座間・さくら百華の道は全長1、6kmありまして、北側は小田急線の線路と行幸道路で分断されてます。分かりにくいなあ?線路はね、そこに踏み切りがないのだ。行幸道路もそこに横断歩道がない。どちらも向こう側にあるさくら百華の道へ移動するには、迂回して踏み切りを渡ったり、信号を渡ったりしないとダメなんだよね。だから面倒でさくら百華の道の北端雛百メートルはほぼ歩いてない。小田急線の線路の北側そばは早咲き桜が植栽されていて、行幸道路の北側は遅咲きの八重桜が植栽されているのだ。それを去年知りました。
4月16日、座間郵便局にゆうパックを出しに行きまして、帰りに座間・さくら百華の道の北端を歩きました。
トップ画像は楊貴妃:花は大輪。八重咲きで淡紅色。開花期は4月中旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種。
古くから知られるさくらで、花色も優れた豊満な八重桜ということから、中国の楊貴妃を連想して名付けられたちいわれています。
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ここは南側と違い、散策路の幅が広い。そして少しだけが盛られてます。さくら百華の道の南側と比べて太陽の日差しがふんだんに届くようで、咲き進んでるようです。
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妹背(いもせ):花は大輪。八重咲きで紅色。開花期は4月下旬。
原木は京都市・平野神社境内にあります。一花柄に2つの果実が着くことから妹背の名を当てたとされています。
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紅華(こうか):花は大輪。八重咲きで紅色。開花期は4月下旬。
1965年に浅利政俊によって作出された品種で、大山さくらと里桜の雑種と推定されています。開花期間が長く美しい八重桜です。
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花笠:花は大輪。八重咲きで紅色。開花期は4月下旬。
浅利政俊によって福禄寿の実生苗から育成・選抜された品種です。雌しべが葉化して長く突き出て、形状が花笠によく似ていることからこの名がつけられました。
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御衣黄(ぎょいこう):花は中輪。八重咲きで黄緑色。開花期は4月下旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
黄緑色の花色が特異なため、古くから栽培されていたものといわれています。
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関山(かんざん):花は大輪。八重咲きで濃紅色。開花期は4月下旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
花色が濃紅色で美しく、生育がよいので海外でも広く栽培されています。また、お祝いの席で出されるさくら湯には、この花の塩漬けが用いられます。
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須磨浦普賢象:花は大輪。八重咲きで黄緑色。開花期は4月下旬。
1990年に、神戸市須磨浦公園内に植えられている、普賢象の枝変わりとして発見された品種です。発見場所と、元の品種名にちなんで名付けられました。
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鬱金(うこん):花は大輪。八重咲きで黄緑色。開花期は4月中旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
淡黄緑色の花色が、ウコンという植物の根茎を使って染めた色(鬱金色)に似ていることからこの名がつけられたといわれています。
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記事の最初に北端の散策路は小高くなってて日当たりがいいと書きましたが、鬱金が一番咲き具合が進んでるのがわかると思う。花色にピンクが増えてきた。
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福禄寿(ふくろくじゅ):花は大輪。八重咲きで淡紅色。開花期は4月下旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
花弁は厚い質感があり、大きくねじれたように波打つのが特徴です。
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梅護寺数珠掛桜(ばいごじじゅずかけさくら):花は大輪。菊咲きで紅色。開花期は4月下旬。
原木は梅護寺境内(新潟県阿賀野市小島)にあり、国の天然記念物に指定されています。
親鸞上人の逸話にちなみ名付けられました。
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普賢象(ふげんぞう):花は大輪。八重咲きで淡紅色。開花期は4月下旬。
もと、東京の荒川堤で栽培されていた品種です。
室町時代から知られる品種で、2本の葉化した雌しべの状態を、普賢菩薩が乗っている象の鼻に見立てて、この名がつけられたといわれています。
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紅時雨(べにしぐれ):花は大輪。八重咲きで濃紅色。開花期は4月下旬。
1961年に浅利政俊が東錦(あずまにしき)の実生から選抜された品種で、東錦とカスミザクラ系の里桜との自然交雑によるものと推定されます。
以上が2020年4月16日の座間・さくら百華の道の北端で見物したさくらです。
たぶん紅時雨は全長1、6kmのさくら百華の道の散策路のここだけにあると思う。