あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

小石川植物園

2008年05月27日 14時05分37秒 | 漫画の日々
以前探していた「玄中寺所縁の棗の木」に会うべく、小石川植物園に行ってきました。その辺の詳しい経緯は下の「ある木を探してます」を先に読んで下さい。
上の地図はスキャナーで読み取れた植物園の東半分。小さな正方形の一辺は50メートルです。
さて小石川植物園とはなんぞや?これは俗称で正式には「国立大学法人東京大学大学院理系研究科付属植物園」と言います。日本最古の植物園だそうで、歴史を遡ると今から300年前の1684年に徳川幕府が当地に設けた「小石川薬園」に源を発しており、園内には長い歴史を物語る数多くの由緒ある植物や遺構がある。
や~な、予感……。そんな大層な所で私の探している木を見つけられるのか?
つーか、私的に一番大変だったのは、園内にある坂です。ここは台地、傾斜地、低地、泉水地からなっていてとても変化がある場所です。様々な植物を育てるのには最適なのかもしれんが、見て回るには最悪です。
で、由緒ある木というものの代表的なものは、例えばニュートンのりんごの木(万有引力の法則)。メンデルの葡萄の木(遺伝学の実験に用いた)などがあります。これらの植物は本物です。植物って挿し木や株分けで増えるから、偽物ってないんだよね。
で、こういう超有名な木はちゃんと由来の書かれたプレートがすぐそばにあるので一目瞭然なのですが、問題は半端に由来のある木です。
それが植物学的に見て、そうあんまり珍しくもない木だと最悪です。
広大な園内からどうやって見つければ……。途方にくれました。
で、頼ったのは園内にある本館の受付です。
ここには植物の所在を入力したデーターベースがあるのです。でも、データーベースって入力されてないと役立たず…。
一応探している木は、浅草の運行寺から戦後移植された棗の木というのはわかってるのですが、それがどうもデーターベースに入ってないようで。見つかりませんでした。
で、園内には棗の木が他にもありまして。
もう無理!探している木の所在を知っている人と一緒でなければ、到底たどり着けないよ~~~~。
で、あえなく、挫折したのでした。リベンジは今年の秋。せめて棗の実が木になっている時でないと、棗の木を探すだけで大変。一応、近所の棗の木の葉の形を覚えて今回探しに行ったんだけどね。棗の木は見つけたけど、それが探してる木なのかどうかはわからないまま帰宅したんだよね。
つーか、小石川植物園は都営地下鉄三田線白山駅下車徒歩10分ってなってるけど、これ、余程の健脚じゃないとこの時間では着けませんから!途中で坂を一度登った後、凄く急坂を降りないと植物園の正門に着けません。
他に地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅下車徒歩約15分の利用をおすすめします。茗荷谷駅から緩い下り坂をひたすら降りた後、のぼり坂を行くことになりますが、白山駅から行くよりずっと楽です。地図はさ~、坂とかパッと見でわからないのが不便だよね。
あ、園内には小さな売店が一つあるだけなので、食料、飲み物は園内に入る前に購入しましょう。入園料は大人330円。
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四川省の世界遺産、二王廟

2008年05月26日 18時00分48秒 | 旅々しい
下の記事の地図を見て下さい。右上にある二王廟。ここは都江堰の生みの親である李氷父子を祭る為に、南北朝時代に創建されたもので、現在の建物は清代のもの。
都江堰の北東側の山に堰を見守るように建てられている。李氷は秦の属郡守(知事)だったが、岷江の水利事業の功績により、宋以降の歴代の朝廷は2人を王として封じたため「二王廟」と言われるようになった。
廟内には2人の像があり、楼閣の最上階からは岷江の分流地点である魚嘴や吊り橋の安潤橋などが間近に眺められる。
86年に訪れた時の写真を掲載します。
今回の四川大地震によりどうやらこの二王廟は崩壊してしまったようです。どの位の被害があったのかニュース映像が流れないのでわかりません。
ニュースってさ~、映像を撮影する人や記者の好みが出るよね。特に今回の四川大地震は大災害だから、伝えることがてんこ盛りな訳さ。だからか四川省に点在する世界遺産のニュースって全く流れん。行っている記者って、報道専門の人ばっかりか?こういう時って得意なことがバラけるようにいろんな畑から派遣せんといかんやろ?
つーか、日本人は飽きっぽいから、どれを見ても似たような映像だとすぐき飽きられてしまい、関心が薄れてしまうじゃないか。むむむ、パンダはともかく、九塞溝とか黄龍辺りはどうなってるんだろうな~?

