元日から3ヶ月半が過ぎ、やっと墓参りができた。
山の手とはいえ、もう葉桜となっていたが、
お天気も良く、爽やかな風が暑気を払ってくれた。
「子供たちをしっかり見てあげなさい。」
母親が亡くなった後、夢で私を叱った言葉である。
その後、ひたすら子供たちを一人前にするまではと、
堪えがたきことにも堪え、自分なりに頑張ってきた
つもりである。
「とりあえず、約束は果たしたぜ、母ちゃん。」
話しかけても、彼女は無言でいる。
「よく頑張ったね。」
「いやいや、まだまだこれから。」
この裏腹な言葉を息子にかけられるほど器用な
人ではない。
だから黙っている。
「俺もまた一から頑張るわ。」
その言葉を待ってましたとばかりに、一陣の風。
それが、彼女の応えだろう。
山の手とはいえ、もう葉桜となっていたが、
お天気も良く、爽やかな風が暑気を払ってくれた。
「子供たちをしっかり見てあげなさい。」
母親が亡くなった後、夢で私を叱った言葉である。
その後、ひたすら子供たちを一人前にするまではと、
堪えがたきことにも堪え、自分なりに頑張ってきた
つもりである。
「とりあえず、約束は果たしたぜ、母ちゃん。」
話しかけても、彼女は無言でいる。
「よく頑張ったね。」
「いやいや、まだまだこれから。」
この裏腹な言葉を息子にかけられるほど器用な
人ではない。
だから黙っている。
「俺もまた一から頑張るわ。」
その言葉を待ってましたとばかりに、一陣の風。
それが、彼女の応えだろう。
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