されました。
撮影はできないのですが、受付で寄付したらA4プラスチックファイルをいただいたので、プリントされてた一畳敷の画像を紹介。
一畳といえ、周囲を床材を巡らせてある。使われてる古材は80個以上。注目度の高い古材をピックアップ。
畳のまわりの額縁板は、奈良県吉水神社(旧吉水院)の元は天皇が住んでいた部屋の台座の前に使われていた地板でした。天皇とは後醍醐天皇以下、吉野朝歴代の天皇が歩いたかもしれないということで、勤皇家の武四郎にはこの木材を使用するのが嬉しくて、目立つ畳の額縁に使った。
床の間釣柱は、静岡県鉄舟寺(旧久能寺)の観音堂の欄干に由来。床柱として「釣られた」状態で使用。久能寺の起源は古代に遡るが、明治期に廃仏毀釈の対象となる。その後明治天皇の侍従だった山岡鉄舟により復興。
神棚の板は、出雲大社の古材を使用。
竹庇の腕木(外部の装飾)は、鎌倉鶴岡八幡宮の舞台を使用。現在は劣化が激しく、牡丹の花と葉の彫刻の識別ができない。
中仕切鴨居上の欄間は奈良県吉野山水分神社の欄間に由来。武四郎が修行した喜蔵院の住職により寄贈された。
床柱は、京都の秀吉が作った聚楽第の古材。
天井板は和歌山県の熊野本宮神社の扉に由来。外から天井を見上げると、中央に龍が描かれてるのが見えた。ガイドさんが天井を懐中電灯で照らしてくれたら龍の目が白く見えた。
ここから徳川頼倫が集めた古材になります。
茶室壁面は、和歌山の鷺森別院(京都の西本願寺の別院)に由来する杉戸を使用。
廊下沿い敷居などは、戦艦三笠。
え?マジで??三笠って1回沈没してるからその時に出た木かなあ?
ちなみに、一畳敷は単独では起立出来ず、隣接する建物(現在は徳川頼倫が建てた高風居)に寄りかかるように立ってます。そもそもは、「北海道」の名付け親でもある探検家・松浦武四郎が探検家引退後、旅をしながら全国で古材を収集。1886年神田五軒町の家の東側に差し掛かるように建てましした書斎です。武四郎は「自分の死後一畳敷を焼くように」遺言しますが、息子により保存された。
徳川頼倫が武四郎の探検資料を自らが創設した南葵文庫に移す際、一畳敷を知り、1908年に寄贈という形で麻布の南葵文庫へ移設。しかし、南葵文庫の解体と移転、文庫の全書を東京帝国大学に寄贈されることとなり、1924年代々木上原の徳川家清和園に移設することとなる。一畳敷は別の建物の支えが必要だったので、この時に茶室「高風居」が建てられた。しかし完成前に徳川頼倫が死去。後を継いで紀州徳川家に仕えた人が完成させた。
頼倫の死後10年以上を経て、日産の山田敬亮夫妻の所有となる。山田敬亮は茶会を開くための別荘を、裏千家の亀山宗月に以来。一畳敷と高風居は徳川家の財政難もあり、保存を亀山に託すことで売却される。亀山は古い建築物を移設し、1935年から36年にかけ各建築物を移築・新築する。
現在の三鷹の野川沿いの高台で、富士山を見ることが出来たことから一連の建物を「泰山荘」と名付けた。
前述をしたように、現在は国分寺崖線の木が大きくなりすぎて、高台の上からも富士山は見えません。まるで林の中みたいです。
おまけ:高風居の水屋の小襖は、武四郎が収集した古器物の目録を、頼倫が小襖に使用。
だいぶん長くなってきたなあ。一旦区切って明日に続きます。ちなみに、説明文はガイドツアー参加者に配布された、泰山荘必携冊子から抜粋しました。
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国際基督教大学見学の文化財、泰山荘見学1

2019年11月18日 05時07分07秒 | レトロ建築
東京都文化財公開ウィークって知ってますか?普段見学出来ない都内の文化財が一斉に公開になるまさに特別な1週間なのです。そりゃあ歴史好きやらレトロ建築物好きが駆けつけるよね?けども大勢が見物に来られては、場所によれば狭かったり、文化財が古すぎで保存上よくないので、事前に人数と時間を限り申し込み。当選者のみ見学可。な文化財もある。そして公開日が集中するのが文化の日こと11月3日なんである。
今年もどこの文化財を見物に行くか?10月上旬から検討し、11月3日に見学申し込みしたのが、三鷹にある国際基督教大学内にある泰山荘です。ここ、以前から見たかったのですが、我が家のある相模原市からだと、交通アクセスがな〜。と躊躇してた場所でした。ところが、今年4月、桜散歩で国際基督教大学に隣接する野川公園から新撰組近藤勇の生家跡、調布飛行場、天文台を散策した折り、天文台前のバス停から小田急線の狛江駅まで直行バスがあると知りました。つまりだね。小田急相模原駅が最寄りの我が家から国際基督教大学までは1回乗換えで行けるんですよ。もうびっくり!!
