去年の梅干しは酸っぱかった!
一昨年の梅干しは塩辛くもなく酸っぱくもなかった!お裾分けしたみなさんに褒められたのよね。
違いは何だ!?
塩の量は同じ。作り方も同じ。
作業手帳を見比べて、2023年は6月17日に梅の実を収穫してた。
去年、2024年は6月7日に梅の実を収穫してた。
違いはここではなかろうか?と。今年、2025年は間を取って6月10日に収穫しよう!と決めてたのですが。
予定は天候によって変わるのです。
収穫予定の6月10日はしっかりめの雨が1日続いた。
結果、梅の実が落ちる落ちる。
上の画像の木箱に入ってるのが6月9日10日に地面に落ちてしまった実で、小さな黒いプラ箱に並べてあるのが6月10日の夜から11日の朝の間に地面に落ちた分。
梅は熟すと勝手に落ちてくるのだ。つまり、収穫期が既に到来してるということです。
天気予報の雨の状態を確認すると、朝の6時から1時間から1時間半程度ならば小雨になるらしい。
梅の木を確認する。実はまだ色付いてないけれど。
やるしかないっ!ってなことで、
収穫するには十分な大きさになってると思う。
ってなことで上下に分かれてるワークマンの優秀なレインコートを装着。更にダンナを呼び二人がかりで一気に収穫開始です。
もうね。雨足が強くなるまでの時間勝負です。
例年ならば、脚立を立てて丁寧に収穫するのですが、今回は手当たり次第にもいでいく。ええ、丸い実を握ってクイッともぐのだ。収穫はさみなんか使ってる場合ではないのである。
次第に息が切れていく。下の実を収穫してた時は大丈夫だったのに、視線より上の実をもぐのがもう大変。何しろ雨は降ってるのですよ。息が切れるものだから、メガネが白く曇る。となると、どこに実があるか見えないんだよね〜。もう手探りで。丸いシルエットに当たりをつけて。そんなこんなで頑張ったけど時間切れ。雨足が強くなり諦める。流石に脚立に上がっての収穫は滑るのでやめました。
これが6月11日の朝のこと。
例年ならば、もう少し風通しの良い場所で梅が色づくのを待つのですが。雨が酷いので軒下の床机の上にざるを並べました。
夕方には一旦雨が止んだので、ダンナに収穫の続きをやってもらう。私はその間にごぼうやにんじんや大根を収穫してました。
6月12日は今年3回目のとうもろこしと枝豆の種まき。その時に変色してる多肉植物のハルオチアを見つけて緊急の植え替えが発生。
ジニアの新芽をナメクジに食われたけど、同時に植えてたマリーゴールドは順調。育苗トレーに2粒まきしてた部分には2粒で芽が出てる。これならポットに移植する時に1苗ごとに仕立ててやれば、数が増えそう。なら場所を用意しないとな。ってなことで、21年秋に義母が植え付けたネギをお手入れしつつ騙し騙し今年も育てていたのですが、撤去してマリーゴールドを植えようと思う。
6月13日の早朝4時にそれは起こった。
トイレに行こうと目覚め、起きようとしたらびきっ!としかも両方のふくらはぎが釣ってしまった!凄く痛い。いやね、こむら返り的なのは痛みが引くまで耐えればいいのですが、トイレにも行きたいの。すごい痛みの中壁に縋り付くようにトイレに移動した。
6月13日は実は70日に一度の循環器内科の診察日です。予約しての受診なので雨でも行かねばならん!幸い、午後に曇りになったので自転車で病院へ。で、朝の地獄の両ふくらはぎのこむら返り中にトイレに行った話を愚痴ったら、先生は漢方薬を処方してくれた。

これで早朝のこむら返りも怖くない!
思うに、雨混じりの早朝、梅の収穫が敗因かも?普段なら絶対にやらない「背伸び」だのアクロバット的な姿勢で梅を獲ってたからねえ。しかも、前夜うっかり裸足で寝たから足が冷えたのかも?心当たりが多すぎる。けど、あの痛みは2度と味わいたくない。
保険のように枕元にツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒のお薬袋とコップに水を用意してます。
6月14日です。収穫時はまだ青梅だったけども、次第に黄色く熟してきた。梅のいい香りも漂い始めたので梅仕事を始めることとする。
まずは黄色く追熟してる梅の実を拾う。
次に大きな鍋に梅の実を浸す。
アク抜きです。一晩漬ける。
でもまだまだ色づき待ちの梅の実はこんなに残ってます。
ちなみにこの丸い入れ物に並べているのは、人工授粉に使った枝垂れ梅の実です。花粉を集めた時、筆に白梅(梅干し用)の花粉もついていたらしく、枝垂れ梅にも実が出来てました。これも黄色になったら梅干しにしよう。
ゼーハー!
6月15日アク抜きの終わった梅の実を、痛みのあるものを取り除き。残りはヘタを取る。ヘタは楊枝やアイスピックを使ってます。
梅干し用に出来る実を1個1個ホワイトリカー(焼酎)で洗う。
計量。1キロあたり150グラムの塩を用意したら煮沸消毒済みの瓶に詰めていく。
これがやってもやっても終わらない。7、5キロを詰め終わったところでホワイトリカーが切れてしまった。休憩。ご飯を作りスーパーにホワイトリカーの買い出し。
午後も梅仕事の続き。で、上の画像は6月15日終了分。つまり14日に鍋や洗い桶に浸してあったアク抜き済みの梅を瓶に詰め終わる。続きにざる並べていた梅で追熟の終わった実をまた鍋や洗い桶に浸してアク抜き開始。
6月16日朝、アク抜きの終わった梅を再びヘタ取り。器を煮沸消毒。
で、現在瓶詰めした梅は約20キロ!!
まさかの!!しかもまだ残ってて、さっき追熟が終わった梅を洗い桶につけて来た。
ボチボチビンの在庫がヤバい。30キロ分はない!え〜と?これ以上新しい瓶は買いたくないんだよね。ビンがなくなって、まだ実が残っていたらジャムを作ろう。梅酒は青梅でないと作れない。追熟して黄色くなった梅では作れないのだ。本当は梅ジャムも青梅でないと美味しくないやもしれんが、残りの瓶がね。煮沸消毒が終わってる分が梅の実4キロちょっと分しかない。どう見ても足りん。
え〜と?ジャムを作るのなら砂糖がいるな。あとジャム用の小さめのビン。
なぜだ。既に晴れててじゃがいもを掘りに行かねばならんのに梅仕事がまだ終わらない。はっ!そういえば、今日は昨日瓶詰めした梅を振ってない。毎日瓶を振らねばカビが発生しちゃうのだ。が、がんばれ私。