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都江堰とは?

2008年05月25日 23時38分35秒 | 旅々しい
四川大地震ですっかり有名になった「都江堰」ですが、そもそも都江堰とはなんぞや?が全く紹介されないのが残念なので、解説します。
「都江堰は成都市の北西約60キロにある。紀元前3世紀の戦国時代、秦の昭王の時代に李氷、李二郎親子によって造られたと伝わる古代の水利施設のこと。
都江堰市内を流れる岷江をせき止めて分流したもので、2000年余りを経た今でも、その機能を果たして、四川盆地をうるおしている。全貌は上の地図の右手、近くの二王廟から見ることが出来る。
少し詳しく解説すると、現在の都江堰は魚嘴分水堤で分水され、春期には6割の水量が内江に入り、夏、秋の増水期には逆に6割が外江に入る。分水の目的は増水時の調節と、泥水をなるべく外江に流すことにある。内江を流れた水土は飛沙堰でさらに調節され、水中の泥が排出される。
離堆には岩盤を穿って2分され、瓶の口のようになった宝瓶口という取水口があり、内江の流れはここに流れていく。ここでも増水時の水量が調節される。
現在の都江堰は李氷の時代からは変化していると考えられ、一説では910年の大洪水のときに堰を移動させた時のものであるとされる。
中国4000年、奥が深いです。さて、地震後、これらの施設がどうなったか、全然ニュースに流れないのが、つくづく残念です。
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86年撮影、都江堰

2008年05月25日 23時01分26秒 | 旅々しい
都江堰は巨大な水利施設なので、全景を1枚の写真に納めるのは難しい。
で、写真は二王廟から見下ろした都江堰の一部。写真中央が「魚嘴分水堤」です。岷江は右から左に流れてまして、この魚嘴で水の流れを外江と内江に分けます。写真手前が「内江」です。
なんじゃこの写真、豆つぶで見えないじゃん!!
と、思ったアナタ、すみません。実は写真をアップしようとスキャナーに接続したところ……壊れてました。仕方なくコピー機をスキャナーとして使うべく頑張りまして、が、それをパソコンの画面に出すには新しいパソコンでなくては操作出来なかったんです。で、フォトショップにも問題が。古いパソコンに入っているフォアトショップはUSA版つーか、日本語表示してくれない、5.02という古~いバージョンを使ってました。が、新しいパソコンに乗っているのはほとんど別物の進化したフォトショップでして、つーか、サイズが全然違うのよ。で、豆つぶ写真やら上の大きな地図を表示してしました。ま、慣れればなんとかなると思うけど…。
せっかくなので、今回の地震で崩壊してしまったらしい二王廟の写真もアップしたいんだけどな~。
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秋のアラスカ氷河湾クルーズの旅

2008年05月13日 11時42分21秒 | 旅々しい
今年はオリンピックで騒がしい中国でない国へ行こうとツアーパンフレットを見る。
あんまり予算はない。日程はMAX10日間!見つけたのは「サファイアプリンセス号 秋のアラスカ氷河湾クルーズの旅10日間」の旅Fキャビン(海側シャワー17平方メートル)368.000-です。
お手頃価格…。これならいけるかも…。
…私は忘れてたのです。諸費用が必要だと言う事を…。
まずこの旅行代金は海外での空港税と出国税は含まれてます。
別途必要なのが、「日本国内各地空港税(成田空港2.040)、および航空機、船舶の燃油サーチャージ料(船舶燃油チャージ料35米ドル=¥3.700)」
更に寄港地での「港湾税」今回のツアーの場合は港湾税+政府諸関税=328米ドル(34.500)
船内チップ1日あたり10米ドル×8日=80米ドル(8.500)
航空機の燃油サーチャージ料は成田~シアトル。アンカレジ~シアトル。シアトル~成田。
想像だけで一杯一杯になった私は旅行会社に問い合わせしました。
「旅行代金にプラスどんだけ費用は必要なんですか?」
「だいたい10万円ほど」
10万円……。2人なら20万円。
恐るべしクルーズ…。
諦めよう。このツアーは私には敷居が高い。
皆さ~ん、旅費は総代金で考えないとイカンです。最近流行のクルーズには落とし穴が一杯…。
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