ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

反抗期

2014年02月03日 | ノンジャンル
娘も、息子も、反抗期と呼べるほど際立った時期は
無かったように思える。

どちらかというと、あれやこれやと私に話を
聞いて欲しい二人なので、あまり気にもしていなかった。

息子は相変わらず、私に話しかけてきては、冗談返しに
撃沈し続けているが、娘はどうやら、かなり遅ればせの
反抗期かもしれない。

二十歳を過ぎて反抗期というのも変だが、多感な時期に
父親を嫌悪するといったことがなかった彼女にとっては
仕方がないのだろう。

ただ、原因ははっきりしている。
大学生とはいえ、成人してからは、社会人としての目線から、
注意することが多くなった。

それまでは大目に見てきたことも、そうはいかない
ことについては、口うるさく言ってきた。

最近では口もきかないどころか、私と家で会うことを
避けているようだ。
もっとも、出張が多いので家にいることは滅多にないが、
それでもたまたま居合わせようものなら、自分の部屋に
直行である。

娘に嫌われて、淋しい想いをしている世の父親のことなど
他人事であったが、「今でしょ」じゃなく、
「今かよ」というタイミングで同じ想いを味わうことに
なるとは思ってもみなかった。

どう考えても非は向こうにある。
それをわざわざ火に油を注ぐが如くあげつらう気は
毛頭ないが、状況的に、非のある方が優位なのは
やはり父娘の微妙な関係なのであろう。

それはむしろ、夫婦の微妙さに近い。

大げさな言い方をすると、法的にはこちらが9対1で
確実に勝利であっても、夫婦的あるいは父娘的には、
4対6ぐらいの微妙な差で不利となってしまう。

何とも理不尽なのだが、それが世法、国法と、家法の
大きな違いなのである。

さてさて、このまま捨てておいて、ほとぼりがさめるのを
待つか、あえて火に油を注ぐか・・・。

性格的には一気に油を注ぎたいのであるが、殊、娘となると、
話が違ってくる。

様子を見ながら、ちびちびと注ぐかと思案している。
しかし、何とも理不尽な話ではないか。



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2 Comments

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Unknown (優しくない名無し)
2014-02-04 21:15:57
それが反抗期かどうかは私にはわかりませんが、反抗期は必要なものだから。一気にそそごうが、ちびちびいこうが、捨てておこうが、すぐになくなると思います。たいていは。
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Unknown (jetlinks)
2014-02-06 22:20:10
まあ、こちらとしては変わらないスタンスで、
一気に爆発だけは避けようと思っています。 ^^

ありがとうございました。
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