ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

長旅

2008年06月07日 | ノンジャンル
この3年間で、韓国、上海と海外出張に出たが、いずれもあまり
国内出張と変わらない距離で、それなりに大変ではあるものの
あまり疲れを感じなかったが、今回は長距離の移動で、帰りは
夜中便という事もあってさすがに疲れは隠せない。

今までなら、往きは空港で一杯飲み、機内では飲み続け、現地に
着けば歓迎の接待で飲みというのが常であったのが、飲まない今、
長時間の移動は手持ち無沙汰でもあり、退屈でもあった。

それでも現地に着けば接待は必然で、連夜、深夜にまで及ぶと
辛いものがあったが、無事に過ごせたのは断酒3年の土台の
おかげだろう。
お勘定の意味でBILL(ビル)と言ったのに、BEER(ビア)
と聞き間違えられた時は笑ってしまった。
以前なら、まあ、もう一杯くらいいいかと、そのままビールを
持ってこさせていただろう。

マレーシアには、昔、プロジェクトで頻繁に訪問していた。
もちろんその頃は全盛期で、飲む事が仕事の一部かのようで
あった頃である。
今回もその頃と同様に、飲む場面にいくつも遭遇したが、今は昔
という感覚で、幾ばくかの淋しさは否定できないものの、
欲求はまるで無かった。

しっかりと土台が出来た上での、今回の出張で良かったと
思っている。

機内で読んだ雑誌に面白いものがあった。
周りに気を遣い過ぎる性格で、あまり外出を好まない内向的な
人の方が、大らかでアウトドアを好む外向的な人よりも肥満に
なりにくいという統計があるそうだ。
内向的だから痩せるのか、痩せているから内向的なのかは
わからないが、自分にあてはめて考えると面白い。

日本ではサービス業といえば笑顔が不可欠だが、アジアの他の
国ではそうでもない。むしろ無愛想なくらいである。
日本では笑顔での接客が大前提となるし、実際に接客笑顔の
コンサルタントもいるらしいが、作り笑顔というのは
精神衛生上良くないらしい。

仕事とプライベートをスイッチを切り替えるように分けられたら
良いのだが、実際は、仕事上とはいえ、作り笑いに慣らされると、
それが常態化して、精神的に抑うつ等の問題を生じさせやすく
なるらしい。

自然に笑顔でいられる事が最も望ましいし、その笑顔は輝いて
いるが、確かに作り笑顔には輝きが無い。
海外出張から帰ると、作り笑顔の後遺症で、両頬の筋肉が
痛くなる。普段、営業スマイルの必要ないところでは、無愛想
なんだろうなと思い知らされるが、精神衛生上はその方が
良いらしい。

なかなか、興味深い二つの記事であった。

さて、疲れのせいか、まとまりも取りとめも無い話となって
しまいましたが、とりあえず、無事に帰ってきましたという
ご報告ということで。。。




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5 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (heart)
2008-06-07 06:46:32
やっぱり、さすがっです。
その一言につきますね。
今日のブログは、いつもと違うね。
でも、だから、好きです。
お疲れさまでした。ゆっくりお過ごし下さい。それでも、やっぱり、笑顔がすきだし、笑顔でいたいです。
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Unknown (jetlinks)
2008-06-07 09:29:50
心から笑っている時の笑顔は誰しも自然で、
見た目に違和感はありません。

作り笑顔や作り笑いが、抑圧になってしまうと
いう事はよく解ります。
何となく無理を感じますしね。

お仕事では多少の無理は必要でも、ご家庭では、
自然な笑顔で過ごせて、結果いつも笑顔で
いられたなら良いですね。
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Unknown (jetlinks)
2008-06-07 18:21:54
笑顔に包まれて育った人は、普段の顔が
自然な笑顔になっています。
そこには無理も何もありません。

そういう笑顔が増えていく世の中になれば
良いですね。
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Unknown (heart)
2008-06-07 20:12:24
無理に元気に明るく楽しく働こうと、気合い入れすぎなのかな。無理は疲れますね。
それでも、楽しく仕事したいから。
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Unknown (jetlinks)
2008-06-07 22:47:43
切り換えが出来ていれば大丈夫でしょう。

仕事もプライベートもいつも無理があるようなら、
要注意です。

仕事で無理しても、プライベートで気を抜ける事が
大事ですね。
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