再生、新生の原点の日に、クリニックへ行った。
通院は不定期で、数ヶ月も間が空くことが多く、
金曜の午後は休診となっていた。
それでも、自ら足を運んだその場所に行くことに
自身の原点確認の意義がある。
そういえば、初めて受診した時も、午後は
休診だった。
ピークは越えたとはいえ、まだ幻視、幻聴が
ひどい中、朝から営業会議。
その後、キーボードもまともに叩けなくなり、
クリニックへ電話。
緊急を要する状況と判断されたのか、午後に診察が
決まった。
○○さんのために居残りさせられたとは、後日の
看護師さんの言葉。
同じ時期に、同じ場所へ行くと、これまで多少の
フラッシュバックを感じていた。
身体も心もズンと重くなり、息苦しささえ感じた。
だが、紙一重で生を拾い、今現在、生きている
からこそそれを感じることができる。
つまりは、その瀬戸際を乗り越えて生き永らえた、
それ故のフラッシュバックである。
乗り越えた事実がある以上、それは年々、
薄らいでいった。
今回感じたのは、生きているという事だ。
先生亡き後故に、その実感も、ひとしおなの
かも知れない。
様々な心の傷を持っている人は、予期せぬきっかけで
最も大きな苦しみの記憶を再現させ、その傷を
蘇らせてしまうこともあるだろう。
だが心配はいらない。あなたは、確かにそれを
乗り越えて、今を生きている。
そして、それを抱えながら、これからも生き続けて
いく力を既に持っている。
今を生きるあなたは、
傷を負った時のあなたではないのである。
通院は不定期で、数ヶ月も間が空くことが多く、
金曜の午後は休診となっていた。
それでも、自ら足を運んだその場所に行くことに
自身の原点確認の意義がある。
そういえば、初めて受診した時も、午後は
休診だった。
ピークは越えたとはいえ、まだ幻視、幻聴が
ひどい中、朝から営業会議。
その後、キーボードもまともに叩けなくなり、
クリニックへ電話。
緊急を要する状況と判断されたのか、午後に診察が
決まった。
○○さんのために居残りさせられたとは、後日の
看護師さんの言葉。
同じ時期に、同じ場所へ行くと、これまで多少の
フラッシュバックを感じていた。
身体も心もズンと重くなり、息苦しささえ感じた。
だが、紙一重で生を拾い、今現在、生きている
からこそそれを感じることができる。
つまりは、その瀬戸際を乗り越えて生き永らえた、
それ故のフラッシュバックである。
乗り越えた事実がある以上、それは年々、
薄らいでいった。
今回感じたのは、生きているという事だ。
先生亡き後故に、その実感も、ひとしおなの
かも知れない。
様々な心の傷を持っている人は、予期せぬきっかけで
最も大きな苦しみの記憶を再現させ、その傷を
蘇らせてしまうこともあるだろう。
だが心配はいらない。あなたは、確かにそれを
乗り越えて、今を生きている。
そして、それを抱えながら、これからも生き続けて
いく力を既に持っている。
今を生きるあなたは、
傷を負った時のあなたではないのである。