ALQUIT DAYS

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為替レート

2018年06月12日 | ノンジャンル
仕事柄、昔から通貨の為替レートには敏感である。

午前場、午後場と、一日においても最低二度は
確認する癖がついてしまっている。

世界の為替市場の影響を受けることが多い、
どちらかといえば受け身市場である日本の相場を
読むなら、世界市場の動向確認が不可欠である。

FXなど、為替相場で資産を増やそうとする
人も多くなったが、個人的には相場には
全く興味はない。

それは先物や証券取引なども含め同じことで、
要するに博打である。

家に居ながら、儲けたり損したりなどという
ゲームのような事にはもとより興味がない。

ただ、仕事の上では非常に重要なポイントである。
ドル契約が年間1億ドルあるとして、1円、
円高になれば、1億の損、円安になれば
1億の為替利益となる。

よって、為替の動向を読むことは常に切実な
課題でもある。

もっとも、昔のように100%輸出という
業務形態から、輸入、三国間という形態が売上の
大部分を占めるようになった現在では、レートの
変動はさほど大きな要素ではなくなってきている。

円高になれば、輸入で利益となり、
輸出で損益となる。つまりバランスが取れる
という事だ。

外為法の改正で、国内でも外貨決済ができるように
なってから久しい。

レート変動の影響は、皆無ではないがほとんど
なくなったといってよい。
それはそのまま、バランスの良い状態、つまり
安定した状態になってきたという事である。

世界市場は常に変化し続けているが、その会社は
安定している。 これは一つの理想であろう。

周りの状況の変化に蠢動されることなく、
安定している。 これを成熟と呼ぶのかもしれない。