往復葉書で申し込み。申し込み後の10月18日に帯状疱疹発症。凹む日々。そこに泰山荘特別公開ツアー11月3日11時よりの回当選通知到着。
なんとしても間に合わす!病気ってさ、患者のモチベーションなんだよな。真面目に軟膏を塗って、動くと悪化する水ぶくれの破れた左腰も極力動かずにいて、更に帯状疱疹にはタンパク質とビタミンを取れと言われたから、豆腐=タンパク質・りんご10キロ&みかん1箱=ビタミンをひたすら摂取して表面の皮膚の再生に努める。根性で11月3日に間に合わす。頑張った結果、見事11月3日には水疱瘡ウイルスを撒き散らさない程度になった。けども若いお嬢さんが多そうな大学に行くとあっては対策を取らねばならん。と、まだうっすら張っただけの左腰の患部はガーゼを厚巻きにし、上からガードルと服で抑えて外にウイルスが出ない状態にした。ここまでやって、11月3日は「小田急相模原駅発8時14分です」と、旦那に宣言したのに、タッチの差で予定の電車に乗り遅れた〜。やっちまったあ〜。
焦りながら時刻表を眺める。当初計画では小田急相模原駅発8時14分ー8時44分狛江駅着。もしかしたら、1本電車が遅れても狛江発8時59分のバスに間に合うんじゃないかな?ならば「狛江駅に到着したら、バス停まで走るから!予定のバスを逃したら、次は9時15分発になるから!」と旦那に宣言して到着前には扉の前に待機。
到着。急ぐ。
と?狛江駅はまさかのラグビーW杯押しの飾り付けにあふれていた。フラッグにマスコット人形などなど。理由は簡単。狛江駅から調布の東京スタジアム行きのバスがあるのです。ちなみに、私が乗車する小田急バス境91も東京スタジアムの側の天文台通りを通る。
撮影したい。けども時間が全くない。心残りだけども北口1番乗り場バス停へ。
あ!まだバスが停まってる。間に合う!
間に合ったあ〜。8時59発狛江駅。9時37分着西野バス停。
乗車時間が長いので、この時間を使いダンナに当選ハガキに書いてある泰山荘見学の心得を見せる。
1)悪天候の最は公開を中止することがあります。
2)集合場所は泰山荘現地です。
ツアーは表記時刻より開始いたしますので遅れないようにお越し下さい(大学構内は広いので、時間に余裕を持ってお集まりください。なお、ICU(国際基督教大学)構内バス停より徒歩15分かかります)
3)ツアー中の写真・ビデオの撮影は、安全確保のため固くお断りします。
4)足場が悪いので歩きやすい靴でご参加ください。ヒールの靴は苔を痛めますのでご遠慮ください。
5)高風居(一畳敷)を含め、外観のみの見学になります。
6)ご来場の最は本状(当選ハガキ)を受け付けにお出しください。
9時37分、定刻で西野バス停に到着。バスは時刻表通りに走らないからと早めのバスに乗ったのですが、まさかの正確さ。びっくり!
さて、西野バス停は実はICUの正門の最寄りバス停ではありません。次のバス停です。こちらは北門に近いバス停です。実は集合場所の泰山荘は広い大学構内の端っこにありまして、(トップ画像の大学構内図で言えば左上)どうせ構内が広いならば、点在するレトロ建築も見たいんです。幸い集合時間は11時。1時間以上もある。ってなことでICU北門到着。まずは構内図をゲット。実は見学日はICUの大学文化祭と重なっていて、一般人も見学に訪れるのです。ラッキー。
さて、レトロ建築物は?
最初はレーモンド設計(2000完成)のアラムナイハウス。

隣接するのは。
レーモンド設計(1978年完成)の本部棟。
進み、ようやくテントが並ぶ場所に到着。文化祭の雰囲気が漂い始める。
ヴォーリス設計1954年完成。レーモンド1960年増築の大学礼拝堂。
入り口で年配の男性が招いてる。何かしら〜?と?礼拝が10時半からあるようで、聖歌隊が歌の練習をしていた。しばらく見学。けども礼拝が始まってから席を立つのは失礼になるので、礼拝が始まる前に出る。大学礼拝堂の辺りはテントが多い。
礼拝堂の全景を写せる場所を探しつつ進んだけど木が多すぎる。無理。
ばか山の名のついた画像手前の小山と奥のあほ山。一番テントが多かった。画像左奥に見えるテント。左手に本館があり、内部の各教室ではサークルの発表がある。
ヴォーリス設計(1959完成)のシーベリー礼拝堂。
先へ進むと森だった。ICUは本当に広いなあ。私が卒業した大学は、京都市内にあったので、敷地がとても狭かった。ビルが並ぶように建ってたものなあ。
集合場所の泰山荘に10時30分到着。
奥のテントで受け付け。待ち時間の間に、受け付けでいただいた泰山荘必携の冊子を読む。テントでは募金を募っていた。ICUでは泰山荘の歴史的価値を認識し、より良い状態で保存していくため毎年補修を続けてる。その費用の募金です。「500円以上募金された方にはA4クリアファイルをプレゼントしています」500円か?持ってたっけかな?財布の中に500円玉はなかったので、1000円募金したら、クリアファイルもだんなの分合わせて2枚いただいてしまった。ラッキー。
A4クリアファイルにプリントされているのは、一畳敷の内部。ここが文化財のキモの建物。見物はできるけども入れない&撮影できない。A4クリアファイルは大学博物館の湯浅八郎記念館でも販売しています。長くなったので明日に続きます。明日はいよいよ泰山荘の見学です。
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